思い込みを解く魔法
「心を変える魔法のことば」セミナーの
2日め。
動機づけや行動のパターンを何種類も
学んだ。
あるコーチングのクライアントさんと私とは、
パターンが全く違うことを知った。
例えば、
私は、うまくいった状態を想像するとき、
「~できている」「~に満たされる」といった表現をよく使う。
そのクライアントさんは、毎回、
「人に嫌われないように、~してはいけない」
「~しないよう気をつける」「~しなければならない」と言う。
コーチングやNLPを学び始めたころ、
望むことは肯定文や、現在形・完了形に言い換えること、
「~ねばならない」などの制限は、本音ではない場合が多い
などと習ってきた。
一般的にはうまくいくことが多いので、いつのまにか、
私の中に思い込みができていたことに気がついた。
クライアントさんの話すトーンや使うことばを合わても、
距離を感じる理由が腑に落ちた。
私が好むパターンは、
このクライアントさんには居心地が悪かったのね。
ヒントをいただいて、今夜のセッションに臨んだ。
クライアントさんの表現をそのまま使って、
「相手に~と思われないためには?」
「~しすぎないようにするんですね」と話すと、
あっけないくらいスムーズに進んだ。
本当に、魔法みたい。
この2日間で習った魔法は、
私にかかっていた思い込みをといてくれた。
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