私であること
コーチングを仕事にしていると、よく聞かれる質問がある。
「立て続けに人の話を聞いて、疲れませんか?」と。
年に10回は聞かれる、FAQ(Frequently Asked Questions)。
何名かの方のコーチングを連続で行うことも、
人生の重いテーマや深い悩みをうかがうことも多いけれど、
不思議と疲れは感じない。
逆に、疲れていても体調が悪くても、
クライアントさんの声を聞いた瞬間、
全身に元気がみなぎっていくのを感じることが多い。
クライアントさんが真剣に自分の人生に向き合う姿から、
パワーをいただいているのだと思う。
うまく説明できなくて、
好きなことを仕事にしているからかなぁと
あいまいに答えていたけれど、
お友達のはるかさんのブログに、素敵なお話を見つけた。
「医者が心をひらくとき」という本の中で、
あるヒーラーが、疲労を感じないのは、
「ヒーラーとしての仕事は『私である』ことだから」と
答えたという。
医者が心をひらくとき ロクサーヌ・K.ヤング著 医学書院
私が私であること=Beingは、
コーチとして大切にしていること。
これから同じ質問を受けたら、
堂々と、疲れないよ!と答えよう。
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