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2005年6月

2005.06.29

Rainbow_1夕方5時すぎ、空を見上げると、
虹がかかっていた。
鮮やかな色のグラデーションが、
くっきり見える。
ひさしぶりに見た虹に、
しばらく見とれていた。

最近、コーチングやNLPのワークで思い浮かぶイメージは、
広い空間の中にカラフルなものが含まれる世界。
遊園地をイメージしたときも、
色鮮やかに回るメリーゴーランドと観覧車が浮かび、
それが全景に広がった。
色とりどりの洋服を着た仲間の笑顔があふれる光景、
夜の空に、大輪の花火が次々と開く光景。
いずれも、広い空間と鮮やかな色。

そのうち、何か意味が見つかるかもしれない。

2005.06.28

天才的方向音痴

Sunflower市役所の商業専門指導員の
お仕事は、月4回の契約。
今月はイレギュラーで、
2日連続で出勤した。
午後からの商店街の巡回も、
1人で行くことになった。

目的の1つは、
月1回お話を聞いている商店街の衣料品店。
少し入り組んだところにあるので、
1人では絶対に行けないという、妙な自信があった。

なぜなら私は、天才的な方向音痴。
どうすればこんなに単純な道で迷えるのか、
どうしてこんなに高い確率で逆の道を選べるのか、
我ながら感心してしまうくらい。

案の定、どんなに歩いても商店街の気配さえない。
あたりを2周くらい徘徊して、ふと思った。
逆ルートからなら行けるかも。

そこで、先にJRの駅周辺のお店を回ってから、
再びチャレンジ。
なんとなく、見慣れた景色やにおいを感じる。
なんとか商店街にたどりつき、
お店の方にもお会いして、無事に任務完了。

炎天下を心細い気持ちで2時間以上歩いたあとは、
足が動かない。
帰りの電車では、
思わず通路に座り込みたくなる衝動と闘った。

2005.06.27

コンサルタントは体力勝負

Campanulaこの夏は冷夏という予報だったのに、
連日真夏日。
メイクをしても、一歩家を出た瞬間、
汗で流れてしまう。

毎週月曜日に訪問する、
市役所の商業専門指導員のお仕事は、
午後は市内の商店街を巡回して、
お店の方にお話をうかがう。
春先の気持ちいい季節でも、
数時間歩き回るのは結構つらかった。
ましてこれからの季節、体力に不安がよぎる。

今日も、日傘とハンカチを片手に、
体格のいい職員さんの歩くスピードに必死でついていく。
アーケードのある商店街に入ると、
生き返ったようにほっとする。

中小企業診断士の受験勉強をしていたころは、
ただ機械的に、
商店街のアーケードやカラー舗装の重要性を暗記した。
炎天下にハイヒールで歩いてみると、
そのありがたみを実感する。
今度、商店街の方にアーケードについてご相談を受けたら、
今まで以上に力説してしてしまいそう。

企業のコンサルティングのお仕事も、
長時間業務になることが多い。
頭脳労働がしたくて、コンサルタントをめざした私。
深く仕事をすればするほど、つくづく、
この職業は体力勝負だと思う。

2005.06.26

似合う色

Origami知人の紹介で、カラーコンサルタントの方に
診断してもらう。

今までに何度もカラー診断をしてもらったことが
あるけれど、四季に分類するタイプでは、
ベテランの先生に見てもらっても、
スプリングでもサマーでもなく、
当てはまるカテゴリーがない。
肌の色は黄色系なのに、
その分類で似合うはずの色をあてると、
肌が一気にくすんで見えていた。

今回は、
クール、ニュートラル、ウォームの3タイプに分類するもので、
とてもしっくりくる結果をいただいた。
私は、ニュートラルに分類されるらしい。

薄い赤やグリーン、パステル系のフラミンゴピンクや
アクアブルーをあててもらうと、
鏡で見る自分の肌に透明感が増すのがわかる。
似合うと言われた色のグループは、
私が好きな色ばかりだったので、とてもうれしくなる。


ただ、この色味を洋服やメイクで探すのは難しいらしい。
もうすぐ夏のバーゲン。
好きな色&似合う色が、見つかるでしょうか。

2005.06.25

優雅なひととき

富山での創業塾を終えて、金沢に向かう。
創業を希望される20名の女性に、
「輝く女性経営者になるために」というお話をしたあと、
自分のためのぜいたくなひとときを過ごす。

Kanazawa金沢のホテルティーラウンジで
迎えてくださったのは、
中小企業診断士の先輩の
遠田さんをはじめ5名の方。

昨年11月に富山に行ったときにも、
高砂茶寮で楽しい場を過ごした。
その時にお会いした方が半分くらい、
初対面の方が半分くらいで、
かわいいデザートプレートを前に、お話が弾む。

私以外のみなさまはITコーディネータの資格をお持ちで、
お話の中に、当たり前のようにIT用語が飛び交う。
NLP(神経言語プログラミング)のことを話したときも、
「日本語ラインプリンター?」とおっしゃった。
私はその存在さえも知らない。
環境が違うと、イメージするものがこんなにも違うんだなぁと、
とても新鮮に感じておもしろかった。

短い時間だったけれど、またお会いしたい。
また北陸のお仕事が入らないかな。

2005.06.24

輝く女性に

明日は、富山県の女性向け創業塾でお話をする。
いただいたタイトルは、「輝く女性経営者になるために」。

このタイトルを見た瞬間、
きゃ~素敵!と私のモチベーションが
どんどんあがっていくのを感じた。
話したいことがあふれてくる。

骨子を練る前から、
「わたしのヒロイン度」「わたしのシンデレラストーリー」などと、
手が勝手に動き出すように、見出しが浮かび上がる。

明日は、どんな講座になるのだろう。
終えるときには、
きらきら輝く笑顔が部屋中に満ちあふれますように。


明日のスーツを選ぼうとして、私が手に取った服は、
なぜか先日買ったばかりのワンピース。
鏡には、うれしそうな笑顔の私が映っている。

「確かに早く着たいよね。でも、明日はお仕事だからね。
 講師だからね。明日はビジネススーツにしようね。」

どんなになだめても、
ワンピースを胸にあてた私の笑顔が消えない。
しばらくいろいろ言い聞かせてみたけれど、
やっぱり無理みたい。
舞い上がる感覚ではなく、
不思議と静かな、そして確信のような感覚。

自分の感覚を信じてみようと思う。
行ってきまーす。

2005.06.23

かもめのジョナサンの世界

何名かのNLPトレーナーやコーチのおすすめの
かもめのジョナサン」を読んだ。
 「かもめのジョナサン」 リチャード・バック著

昔、ページを少しめくって、
どこがおもしろいのだろうと思った記憶がある。
ここ数日、大勢の方がすすめてくれるので、
じっくり読んでみることにした。

明日の電車の中で読もうと決めたのに、眠りにつく前に、
つい1ページめを開いてしまった。
もう2時すぎなのに、
明日のコンサルティングは長時間だから早く寝ないと、
という意識とはうらはらに、目が釘づけになっていく。


限界を超えようとする姿、
たった1羽で真理を追究する姿、
内なる声に従う姿、
1ページ1ページに、はっとするような深い意味を感じた。
胸に刺さるような一言一言を味わって、
何度か読み返したい1冊になった。

2005.06.22

赤毛のアンに学ぶ女性性

言霊鑑定をしてもらった。
命名の由来や、1音1音のひびきから、
使命や役割を見てもらうものらしい。

小学校の宿題で、名前の由来を両親に聞いたことがある。
父親は男の子がほしかったのでがっかりして、
生まれてからも私の名前を考えようとしなかったらしい。
そこで、
母方の祖父が少しでも愛着を持って育ててもらえるように、
父親の名前の1文字と「子」をつけたという。

そう話すと、先生はこう教えてくれた。
「あなたには、
 女性のすばらしさを伝える特別な役割があります。
 女性性を創造するのがあなたの使命です。」


耳を疑った。
命名の由来に悲しみを覚え、
女性に生まれたのは間違いだという思いが
私の心の底にずっと渦巻き、苦しんできた。
小柄な体格や高めの声など、
外見を男性っぽくするのは難しいので、
どうすればもっと男っぽくなれるかと考えてきた。
そして、学校や仕事、性格的に男っぽさに憧れてきた。

先生は、赤毛のアンを引き合いに出して説明された。
男の子がほしかった家族に引き取られ、
最後には、「12人の男の子よりアン1人のほうがいい。」と
言われたエピソード。

昨夜、何か懐かしい本が読みたくなって、
手に取ったのは「赤毛のアン」。

 「赤毛のアン改版

まだこのエピソードまで読めていないけど、
無意識のめぐりあわせが起こっている。
赤毛のアンを、ゆっくりと読み返してみようと思う。

2005.06.21

キャンドルとともに

Candle_1夏至。
100万人のキャンドルナイト」の日。
夜8~10時の2時間、電気を消して、
キャンドルの灯で過ごそうという
プロジェクト。
テレビを消して、
キャンドルの灯で本を読んだり、
お話をして過ごそうと呼びかけられている。

今年こそ実践しようと思って、小さなキャンドルを用意した。
ふだんは、起きている間ずっとついているパソコンを消した。

小さなキャンドルの灯。
本を読むには灯が弱かったので、音楽をかけてみた。
CDをかけるには、電気を使ってしまうけど。

小さな灯と心地よい音楽とともに、
いつもよりゆったりと時が流れた。

2005.06.20

涙のイリュージョン

イリュージョン」を読み終えて、
余韻にひたりながら地下鉄のホームを歩いていると、
1人の女性が立っていた。

今にも泣き出しそうな、思いつめた表情に、
なぜか吸い寄せられるように近づいた。
目が合った瞬間、彼女の目から大粒の涙がこぼれた。
じっと私を見つめたまま。

彼女に何があったのか、彼女は誰なのか、私は知らない。
ただ、ことばはいらないと思った。
無言で、示し合わせたようにホームのベンチまで下がって、
一緒に座った。
しばらくの間、ただただ黙って座っていた。
ゆっくりと、呼吸に意識を向けながら。

しばらくすると、意識からす~っともやが消えた。
その瞬間、うつむいて泣いていた彼女も顔を上げて、
にっこり微笑んだ。
少しはにかんだ表情の、とても美しい笑顔。
その瞳の奥に、何か確信に満ちたものを感じた。

「もう大丈夫ですね。」
自然に、私の口から出たことば。

彼女は深くうなずいて、ホームに入ってきた電車に乗った。

彼女を見送りながら、この体験は何だろう?と思った。
夢を見ていたような感覚。
幻覚のような、まぎれもない現実。
イリュージョン」を読んで起こった、
私にとってのイリュージョン。

2005.06.19

イリュージョン

コーチの先輩のひろきさんに、「イリュージョン」を借りた。

 「イリュージョン」 リチャード・バック著

帰りの電車で、
なにげなく開いたページに書かれていたことばに、
偶然とは思えない意味を感じた。

  ある願望が君の中に生まれる。
  その時、君はそれを実現させるパワーが
  同時に在ることに気付かねばならぬ。
  しかし、そのパワーの芽は、
  きっとまだ柔らかい。

叶えたい夢に向かって、
目に見えない手ごたえが芽生える感覚を受け取った。

2005.06.18

偶然を引き寄せる

JinjaNLPのワークショップに参加した。

ある方が、最近行かれた神社のことを
話された。

休憩時間に外の空気に触れに行く。
近くを散歩すると、
オフィス街の真ん中に、神社を見つける。
ご縁を感じて、丁寧にお参りする。

私が話したことについて、
トレーナーがホワイトボードに書かれる。
その絵を見ていると、
あるコーチングのクライアントさんの顔が浮かぶ。
休憩時間に、そのクライアントさんからメールが入る。

そのクライアントさんのことばを見て、ある本を思い出す。
ワークショップの参加者が、その本の話を始める。

夜、別のクライアントさんとコーチングをしていると、
彼がそのことばを口にする。

次々と、関連することが連続して起こる。
シンクロニシティ(共時性)は、
大学で心理学を専攻したときにも学んだし、
ことばを知らなかった子どものころから、
体験として知っていた。
ただ、ここまで重なるのは珍しい。
偶然はやってくるものではなく、
引き寄せるものだと感じた。

2005.06.15

長時間労働とおいしい夕食

久々に、外出先で長時間労働。
朝9:30からプレゼンテーションセミナーをして、
夕方、タクシーで移動して、
夜10:00まで、
ある企業さまのプライバシーマークの取得支援。

作業を一気に仕上げてしまう必要があって、
長時間会議室にこもっていると、
面識のない年配の男性が入ってこられた。
課長さんと小声で話された後、
大きな紙袋を置いて帰られた。
社内資料を置きに来られたのかなと、
気にとめずに、社員さんの説明を聞き続けていたら、
いいにおいが。。。

Hamburger紙袋の中身は、
マクドナルドのハンバーガーの
差し入れだった。
きゃ~。意外な展開。
疲れが出ていた私たちの表情が、
一気に緩む。
少し雑談しながら、ありがたくいただく。
久しぶりに食べた懐かしさと、
会社の方のお気持ちがうれしくて、
どんなごちそうよりおいしい夕食になる。
  画像はマクドナルドのサイトから拝借しました。

2005.06.14

写真のリニューアル

Mako半月くらい前に撮ってもらった写真が届いた。
デジタル画像の容量が大きかったので、
なにげなく開くと画面いっぱいに自分の顔が
広がって、誰もいない部屋で、一人赤面した。

昔からあいかわらず、自分の顔も写真も苦手。
今回撮ってもらったのは、
名刺やお仕事先に提出するプロフィールなどに使う写真を
新しくするため。
今まで使っていた写真は、会社を辞める前に撮ったもので、
約2年前の私。
自分ではそんなに変わっていないと思うのに、
名刺交換をする初対面の方から「いつの写真?」と聞かれる
ことも増えていた。

いろんな角度や表情の写真があるので、
mixi、GREEの写真を、お仕事用に使わないカットに変更した。

2005.06.13

我が家のライトアップ

Light帰宅すると、自宅の壁にライトがあたっている。
白い壁が光っている。
何だろう?

光源を探すと、壁に街灯のようなものがついている。
母に聞くと、近くで不審者情報もあり、
以前我が家の花壇が荒らされたこともあったので、
センサーライトをつけたらしい。

たまたま私が帰宅する直前に母がゴミを出しに行ったので、
ちょうどライトがついていたみたい。
話を聞いて、もう一度外に出てみると、ライトはもう消えていた。

2005.06.12

懐かしい再会の日

昨日は、懐かしい方々との再会が続いた。

昼間は、ある大学のビジネスプランセミナーに行く。
そこで、数年前の阪本塾で一緒だった方々と、思いがけない再会。

お1人は、ハヤカツ北海道移住への道のハヤカツさん。
ブログで近況は知っているけれど、さらにスリムになられて、
一段とさわやかさが増したみたい。
もう1人は、シミカツ日記のシミカツさん。
運営スタッフとして、人懐っこい笑顔で迎えてくれた。
学生スタッフを絶妙の距離感で束ねていて、とても活き活き
されている。

夜は、Mint(経営情報研究会)の数年ぶりのオフ会。
主力メンバーのHさんが、2年間の米国留学に行かれる壮行会に
10数名が集まった。
Mintを立ち上げられたコンサルタントのNさん
ベストセラーの著書も多いコンサルタントのSさん
船場総研でもお世話になっているMさんOさん
都銀でマネジャーとして腕をふるわれているYさん、
弁護士をめざして大学院にも通われているYさん。。。
そうそうたるメンバーなのに、気さくに話せてとても楽しい。

数年前に、それぞれの世界で活躍されていたみなさんは、
数年たつと、もっと広いフィールドで活躍されている。
そんなお話をたくさん聞けるのが、とても幸せな1日だった。

2005.06.11

雨に咲くあじさい

Ajisai_1久々の雨。
ちょっと低めのテンションで玄関を開けると、
あじさいの淡い薄紫が目にとびこむ。

先日、コーチングのクライアントさんが、
「雨の日のあじさいってきれいですよね。」と
語ってくれたのを思い出した。
そのときは、
彼の内側の世界を見せてもらったと感じたけれど、
今朝、同じものを見ている実感がこみあげた。
薄紫の光が、心にさした。


あじさいを漢字で書くと、紫陽花。
今日、初めて向かう仕事先の建物の名は、紫光館。

この一致に気がついて、
今日は雨に咲くあじさいをテーマに過ごそうと決めた。

2005.06.09

日本語を学ぶ

Rose久しぶりに自宅でお昼ごはんを
食べていて、何気なくテレビをつけた。
ふと目に留まったのが、
教育テレビの日本語を教える番組。

教えていたフレーズは、
「あたしに払わせてください。」
「あたしでよければ、やらせていただきますが。。。」と
申し出る表現。

「あたし」と「私」
「あたしが」、「あたしに」、「あたしで」の違い
「払ってあげます。」ではなく、「払わせてください。」
「が。。。」
ここまで、細かいニュアンスを教えていることにびっくりした。


日常のことばに、こんなに気を使っているだろうか。
「私にやらせてください」なんて、久しく口にしていない。

言い回しそのものより、
申し出るという気持ちを忘れていた気がする。
親しみと謙虚さ、どちらも大事に伝えたい。

2005.06.08

懐かしのピボットテーブル

Notepc_2月曜日から3日間、職業訓練校で、
計数管理の講義をした。

テキストの高度な集計やグラフ、
データベース、ピボットテーブル
などを眺めていると、会社員の
ころが懐かしくなる。
特に、ピボットテーブルは私のお気に入りだった。

上司や先輩からは、いつも、
 「このデータが強調される、かっこいいグラフ作って。」
 「この企画を裏付けるような分析結果、出せない?」
などと、一見無謀な依頼が飛んでくる。

当時の私は、小手先の作業に疑問を持ちながらも、
あれこれ知恵を絞って工夫をするのは結構好きだった。
その時に大活躍したのが、ピボットテーブル。
今思えば、私のパソコンの小技は、
上司の無謀なリクエストで磨かれた。

会場に入ると、
大半の方がパソコンをほとんど触ったことがないと
おっしゃる。
無味乾燥にならないよう、
職場での活用事例をお話しした。

休憩時間や帰り際に、
 「よく見るこういうグラフはどうやって作るの?」
 「この表をもっと大きくしたい」「ここに色をつけたい」
 「家のパソコンでこういう画面がわからないんだけど」
などと質問を受けていると、会社員時代を思い出す。
ちょっとは、パソコンのおもしろさが伝わったかな。

2005.06.05

行きつけの店から去るとき

Rugosa昨日、いつも行くお店で、
ヘナのトリートメントをしてもらったら、
髪の色が黒っぽくなりすぎてしまった。

今までの店員さんが辞めて、
オーナーに担当が変わってから、
いまいち納得できないことが多い。

何度も通っているので、安心してお任せして座っていると、
いつも1回のトリートメントを、2回もされてしまう。
おかしいと思って確認すると、
「色がよく出る」と説明されたので、
髪が傷んでいたのかなと、引き下がってしまった。

レシートをよく見ると、「インディゴ」と書かれている。
黒く仕上げるために加える染料。
私の肌には、明るめのブラウンのほうが似合うのに。
いつもそうお願いしていたし、
カルテを見ればわかるはずなのに。
オーナーはイメージコンサルタントの仕事もされているので、
似合う色もわかるはず。
料金も、2回してもらったので、前の担当者より4千円高い。


施術中、しゃべり続けられるのも、私には結構つらい。
ご自分の話が延々と続くのは聞き流せても、
私の経歴や仕事、共通の知人のことを細かく聞かれると、
話をそらすのに神経を使う。
リラクゼーションサロンなのに、帰るとぐったり疲れている。

こんなに不満が募ると、もうここには行かないと思う。
ヘナを扱っているお店を、さがさなければ。

2005.06.04

直覚

会社員時代にとてもお世話になったYさんと、
久しぶりにお会いした。

Yさんは、お仕事で尊敬していただけでなく、
趣味の世界も極められていて、名前が知られている方。
お忙しいのに人一倍面倒見がよく、
何でもわかりやすく教えてくださるので、
Yさんの周りにはいつも大勢の人が集まっている。

近況報告から、
いつのまにか興味深い世界へと話が弾む。

「直覚」ということばを教えてもらう。
深い意味は、まだ十分には理解できていない。

数ヶ月前から、
直感(Inspiration)と、直観(Intuition)について、
とても気になりはじめている。
このタイミングで聞いた「直覚」。

来月のCTIジャパンの設立5周年のワークショップでも
直感と直観を探る機会が用意されている。
しばらく、私が探っていくテーマになりそう。

2005.06.03

クライアントさんとコラボレーション

Hanabi_1クライアントさんが勤める会社で、
お取引先向けセミナーで
コーチングについてお話しする。

このクライアントさんは、
社内の仲間を集めて
自主勉強会を開いたり、
同僚やお取引先にメールマガジンを自発的に
配信したり、社内外の人を結びつけたり、
社内に新しい動きをどんどん生み出している人。

今回のセミナーも、彼とその仲間が発案されたもの。
業務ではないのに、
会社を良くしようという心意気に打たれて、
ボランティアで講師を引き受けた。


そこは、誰もが名を知る大企業。
かっこいい自社ビルの、ピカピカの会議室。
窓の外の大きな公園を眺めながら、
昨日見つけた遊園地の感覚を呼び起こして、
みなさんをコーチングの世界にお迎えする。

セミナーが終わるとき、みなさんが、
遊園地のクライマックスの花火に見えた。
あたたかい感覚が体中に広がる。

帰りの地下鉄の中で思い出した。
2年くらい前、私は当時のコーチに、こんな夢を語った。
  いつか、クライアントさんと一緒に仕事をしたい。
  クライアントさんの企業にお邪魔して、
  クライアントさんは社内から、私は外側から、
  何かコラボレーションしたい。

そのときは、遠い夢だと思っていた。
クライアントさんに叶えてもらった、私の夢。
クライアントさん、会社の方々、お取引先のみなさま、
どうもありがとうございます!

2005.06.02

遊園地

Wheel遊園地。
今日、NLPのワークで見つけた、
私の内的世界を象徴するもの。

にぎやかな感覚から出発して、
しだいに意識が変わって、
遊園地を含んだ町の風景が広がっていき、
日常の空間に溶け込むような感覚を味わう。

やっぱり私が着地するのは、穏やかな世界。
私の意識が向いていた場面は、
遊園地ではしゃぐ人たちの姿ではなく、
すべてのしがらみから解き放たれて、
すっきりと日常生活に戻っていく人たちの姿。

そういう空間を作りたいと、本気で願っているみたい。
昨年のCPCC(Certified Professional Co-Active Coach)
試験以降、何度もよく似たビジョンが登場する。
私のミッションが、見えてきたのかもしれない。

2005.06.01

駐車場で見た真実の瞬間

Car先輩診断士と一緒に、ある企業さまの
プライバシーマーク取得支援の
コンサルティングを終えたのは、
18:50ごろ。

外に出ると、先輩が急ぎ足になる。
次のご予定が詰まっているのかと思ったら、
駐車場が18時までで、
「18:30には戻ってきてください」と言われていたらしい。
私も一緒に駐車場まで走る。

駐車場の入口に、管理人さんが立っているのが見える。
不機嫌な応対をされるかな?と思いきや、
年配の管理人さんはにこにこ笑顔で、
「おつかれさんでしたなぁ」と迎えてくれた。
遅れたことを謝ると、
「大丈夫ですよ」とさらに笑顔を見せてくれる。
15分単位の料金も請求されていない。

気持ちよく見送られて、
先輩はまたこの駐車場を利用されると思う。
まさに真実の瞬間。
かなり前に、CRM関連のサイトで、
CS(Customer Satisfaction:顧客満足)の用語解説
担当したときも、
真実の瞬間の大切さに感動したことを思い出した。

コーアクティブ・コーチングも、
「クライアントと共に、その瞬間、瞬間から創り出す」と
いう考え方に立っている。
私は、「真実の瞬間」を積み重ねているだろうか。
駐車場のおじさんから、大きな問いをいただいた。

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プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

    ひとのわは、
    ビジネスとこころの
    パートナーとして、
    人材育成、
    組織・チームづくり、
    コミュニケーションに関する
    コーチング、
    コンサルティング、
    参加型研修・講演を
    通して、
    一人ひとりが持っている
    大きな力を引き出し、
    組織やチームのビジョンも
    個人の夢や目標も
    叶えられるよう、
    全力で支援します。

    ・中小企業診断士
    ・国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
    ・CRRグローバル認定プロフェッショナル・システムコーチ(ORSCC)
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