ハグの文化
私がコーチングを学んだCTIジャパンのワークショップでは、
別れ際などに、ハグしあう人たちをよく見かける。
初めてそういう場面を見たのは、応用コースを卒業した後、
2003年春にアシスタントとしてワークショップに参加したとき。
次々とハグしあうみなさんを見て、
この人たち日本人?と目を疑った。
一歩ひいて眺めているだけでは許されず、ハグの嵐は
私にも押し寄せた。
変な世界・・・と思っていたら、
コーチ仲間の集まりではハグがスタンダードになっている。
ワークショップの会場ではもちろん、
飲み会のあとの路上や電車のホームなどでも、
平気でがっちりハグ、ハグ、ハグ・・・
何度そんな場面を見ても、巻き込まれても、
今も私は慣れない。
ハグどころか、握手もあまり好きではない。
毎回、「これは挨拶だから。」「私だけ逃げられないから」。と
言い聞かせながら、気合を入れてがんばっていた。
こんなふうに感じているのは私だけと思っていたら、
憧れのコーチの1人のゆかりさんも握手やハグは苦手だという。
年末のワークショップでは、
ゆかりさんは私をしっかりハグしてくれて、
私の大きなグレムリンを吹き飛ばしてくれた。
ゆかりさんのハグはとても温かくて、
大きな安心感を私に与えてくれた。
ハグだけが愛情表現ではないと思うし、
急に抵抗がなくなることもないと思う。
ただ、あの温かいハグを思い出せば、
愛情を素直に受け取って、
ハグを返せる人にはなれそうな気がしてきた。
ゆかりさん、
年末の素敵な体験をさらに深めていくきっかけをいただいて、
どうもありがとうございます!
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