命を預かる
祖母の21回目の命日。
阪神淡路大震災の日に続き、
毎年この時期は、命について考える。
先月の祖父の命日と同様、
お堂にお参りに行く。
昨夜、祖母に何を問いかけたいのか、
考えながら眠った。
私は祖母の人生を知らないことに気づいた。
祖母が亡くなったときはまだ子どもだったので、
年に数回祖母に会っても、
祖母の人生や夢、どんなことを考えていたのか、
祖父や家族への思い、仕事のこと・・・
そういう話を聞いたことがない。
聴きたかったなぁと、とても強く思った。
お経を聞きながら、祖母の笑顔を浮かべて、
祖母の人生に思いを馳せた。
どこからともなく、「お預かりしている命を大切にして」と、
浮かんだ。
命は、お預かりしているもの? どこから? 誰から?
どこかで聴いたか、何かで読んだのだろうか。
お預かりしているものなら、むやみに傷つけてはいけない。
自分の命も、私の周りの方の命も、知らない方の命も。
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