答案と迎える夜明け
中小企業診断士受験生の
添削答案を抱えて、
窓の外がだんだん
明るくなっていく光景を見た。
答案を見ていると、
実際に話したら理解されているのだろうなぁ、
本当はこう書きたかったのだろうなぁと、
顔も知らない受験生の方の気持ちが
透けて見える気がする。
この対話する感覚が好きで、
添削をしてきたんだなぁと思う。
試験まであと1ヵ月半。
今度お名前を見るときは、
受験生でなく診断士になっていてね!と祈りながら、
語りかけるつもりで、にじむ赤ペンで書き込んでいく。
目が冴えていたつもりだったけれど、
答案の赤字がふらついている。
あー、受験生に申し訳ないかも。
会社員時代は珍しくなかった徹夜も、
もう無理はできないと気づく。
彼らが受験生を卒業されるとともに、
私も徹夜仕事から卒業かな。
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