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2005年7月

2005.07.31

「姑獲鳥の夏」とNLP

「姑獲鳥の夏」を見に行った。
友達に勧められて読んだ京極夏彦さんの原作が
おもしろかったのと、
主演の堤真一さんのデビュー当時からのファンだから。

 「姑獲鳥の夏」 京極夏彦著 講談社文庫

京極夏彦さんの本は分厚いし、怖いと思っていたけれど、
脳の構造、意識と無意識の関係、記憶、時間軸、などなど、
NLPの解説みたいだなぁと思うところがいっぱいあった。

私の意識がそちらに向いているので、原作でも映画でも、
「脳は卸問屋みたいなもの」
「見たり、聞いたり、感じた情報を脳が交通整理する」など、
NLP的なセリフの1つ1つに反応しながら見た。

2005.07.30

Luciの隅っこに

はじめて「Luci」を買った。
伊東美咲さんが表紙のきれいな雑誌をレジに持っていくとき、
なぜか妙に恥ずかしかった。
一応(?)私も女性なのに、どうしていちいち照れるのでしょう。


こんな思いをして、
めったに買わないファッション誌を買った理由は、
またまた、ジャストレード(株)
須子はるかさんと松村香織さんが取材されているから。
「"女友達と起業"のサクセスストーリー」
自然な雰囲気で、お2人の大きな魅力が伝わってくる記事。

そして、よく見ると、
ページの右下の隅っこに、私の顔写真が。。。

ベストコーチのトップページが掲載されていて、
たまたま登録コーチの紹介コーナーに私が載っていたから。
読者の方はこんな細かいところには気がつかないような、
小さな写真。
それでも、びっくりしたり、照れたり、心臓がばくばくしたり。。。
私へのインパクトはとても大きかった。

2005.07.27

男の脳と女の脳

表紙にひかれて、日経サイエンスを手に取った。
「やっぱり違う男と女の脳」というタイトルが目に入ったから。

学術的に難しいところも多かったけれど、
興味深い記事だった。
 話を聞かない男、地図が読めない女
 共感する女脳、システム化する男脳
という本が出ているように、

 高次認識機能(思考や学習、認知や記憶に関すること)や
 情動反応に 関連する部分は女性のほうが大きく、
 空間的知覚に関連する領域は男性のほうが大きいらしい。

脳の性差は育つ環境ではなく、生まれつきらしい。
生後1日目の赤ちゃんも、女の子のほうが人の顔を追うという。
人間だけでなく、サルの子どもにおもちゃを与えると、
男の子は車などで遊び、女の子は人形などで遊ぶ。

子どもが事故にあう場面など
感情を強く刺激する映像を見た場合、
 女性は、細かいところを覚えていて大筋は思い出せない
 男性は、概略は覚えていて細かいところが思い出せない。

「女の子らしく」「女の子だから」といわれなくても、
生まれつき、女の子としてインプットされているのね。

NLPを学び始めてから、脳の話がおもしろいなぁと思う。
女らしさを求められるのが苦手なのは変わらないけれど。

2005.07.26

憧れたお仕事

台風7号のニュースを見ていて思い出した。

子どものころ、私はレポーターになりたかったの。
台風中継をやりたかったの。

不謹慎かもしれないけれど、子ども心には、
波が高くなった海岸沿いで全身に暴風雨を受けながら、
台風接近の状況を伝えるレポーターが、
なぜかかっこよく見えた。

誰に話しても笑われるし、
いつのまにか私も本気で考えなくなったけど、
今も少し、同じような思考パターンが残っている気がする。

2005.07.24

私であること

コーチングを仕事にしていると、よく聞かれる質問がある。
「立て続けに人の話を聞いて、疲れませんか?」と。
年に10回は聞かれる、FAQ(Frequently Asked Questions)。

何名かの方のコーチングを連続で行うことも、
人生の重いテーマや深い悩みをうかがうことも多いけれど、
不思議と疲れは感じない。

逆に、疲れていても体調が悪くても、
クライアントさんの声を聞いた瞬間、
全身に元気がみなぎっていくのを感じることが多い。
クライアントさんが真剣に自分の人生に向き合う姿から、
パワーをいただいているのだと思う。


うまく説明できなくて、
好きなことを仕事にしているからかなぁと
あいまいに答えていたけれど、
お友達のはるかさんのブログに、素敵なお話を見つけた。

「医者が心をひらくとき」という本の中で、
あるヒーラーが、疲労を感じないのは、
「ヒーラーとしての仕事は『私である』ことだから」と
答えたという。

 医者が心をひらくとき ロクサーヌ・K.ヤング著 医学書院

私が私であること=Beingは、
コーチとして大切にしていること。
これから同じ質問を受けたら、
堂々と、疲れないよ!と答えよう。

2005.07.23

心で読む

Meganeカフェで本を読む。

そんな習慣は、私にはなかった。
本は、ベッドの上で読むものだったから。

最近、カフェの2階席やホテルの
ティーラウンジなどの、ゆったり座れる席で
本の世界にひたるのがお気に入り。

そんな自分に、気がついたこと。
小説を読むときは、眼鏡をかけていない。

私は視力も悪いし乱視がきついので、
パソコンやビジネス書を読むときは、眼鏡が手放せない。
それなのに、仕事をしたあとでも、ゆっくり本を読むときは、
気がつくと眼鏡を外している。

コーチングをするときもそう。
クライアントの世界を味わうとき、眼鏡をかけていると、
クライアントの心が遠くなる気がする。

心の目で見るとき、心で味わうときの、
私なりのサインなのかもしれない。

2005.07.22

夏休みダイヤに思う

Summer朝、バスが来ない。
遅刻するかも・・・と焦りながら待っていて、
気がついた。
学生さんは夏休みに入っていたのね。

いつも使っているバスの路線は
高校の前を通るので、
朝7~8時台は数分おきにバスが走っている。
夏休みの間、バスの本数が減るのをすっかり忘れていた。
8月末までは、自宅を出る時間を少し気にしないといけない。

こんなことで季節に気づくのが、どこか新鮮な気がした。
会社を辞めて、私自身は夏休みには縁がないのに、
学校の夏休みに影響を受けるのも、おもしろい。

もし自分に夏休みをあげるとしたら、
どんなふうに過ごしたいだろう。
うーん、思いつかない。
日ごろから自分のペースで仕事をしているので、
あまり休暇に魅力を感じなくなったなぁと、妙に納得した。

2005.07.21

ことばの深呼吸

Lilly私がコーチングを受ける日。

このところ気にかかる、
もやもやした感覚を
一気に吐き出す。

具体的な悩みというよりも、
心の内側から出てくる感覚を、
何も考えずにただ、ことばに変換してみる。
呼吸をことばに置き換えて、深呼吸するような感覚。

コーチが問いを投げようとする気配さえ遮るように、
脈絡なく話し続ける。
少しずつ、空気が澄んでいく感覚に気づく。
すると、
別々のテーマだと思っていたいくつかのことの間に、
つながりが見えてきそうな気がした。
霧の中で出口を見つけたような安心感が生まれた。

セッションを終えて、ちょっと別の話をしたとき、
コーチが使った「リニューアル」ということばに、
体が反応した。
私にはリニューアルという視点がなく、
リセットしようとするパターンが多いなぁと思った。
何か1つうまくいかなくなると、
全てを捨ててゼロからスタートしたくなって、
大きなエネルギーを消耗する。

以前、コーチ仲間にも、
「手放す=その場に置いておく」ことと言われた。
今あるものを活かしながら、よい変化を生み出すこと。
そういうことを考える時期なのかもしれない。

2005.07.20

訃報に接して

Lotusコーチ仲間のお父様が亡くなられて、
お通夜に参列した。
連絡が回ったのはお昼ごろだったのに、
コーチ仲間が何名も駆けつけた。

気丈に喪主を務める友人の姿に、
いろんな思いが頭をよぎる。

彼の悲しみに思いを馳せたり、
どう声をかけたらいいのだろうと思ったり。
そして、いずれ訪れる両親のときのことを考えたり。
黙っていると、体の中で悲しみと不安がぐるぐる巡る。

喪服を着る回数は、会社員のころのほうが多かった。
当時は、仕事上のおつきあいで列席して、
会場受付を担当することが多く、
滞りなく任務を果たす緊張感のほうが大きかった。

最近は、喪服を着るたびに、その重みを感じる。
友人が喪主を務めたり、
亡くなった方の年齢が両親と近かったり、
両親と同じ病名だったり、感情がその場で溢れてくる。


夕方、喪服で外出する私の背中に、
母が心細そうにつぶやいた。
「あんたのような仕事をしてると、
 私が死んでも、仕事休めないよね」
胸が詰まって、ことばが出なかった。
「そんなことないよ」と、
つとめて明るい声を出すのが精一杯だった。


親の命より重い仕事なんてないから。
どんなに大きな仕事でも、
私にとって大事なものは見失わないから。
優先順位ではなく、
そういう概念を超えた世界にあるものだから。

2005.07.19

違和感のある枕ことば

Microphone中小企業診断士の
理論政策更新研修に出席した。
資格を維持するために、
毎年必ず受講しなければ
ならないもの。

講師も中小企業診断士の方で、
冒頭に、
「私もみなさんと同じ診断士なので、
 このような形でお話しするのは・・・」と
長~い謙遜のことばから始まる。
これに違和感を持つのは、私だけだろうか。

特に、40~50代の講師の方に、
 「私のような若輩者がお話しするのは失礼ですが…」
 「私よりお詳しい方も多いと思いますが」
などとおっしゃる方が多いように思う。


聞いてくださる方に敬意を払い、
年長者を敬うことは大切だと思う。
でも、講師として与えられた時間に
あまりこういうセリフが長く、丁寧すぎる口調が続くと、
私は興ざめしてしまう。

主催者が講師としてふさわしいと思ったから選ばれ、
時間が与えられたのだから、
聞き手を尊重する気持ちは保ちつつ、
持ち時間は最大にパフォーマンスされたらいいのに。

私はマイクを持つと、大胆になると言われることがある。
冒頭の挨拶も、
「この時間を一緒にめいっぱい楽しみましょう」と
いうようなメッセージを投げかけることが多い。
自信はなくても、
精一杯期待に応えたいという思いをこめて。

丁寧な方々から見ると、
生意気で不遜な態度に映っているのだろうか。

2005.07.18

anego化

Kikyoずっと末っ子キャラと言われて、
いつも周りの人に保護者のように
面倒を見てもらってきた私。
何でも教えてもらったり、
荷物を持ってもらったり、
迎えに来てもらったり、
そういう役割に慣れ親しんできた。

中小企業診断士の集まりに行くと、
キャリアも人生も長い方が多いので、
いつまでも若手、新人さん気分で過ごしていた。

ところが、最近、
お姉さんとか、先輩とか言われることが増えた。

耳慣れなくて、
「大先輩のお話が聞けて・・・」などと言われても、
ブログに書いてもらっても、自分のことだと気づかない。
内容を聞いて、「え?私のこと?」と違和感がある。

冷静に見ると、
年下の方や、私より後から中小企業診断士やコーチに
なられた方が増えている。
私がまだ勉強していたときは、
独立診断士やコーチを見ると、すごいと思っていた。

そう考えると、少しだけわかる気もする。
でもやっぱり、まだピンとこない。


診断士歴もコーチ歴も、毎年1つずつ増えていく。
年月に見合うように成長したり、
後からがんばる方々を応援したりする役割に
変換する時期なのかもしれない。
仲間を見習いながら、anegoへの道を磨こうかな。

2005.07.15

潜在意識は働きもの

今月に入ってから、寝ても寝ても、異様に眠い。

もともと超夜型で、
特に用事がなくても1時や2時まで起きているのは
当たり前だったのに、
最近は、帰宅したら睡魔におそわれて仮眠して、
12時前にはまた眠くなって、早めに寝てしまう。
朝は7時に起きるものの、
昼間自宅にいると、お昼寝していることも多い。


「眠っている間に潜在意識が働いている」
「何か大きなできごとが起こるときは
 眠くて眠くてしかたがない」などと、
聞いたことを思い出す。
私の脳は、私が眠っている間に
一生懸命働いてくれているのだろうか。

それとも、単なる夏ばて?

2005.07.12

打ち合わせブースがほしい

Coffee_1ゴールデンウィークにNLPのトレーナーズ
トレーニングを受講した友達と、
一緒に宿題に取り組むために、
オフィス街のカフェに向かった。

早く着いたので、何気なく周りを眺めた。
1/3くらいはお1人で、スポーツ紙を広げたりお昼寝したり、
お仕事の合間にくつろいでいるらしきビジネスマン。
2~4人くらいのグループは、愚痴やおしゃべりの中に、
社名や上司の実名が飛び交っている。
打ち合わせをしているところでは、社名入り封筒や見積書、
図面などが広げられて、価格交渉がされていたりする。

会社の人や取引先に見られたら、困るだろうなぁと
思う場面がいっぱい。
カフェに、個室は無理でも、
簡単な間仕切りがあればいいのに。

机貸しのインキュベーションオフィスは増えてきたけれど、
打ち合わせスペースのニーズのほうが大きいかもしれない。
会議室を借りるほどでもないし、
カフェはオープンすぎる、というビジネスマンは、
案外多いような気がする。

2005.07.11

スイッチが入る瞬間

Hibiscus以前に一度お会いした方と、
数ヶ月ぶりにお会いした。

たまたまあるセミナーでお隣の席に
座ったのがきっかけで、
私は、その方が起業された会社の
事業に興味を持って、
その方は、コーチングやNLPに興味を持たれて、
情報交換させてもらった。

ビジネス上のつながりでもなく、共通する分野でもなく、
お互いに全然知らない世界でおつきあいできて、
とても楽しい。
短時間のおしゃべりのつもりが、
ついついお話が弾んでしまう。

そろそろお話を終えようとしたとき、
相手の方の質問が私のコーチ魂を刺激した。
ヒントになるような問いを投げて終えようとしたら、
今度は彼の好奇心を刺激したらしい。
そうなると、私の好奇心も止まらない。

彼は私の問いかけに、
昔のある場面を思い出して鳥肌が立ったと言う。
私も、彼の表情と声の変化を目の当たりにした瞬間、
自分にスイッチが入って、血が騒ぐのを感じた。
コーチングで、クライアントの話を聞くときの感覚と同じ。

この感覚を味わいたくて、
コーチを仕事にしたのだと再認識した。

2005.07.10

仲間がいる安心感

CTIジャパン設立5周年記念イベントの2日め。

今日は、同じ分野に興味を持つ仲間どうしで、
パワフルなコミュニティを生み出そうという集まり。
オープニングでは、
できるだけ大勢の人と一言二言ずつことばを交わした。
ゆっくりお話してみたいと思う方が多すぎて、覚え切れない。

同じカリキュラムで学んだコーアクティブ・コーチどうしにも、
ビジネス、ファミリー、教育、スポーツ、キャリアなどなど、
ありとあらゆる分野で活動されていることに改めて驚く。
あらゆる分野に、ともに心の底からお互いを信じあえる
コーアクティブな関係がどんどん広がっていけば、
どんなに素敵な世の中になるでしょう。

私自身も、
そろそろ誰かとコラボレーションしたいという気持ちが
高まっていたタイミングだったので、
一緒に活動できる仲間ができれば一番うれしい。
それよりも、
こんなにあらゆる分野にコーチングが広がっていくという
わくわく感のほうが大きかった。

全部に首をつっこむことはできないけれど、
これからますます広がる動きに注目していきたい。

自分が動けばきっと誰かが受け止めてくれる。
その安心感をしっかり胸に抱いて、大阪に戻ってきた。

2005.07.09

思いがけない再会

Sweetheart私がコーチングを学んだCTIジャパン
創設5周年記念パーティに出席した。

島村剛代表の熱い熱いメッセージに続いて
登場されたのは、
創設者の榎本英剛さん。
最近は公の場に登場されなくなっていて、
まさかお会いできるとは思ってもいなかったので、
全身が感動に震えた。

私の人生を大きく変えるきっかけを与えてくださったお1人。
もう何年もお会いしていないのに、自分を勇気づけたくなると、
榎本さんからいただいたことばが、今も胸の中によみがえる。

「これは、まこさんにとって、命の問題ですよ」
「コミットメントは神をも動かすということばがあります。
 まこさんの神様はもう、
 まこさんの願いを聞いてくれていますね。」

コーチの道を歩みながら、今度榎本さんにお会いしたら、
笑顔で近況を報告したいとずっと思い続けてきた。
その榎本さんが、今日、目の前にいる。

思わず駆け寄ったけれど、うまくことばにならない。
力強い握手と、懐かしい笑顔に見守られて、
しばらく幸せを味わった。
心の中にわき起こる思いをまっすぐ信じて進んでいこうと
いう決意を、久しぶりに思い出した。

2005.07.08

チャンスのありか

Hozukiハナーテ・デ・アンジェロさんの講演会に参加した。

一言一言ゆっくり語る彼女のことばは、
とても熱がこもっていて、心の奥までしっかり届く。
来週東京で同じ講演があるそうなので、
内容はあまり詳しく書かないけれど、
私の心に一番響いたのは、
「過去の失敗と未来の夢の間に、今、チャンスがある」
というようなメッセージ。

よく似たことばは、きっと何度も聞いているはずなのに、
彼女が伝えようとしている重みが、ずっしりと響いた。

ゴールデンウィークに受講したNLPトレーナーズトレーニングでも、
クリスティーナホール博士が、
「未来の歴史を今作る」というフレーズを使われた。

失敗をひきずったり、未来の夢が遠すぎる気がしたときに、
このお2人に聞いたことばを思い出したい。

2005.07.07

命のあたたかさを感じる本

夕方、自宅でパソコンに向かっていると、雷が激しくなって、
部屋の電気がちらつき始めた。
こわくなって、パソコンを消した。

読みたかった本を手に取った。
コーチ仲間がメーリングリストですすめていた、
「ハッピーバースデー」

 「ハッピーバースデー


絶対号泣するから、
電車の中で読まないほうがいいという評判だったので、
ベッドサイドに置いたままになっていた。

小学生の主人公のセリフに1つ1心を打たれた。
私も、自分が生まれてきたことに悩みながら、
同じような感情体験をしながら育ってきたから。

前半は比較的冷静に読めたのに、
後半にさしかかるにつれて、一気に胸が熱くなった。
あふれる涙の温かさに、私も生きているんだなぁと実感した。

読み返したくなる本が増えた。

2005.07.06

段取力

高知の企業さまのコーチング研修を終えて、
空港で時間待ちをしていたら、以前から読みたかった、
「自分の会社をつくるということ」を見つけた。
 「自分の会社をつくるということ」経沢香保子著

ぱらぱらページをめくっていて目に飛び込んだのは、
仕事ができる人は料理も上手だというところ。
段取りよくてきぱきとこなせるということらしい。


私の先輩にもそういう方がいらっしゃる。
人一倍お忙しいのに、
難しい仕事を涼しい顔で同時にいくつもこなされている。
かっこいいなぁと思う。
とても忙しいのに気軽に招いてくれて、
楽しくおしゃべりをするうちに、
何品か手料理を並べてくれる。
彼女も会話に加わりながら、自然にお料理が登場する。

私は段取りや計画を立てるのがとても苦手。
セミナーでは、時間ぴったりに終わるので、
「どうやって時間配分しているのですか?」と、よく聞かれる。
でも私は、タイムスケジュールという器用なものは作れない。
帳尻を合わせるのがうまいだけ。

事前に時間配分ができたり、同時にいくつも進められたら、
どんなに気持ちいいだろう。
デキる女気分を一度くらい味わってみたい。

2005.07.05

傘をさす私

Rain_dropsこのところ、気になっていることがある。
それは、傘をさして歩く機会が増えて
いること。

子どものころから晴れ女だった私は、
めったに傘を必要としない。
なので、連日傘を差す自分に、
妙に違和感がある。

天気予報が雨でも、出かけるときはすっきりと晴れ、
暑くなりすぎるくらいの日が多い。
雨の日も、駅に着いたら一時的に止んだり、
到着した直後に大雨になって、
「傘をささずに来たの?」と驚かれることも、珍しくない。

それが。。。
今日と明日は、高知県の企業さまでお仕事。
折りたたみの傘を実際に使ったのは久しぶり。

ある大学のビジネスプラン作成講座では、2回とも雨。

別の日は、
打ち合わせを終えて外に出ると横なぐりの大雨で、
駅までの10分弱で、靴もストッキングもずぶぬれになった。
傘をさしてもずぶぬれになることを知った。

雨にあうようになったのは、この1週間くらい。
パワーダウンしているのかな。
何が起こっているのだろう。

2005.07.03

散財

Origamiバーゲンに繰り出す。
ほしいものに出会いそうな気がして、
期待をこめてお店を回る。

お気に入りのお店をいくつかのぞいた
だけなのに、あっというまに、
手荷物が増えている。
 クレージュのスーツ。
 ナラカミーチェのシャツ。
 クレイサスのインナー。
 カムイのサンダル。

タイミングがあう日は、
たいていお店に入った瞬間にほしいものが目にとまるので、
私のショッピングタイムはとても短い。

この短時間で、いくら使ったのだろう。
もともと高いお店には行かないし、
買い慣れているブランドなので、
つい安心して、価格を調べずにクレジット決済をしてしまう。

フリーランスになったころ、何名もの先輩方から
「衝動買いをしなくなるわよ。」と言われたことが
印象に残っている。
しかも、私よりはるかに多く稼いでいらっしゃる方々から。
それなのに、私は今も衝動買いが止まらない。

新しいスーツを着て、もっといっぱいお仕事しなきゃ。

2005.07.02

夜の庭園でコーチング

Night雨上がりの夜、少し涼しい風が心地よくて、
屋外でコーチングしたくなった。

向かった先は、なんばパークスの庭園。
開放的な空間が好きで、
一度セッションで使ってみたいと思っていた。

エレベーターで屋上に上がると、
期待通り、静かで開放的な空間が広がる。
ベストロケーション!と思って周りをよく見ると、
点々とカップルの姿が。。。
雨上がりで空いていて、
カップルにとっても絶好のデートスポットなのね。

邪魔にならない場所を探して、
緑に囲まれたスペースを見つける。
扱ったテーマは少し重いものだったけれど、
広い空間と緑の力に助けられて、
しだいに気持ちが開いてくる。

いい感じで動き始めそうな予感を持ちながら、庭園を後にした。

2005.07.01

雨の日の心遣い

Candy明日お会いする方にお渡しするために、
テパ地下で小さなお菓子を買った。
閉店直前で、お勤めやバーゲン帰りの
お客さんで慌しい雰囲気の中で、
渡されたパッケージは、
紙袋の上にビニールがかかっていた。

洋服を買ったときなどの大きな袋には、
雨の日はビニールをかけてくれることが多い。
小さなお菓子の紙袋にも、
こんなサービスをしてもらえるなんて、うれしいサプライズ。

プレゼント用で、
少しでもきれいな状態でお渡ししたいので、
店員さんの心遣いがとてもうれしい。

雨は降り続いていたけれど、晴れやかな気分で帰宅した。
明日は、店員さんの気配りも乗せて、このお菓子を渡せそう。

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プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

    ひとのわは、
    ビジネスとこころの
    パートナーとして、
    人材育成、
    組織・チームづくり、
    コミュニケーションに関する
    コーチング、
    コンサルティング、
    参加型研修・講演を
    通して、
    一人ひとりが持っている
    大きな力を引き出し、
    組織やチームのビジョンも
    個人の夢や目標も
    叶えられるよう、
    全力で支援します。

    ・中小企業診断士
    ・国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
    ・CRRグローバル認定プロフェッショナル・システムコーチ(ORSCC)
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