ことばにしないこと
深い悩みを抱えているときや、
気持ちが沈んでいるとき、
ことばにしたくないと思うときがある。
無理にことばにしようとすると、
異様に疲れたり、
自分が発したことばに
自分が傷ついて、痛みを感じたりする。
私が学んだコーアクティブ・コーチングも、NLPも、
非言語のメッセージを大切する。
体の反応を探ったり、
内容を聞かずに別の視点からとらえたり。
気が重いとき、
どこにその重みを感じるのかを探ってもらう。
胃のあたりが重いことに気づいたら、
どんな重みなのかを探る。
鉛のような大きな塊に感じたり、
排ガスのような感じだったり、
何かに覆われているように感じたり。
そうするうちに、
ぴったりすることばがみつかって、すっきりする。
無理に言わなくてもいいよ、というスペースが、
大きな安心感になる。
思い切って、ことばにすること。
あえて、ことばにしないこと。
« 1967年生まれが22歳なら | トップページ | 心の傷を触るとき »
コメント