砂に立つ
明日はある団体さまの
リーダー研修で鳥取に来た。
早めに移動して、
鳥取砂丘に向かう。
鳥取駅からバスで約20分。
目の前に、
一面砂だけの景色が広がる。
砂の斜面を下り、
馬の背と呼ばれる丘をめざして歩く。
思ったより傾斜が急で、
ふわふわの砂に足が沈む感覚を
楽しみながら、1歩ずつ踏みしめる。
さらさらの砂の感触を味わいたくて、
せっかく持参したサンダルを脱いで、
素足で砂の上に立ってみる。
同じように見える砂地にも、1歩ごとに、
太陽の暖かさを感じるところと、
ひんやりした感触のところが入れ替わり、
表情豊かな砂地が楽しい。
穏やかな海と、雲1つない青い空を眺めていると、
心の中がからっぽになっていくのを感じる。
少し肌寒くなって、早めに切り上げてしまったけれど
太陽が沈む直前の茜色の空を眺めてみたい。
コメント