ことばの深呼吸
私がコーチングを受ける日。
このところ気にかかる、
もやもやした感覚を
一気に吐き出す。
具体的な悩みというよりも、
心の内側から出てくる感覚を、
何も考えずにただ、ことばに変換してみる。
呼吸をことばに置き換えて、深呼吸するような感覚。
コーチが問いを投げようとする気配さえ遮るように、
脈絡なく話し続ける。
少しずつ、空気が澄んでいく感覚に気づく。
すると、
別々のテーマだと思っていたいくつかのことの間に、
つながりが見えてきそうな気がした。
霧の中で出口を見つけたような安心感が生まれた。
セッションを終えて、ちょっと別の話をしたとき、
コーチが使った「リニューアル」ということばに、
体が反応した。
私にはリニューアルという視点がなく、
リセットしようとするパターンが多いなぁと思った。
何か1つうまくいかなくなると、
全てを捨ててゼロからスタートしたくなって、
大きなエネルギーを消耗する。
以前、コーチ仲間にも、
「手放す=その場に置いておく」ことと言われた。
今あるものを活かしながら、よい変化を生み出すこと。
そういうことを考える時期なのかもしれない。
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