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2006年6月

2006.06.30

黒目がち

先日、ある方に、私の目をのぞきこむようにして、
「まこさんって黒目がちですよね」と言われた。
瞳に光が反射しやすいらしい。

目が小さいし、メヂカラも弱いし・・・
私にとって、目はコンプレックスのかたまり。
あまり鏡も見ないほうなので、自分の瞳をじっくり
見たことがない。

言われてみると、黒目比率が高いかも。
実年齢より幼く見られるのは、そのせいかもね。

2006.06.29

市民税を納めたよ。

Dollar今月末が期限の、
市民税を払い込んできた。
世間的にはごく少額だけど、
私にとっては大金に思える。

確定申告のときは、事業主として、
プチ納税者の満足感のようなものが得られる。
それなのに、市民税は、
もったいないと思ってしまうのはなぜだろう?

年度末から半年も経っているから?
事業に対する税金ではないから?
2回も税金を払うような気がしてしまうから?

会社員のみなさまは、ボーナスで懐がふくらむ時期。
個人事業主は、銀行残高が一気に減る時期。
市民税も、諸団体の年会費も、なぜか6月末に重なる。

無事に上半期を乗り越えられた、と思うことにしよう

2006.06.28

next time

CandyどうすればNLPやコーチングを、
もっと日本語的に
伝えられるのだろう?
最近よく、こんなことを考える。

もともと漠然と思っていたものが、
クリスティーナ・ホール博士のNLPトレーナーズトレーニングを
受けて、その思いが強くなってきた。
クリスティーナ・ホール先生は言語学の専門家でもあり、
トレーナーが使う1つの英単語に含まれる意味を、
詳しく解説してくださった。

私が違和感を持ったきっかけは、コーチングを学び始めたころ、
何か失敗したことを話すと、よく、
「次回はどんなやり方をしますか?」と聞かれた。

次回って?
当時の私には、
何の脈絡もなく、話を遮られたような、違和感を持った。

確かに視点は変わる。
でも唐突だなぁと思った。

その後、たまたま読んでいた心理療法の本で、
  落ち込む人は、「If only ~」(もし~さえしていれば)と言う。
  その代わりに、「next time」(今度は~してみるよ)と
  言うようにアドバイスする。
という記述を見つけた。

コーチングで聞かれたのは、これだったのね。
不自然なのは、英語の直訳だからかもしれない、と気づいた。

コーチングもNLPもそれなりの経験を積み、資格もとった。
この世界のよさを周りに伝えたい気持ちも高まっている。
初めてこの世界に接する方が、すんなりなじめるような、
そんな自然なことばで伝えたい。

2006.06.26

人間ドックで泣きました。

Campanula初めての人間ドック。
前日、緊張のあまり、
おなかを壊す。。。

人間ドック専用のクリニックは、
ホテルのロビーみたい。
1検査ごとにロビーに戻り、
また呼ばれて、次の検査に向かう。
同じ診察着を来た大勢の受診者が、
指令に従って、廊下を行き交う。

最初の関門は、
「バリウム検査の前に、胃の活動を抑えるために
 肩から筋肉注射させていただいてもいいですか?
 かなり痛いんですけど。」

いいですか?って聞かれるということは・・・
「しなくてもいいんですか???」
めでたくクリア!

次の関門は、マンモグラフィ。
覚悟していた以上の、想像を絶する痛み。
ちょっと涙が・・・(;_;)

最後は、最も恐れていた、初体験のバリウム。
飲むのは、思ったより大丈夫。
・・・と安心したのもつかの間、機械が動き始め、
後ろに傾いていく。

実は私は、
後ろ向きに倒れるのは、恐怖症というほど苦手。
頭が逆さになっていく。
思わず、「恐い~」と泣いてしまった。

結果を聞くと、
胃の上部に、たくさん小さなポリープがあるらしい。
もしかして、
昨夜の心配性と、バリウムの機械の恐怖でできた?

2006.06.25

娘の顔がわからない

父が検査入院しているので、お見舞いに行った。

父は、私をじっと見ていた。
「誰や?」

一瞬、意味がわからなかった。
すると、もう一度、私を指差して、「誰や?」

少し認知症の傾向があるし、
こういう日がくるのはある程度覚悟していたつもりだった。
でも、実際に起こると、思った以上にショックだった。

私だとわかった後も、父はまだぼ~っとしている。
父は男の子がほしくて、私が生まれてからも、
面と向かって「女の子だとわかってがっかりした。」と
何度も言っていた。
何十年たった今でも、私の存在感は薄いのだろうか。

昨夜は、締切が迫る仕事も手につかず、眠れなかった。

数日後には、父は退院する。
自宅で顔を合わせれば、
家族だと認識してくれるだろうか。

2006.06.24

怒りのマネジメント

Origami怒りの表現について気になることがあって、
ネットを検索していたら、
小橋昭彦さんの
「怒りのマネジメント」を身につけよう を
見つけた。

コーチングでもNLPでも、感情をとても大事に扱う。
クライアントさんの声に、怒りや悲しみを感じ取ったら、
それを十分に味わうように促すことが多い。
それは、コーチングやセラピーという安全な空間だからこそ。
そこをわかっていないと、誤った使い方になると思う。

テレビ番組などで、事件にあった子どもさんに、
犯人の顔写真を破らせたり大声を出させたりして、
ストレスを発散させようとする場面が見られる。
きっとそれは、
カウンセラーの状況判断で行われているはず。

その説明がされずに映像だけが流され、
コメンテーターが「怒りを表現するのは大切ですね。」
などと語る風潮には、
誤解を招くのでは?と感じる。

やみくもに怒りを爆発させると、
周りの人の不用意な怒りを誘発する。
マイナスのエネルギーの伝染力、破壊力は大きい。

怒りをただ外に出しさえすればいいのではなく、
感情の源を見つめて、適切な形で処理する。
コーチングやNLPのセッションが、
そういう場になるように願いをこめて、
クライアントさんとともに過ごしたい。

2006.06.21

先輩風をふかす人たち

Peacock来週、初めて人間ドックに行く。
会社を辞めてから初めての、
約3年ぶりの健康診断。

 

バリウムを飲むのも初めて。
人に話すと、一様に、
嬉々として解説したがるのはなぜ?

「え? 初めてなん? あれはなぁ・・・」
判で押したように、ご自分の経験談を語ってくれる。
とってもうれしそうに、生き生きと。

バリウムって、そんなに語りたくなるもの?
同じ経験を持つ仲間が増えるのがうれしいのかな。
あまり、仲間入りしたくない世界だけど、
怖いもの見たさに、行ってきます。

2006.06.20

近鉄電車に学ぶ、思い込みの怖さ

Railway_1近鉄電車で学んだこと。
システムが違えば、やり方も違うこと。

三重県への出張のため、
事前にインターネットで特急を予約した。
飛行機と同じように、
決済カードを端末に通せば、
チケットをもらえると思い込んでいた。
が、近鉄電車では、予約番号がないと、
データを検索できないらしい。

駅員さんと話しても埒があかず、
言われるままに電車に飛び乗って、車掌さんに事情を話す。
1から説明して、同じことを聞かれ、同じことを注意される。

いつまでも同じ話の繰り返しなので、
長い乗車時間がもったいなくて、もう一度支払うと申し出る。
それも、決済したかどうかわからないと、処理できないと
言われる。

しばらくすると、車掌さんが変わったらしく、
同じ質問を受ける。
同じことを説明して、同じことを聞かれ、同じことを注意される。
もう一度支払うという申し出も、同じ理由で断られる。

途中で乗り換える。当然また別の車掌さんが来られる。
同じことを説明して・・・
結局、長時間の車内で、本を読む時間がとれなかった。

帰宅してパソコンを調べると、予約も決済もできていた。
自分が蒔いた種とはいえ、あてにしていた時間が消えた。
思い込みは、時間と気力を奪う。

2006.06.19

自然のゆりの香

Lilly昨夜、玄関を開けた瞬間、
香水の瓶をひっくり返したかのような、
強烈な香りが鼻をついた。
よく見ると、花びんに飾っていた百合が
一輪開いていた。

2日前に、母親が、
農園をしている友人を訪ねて、いただいてきたもの。
その農園の広大な敷地の一角に自生していたもので、
手入れするうちに、広範囲に咲き誇るようになったという。

カサブランカなどの大輪の百合に比べると、
はるかに小さな花なのに、その何倍もの強い香りを放つ。
たった一輪で、家中に強すぎるくらいの香りが広がっている。

人がかなわない、自然の力の強さを示された気がする。

2006.06.18

大きなフィードバック

Azami今日のNLPセミナーで、
参加者の方から、
貴重なフィードバックを
いただいた。
私は話しながら、
参加者の斜め上あたりを
見るというご指摘。

これは、状況を把握しようとするときの、私の悪い癖。
V(視覚)が極端に弱く、K(体感覚)が極端に強い私は、
つい、体のエネルギーの変化を観察してしまう。

話が伝わったかどうかは、
頭とおなかのエネルギーギャップで把握する。
相手のビジョンを探りたいときは、
2まわりくらい大きな姿をイメージして、そこを見る。
そうすると、混乱している方、自分を小さくとらえている方を、
素早く見つけることができるから。

でもこれは、私のための情報収集法。
私にとって有効な方法でも、
参加者の方には不自然に映ることがわかった。
トレーナーとしての私のあり方を考える、
貴重なフィードバック。

NLPの前提として、
「相手の地図を尊重する」ことを伝えながら、
私が自分のフィルターオンリーの世界にいたのね。
初めてお会いした方、NLPを初めて学ぶ方が多いのに、
鋭いご指摘をいただいたみなさんに大感謝。

NLPには、
失敗をフィードバックととらえる便利な考え方がある。
私にも心地よく、みなさんにとっても聞きやすい、
別の新しいやり方を見つけられますように☆

2006.06.17

スタバの店員さん

Rose先日、友人と、
「スタバの店員さんって、
 素敵な方が多いよね~」と話した。

仕事の合間や、打ち合わせ、
コーチングセッションなど、
よく利用する大阪市内のスタバ数ヶ所は、
どのお店もどの店員さんも、とても気持ちのいい接客をされる。

あるお店では、一見ホスト系っぽい背の高いお兄さんが、
目を見て注文を聞いてくれて、
両手を添えてお釣りとレシートを返してくれる。
たぶん、パーフェクトな接客。
残念ながら、私はそこまでされると、ちょっと引いてしまうけど。

個人的には、そのお店のもう1人のお兄さんに注目中。
目立たないけど、
お客さんだけでなく店内の他のスタッフにも、
さりげなく気配りされている。
猿顔系で、かわいいの(^o^)

2006.06.14

新しい世界を楽しむ

Cloud中小企業診断士としてのお仕事が
増えてきた。
先月、中小企業診断協会の総会で、
急にマイクを渡されたとき、
なぜかとっさに、こう言った。
「診断士のお仕事も、
 もう少し増やしていきたいです。」
  関連記事:「6年めで総会初体験」(2006.05.15)

気がつくと、いつのまにか、そういう流れの中にいる。


ご支援する企業や団体の業界動向や製品を調べていると、
初めて接する新しい世界を知るのがとてもおもしろい。

新しい知識が増えると、関連領域も知りたくなる。
すると、少し前に調べたことが役に立つかも、とひらめく。
調べたことや考えたことを、ご支援先にお伝えする。
情報を喜んでもらえたり、さらに深い本音が聞けたりする。
それがうれしくて、またどっぷりその世界につかる。

いつまでも続く連鎖がおもしろすぎて、やめられない。
わくわくして目がさえてくる。久しぶりに夜更かしの日々。

最近では、守秘義務の範囲内であげてみると、
 塗料の種類、化学薬品への環境規制、景観保護、農業法人、
 新会社法、ある地域の地場産業、ネット広告の動向・・・
今まで全然ご縁がなかった世界ばかり。

本当は、業界知識を詳しく知らなくても、仕事には支障がない。
これは完全に、楽しくてしかたがない、私の趣味。
楽しんで、わくわくして、それがお仕事になるなんて、幸せ。

2006.06.13

コンテクストのずれからくる違和感

Passion_flower先日、劇作家の平田オリザさんの
講演を聴いた。

演出で一番難しいのは、
さりげない日常のシーンらしい。
ここぞという場面やセリフは、
役者さんもたっぷり練習するので、
現場では問題なく進むことが多い。
が、家族の食卓とか、電車で隣の人に話しかける場面とか、
一見、普通っぽいシーンでつまづくことが多いという。

なぜなら、それは、実は全然日常的でないから。
日常生活では、
あまり家族どうしで「おはよう」と言わなかったり、
電車の中で知らない人に話しかけないのに、
「ふつうに」と言われてもとっても困る。

それを聞いて、腑に落ちた。
だから私は今まで、
インプロや演劇のワークショップに違和感を感じていたのね。
一生懸命やろうとしても、
「もっと大きな声で」「恥ずかしがらずに」と言われてしまう。
上手だと言われる人を見ても、なんか不自然、と感じていた。

この違和感が、どこからくるのか、ようやくわかった。
自己紹介や挨拶は、普通は、遠くの人に大声で言わないから。
コンテクストのずれ。

ことばへの興味を掘り下げるようになってから、
妙に「コンテクスト」の問題にあたる。 
私の今のキーワードなのかな。

2006.06.11

体感覚は試金石

Nadeshiko血液型や星座の占いは、
あまり信じていなかった。
4人に1人とか、12人に1人が
同じ運勢のはずがない、と思うから。

でも、時々見に行くサイトには、
なぜかドキッとさせられる。
当然、同じ星座の人には同じ文面が書かれているのに、
その時々の状況を見透かされたようなことが書いてある。

今週は、
  自分が求めている方面と関係ない物事や人物の場合は、
  一度関わると長期に余計な影響を受けることになる
  ちょっとでもためらいがあるなら冷静に考えて

まさしく、つい先日苦しんだこと。
私のコーチとのセッションでも、関連テーマを話したばかり。

経験上、頭で考えたGoサインより、
体で感じた違和感のブレーキのほうが正しいことが多い。
100%しっくりくるかどうか、
試金石として、体の感覚に意識を傾ける。

2006.06.10

八百万の神

先輩診断士のmixi日記で、ダ・ヴィンチ・コードの話題から、
なぜか日本の「八百万の神」の話題になった。

はっぴゃくまん、ではなく、「やおよろず」と読むらしい。
数えたわけではなく、数が多いことを意味する。

調べてみたら、「八百万の神々」という書籍を見つけた。

 八百万の神々 戸部民夫著 新紀元社

「日本の神霊たちのプロフィール」という発想が、新鮮。

大昔の日本人は、山や動植物、天気などの自然現象を
神の恵みや怒りととらえて崇拝したり、
部族ごとに個別の神様を信仰していたという。

アニミズムは、昔、臨床心理学で習ったのでなじみやすい。
私が生まれる直前に亡くなった曾祖母も、
あらゆる自然物や神様を信仰していたと聞く。
あらゆるものに守られて、あらゆるものに祈り、感謝する。
無信仰なのではなく、多信仰。
幸せな風習、習慣だと思う。

2006.06.09

夢でも現実でも再会する

Marguerite昨夜、地下鉄の中で、
ある女性と目が合った。
昔勤めていた会社の後輩のIさん!
彼女のかわいい笑顔は、
同じ部署にいたころと変わらない。

その朝は、事業が別の会社に譲渡された後、
初めての新製品が、朝刊の全面広告を飾った日。
TVのニュースで、
新製品発表を控えたショールームが映った。
会場を華やかに飾りつけているスタッフの中、
ただ1人、TVカメラではなく、
商品を愛おしそうに手にして眺めている
M社出身の開発リーダーの姿があった。

思わず、懐かしさがこみあげていたタイミングでの
久々の再会。
地下鉄を降りるまで1駅の間、
新しい職場の様子を聞いた。
新しい環境で、
かつての先輩や仲間たちががんばっていると知って、
とてもうれしくなった。

その夜、はっきりと夢を見た。
元気そうな先輩、同僚たちがたくさん出てきた、
楽しい夢だった。
思い出した大勢の人たちが、会いに来てくれたのね。
夢の中で、久しぶりに話して、笑った。

2006.06.08

制限を外す

Treeオフィスファインネットの
プロコーチ・メールマガジンで、
インタビューのことばが胸にささった。
先輩コーチの山田博さんは、
クライアント10人という目標が、
自分への制限になっていた、という。

私も、同じ制限にはまっていることに気がついた。
クライアント数は10名前後がちょうどいいと思っている。
私はいつから、定員を決めていたのだろう。

結果的に、常に10名くらいの状態が続いている。
何かの摂理?と思うくらい、見事なまでに。

本当はたぶん、もう少し増えても大丈夫なはず。
セッションが続く日のほうが、
私もとっても元気でいられるから。

希望時間が重なって、スケジューリングが大変とか、
自分のためのゆとりの時間を大切にしたいとか、
特定の組織への「まるごとコーチング」の準備中だからとか、
どんな理由づけをしたとしても、それらは全部、
自分への言い訳。 自分で作った壁。 自分への制限。

コーチは、クライアントの制限を外すように要望する。
私も、私自身に要望する。
枠を取り払って、新しい風を入れてみよう。
新しい出会いを楽しみにしながら。

2006.06.07

物語を旅する

Kame最近の私の夢の1つは、
セミナーを通して、
ファンタジーワールドを作ること。

数回シリーズのセミナーを終えたとき、
物語を読んだ後や映画を見た後のような
余韻を、お1人お1人に少し感じてもらいたい。

ロジックや精神論ではなく、
物語の世界にいるような感覚で、
いつもより大きな視点から、新しい可能性を探ってほしい。
それが、現実の世界への架け橋となるように。

セミナーの時間を通して、結果ではなく、題材を提供する。
意図や解釈は、人それぞれでいい。
どんなふうにも解釈できて、
必要なときに必要な気づきが生まれるように。

たまたま物語の構造について書かれた本を手に取った。

物語にみる英米人のメンタリティ」 谷本誠剛著 大修館書店

そこで、面白い比較を見つけた。
物語の世界でタブーを破るのは、
西洋では女性、日本では男性だという。
西洋では、禁断の実を食べ、箱を開けてしまうのは女性。
日本では、浦島太郎も鶴女房も古事記も、すべて男性。

さらに、その後のストーリーにも特徴があるらしい。
西洋では、
罪を受けた女性は闘いに挑み、望みを手に入れる。
日本では、
夢が破れた男性は、その結末を受け入れる。

作りたいセミナーのアイデアが、いくつか浮かんできた。
まだまだ私の旅は入り口。どんな旅になるでしょう。

2006.06.06

フイルムから写真ができる

Camera_1小さなカメラ店の前を通りかかった。

「フイルムからでもプリントできます。」
デジカメプリントの看板の横に、
大きく書かれた手書きの文字が、
目に飛び込んできた。

「フイルムからでも」と、わざわざ書かないといけない時代。
確かに、フイルムで写真を撮る場面は、ほとんど見かけない。

私も10年以上、フイルムを現像するという行動に縁がない。

  つい数年前まで、
  フイルムスキャナーの商品企画の仕事をしていたなんて、
  大きな声では言えないけど・・・ m(_ _)m

デジカメ専用機を持ち歩くのも、観光地に行くときくらい。
画像が欲しいときはケータイが、当たり前になっている。

かつて日本人の風刺として描かれた、
首からカメラを提げた姿は、
一斉にケータイを高く掲げる姿として描かれるのかもしれない。

2006.06.04

ありがとうの幸せ

Sweetheartありがとう。

今日に向けて、
そして、今日1日を通して、
私が一番、口にしたことば。

ありがとう。

大勢のみなさんに支えていただいて、
新しいチャレンジをして、
幸せをいっぱい受け取った。

ありがとう。

自分への厳しいフィードバックも、いっぱい生まれた。
でもそれは、次のステップへの、新しいエネルギー。

ありがとう。

私は、やっぱり、人が好き。
もっともっと、これからも。

私なりの、精一杯の、愛をこめて。
ありがとう。

2006.06.03

私は子ども

父親がしばらく入院していた。
その入院の朝のこと。
両親の大声で目が覚めた。

6時前なのにどうしたの?と、ねぼけまなこで降りていくと、
両親が入院費の保証人をめぐってもめていた。
父親は勝手に、80代の実兄の名前を書いていた。
母親はそれを非常識だと怒り、
  現役会社員の母方の叔父に頼むべきだった
  母の親戚には頼めない
  80代の伯父は保証人は無理だ
・・・と、論争を続けていた。

Hiyoko思わず口をはさんだ。
「私が書いたらよかったんじゃない?」

両親とも、きょとんとして黙った。
考えもしなかったらしい。
私は「子ども」だから。

一応私は、我が家で唯一の所得者。
両親にとっては、私はいくつになっても子どもなのね。

2006.06.02

かっこいい2分間の電話

Keitai_4少し立て込んでいて、文字通り、
心を亡くしかけていたとき、
ケータイが鳴った。

「なんか急にね、まこさん、
 どうしてるかなぁと思ったから、
 なんとなく 電話してみたの。」
お会いしたのは2回だけ、メールも1~2回、
電話で話すのは初めての、ヒーラーのお友達からだった。

遠く離れた地から、何か感じ取ってくださったのだろうか。

「わぁ、ひさしぶりですね。元気ですよ。」
たった2分弱の、あっさりした会話。
電話を切ると、す~っと、心が晴れていた。

近況も状況も何も聞かないのも、
激励のことばではなく、「じゃあね。」とあっさり終わるのも、
メールアドレスがわからなくて電話した、というのも、
きっと、彼女の心遣い。

つながっていた2分間が、私の数時間、数十時間を変えた。

さりげなく影響を与え、何も言わずに立ち去る。
その余韻が、いつまでも大きなインパクトを与え続ける。
かっこいい。。。
こんな人になりたい。
また1人、私が心から尊敬し憧れる女性を身近に見つけた。

2006.06.01

私の1%ルール

Baby_2ニュースで、難病の赤ちゃんが
海外で手術を受けるための
募金の様子が報じられていた。
生後数ヶ月の赤ちゃんが、
一生懸命生きようとする姿が
心に触れた。

私は、自分の子どもをもつことができない。
20代半ばにホルモンのバランスを崩して、
お医者さまにそう言われた。
だから、私にとって、
子どもをもつ女性はそれだけで尊敬できる存在。
この世に生を受けた赤ちゃんには、どうか生きてほしい。

必要な資金は1億円を超えるという。
単純計算では、全国民から1人1円ずつ集めたら、
実現できる金額。
私にも何かできるはず。

こういうときは、いくらくらい振り込むものなの?
志という金額が、一番難しい。
何か、自分なりの基準がほしい。

心に触れたときに気軽に続けられるように、
1回あたり、あまり負担にならない金額がいい。
とりあえず、月々、
私の手元に入る金額の1%を目安にすることにした。
私の事業規模は小さすぎるので、
本当に微々たる金額だけど。

私なりの基準を決めたら、動きやすくなった。
私の小さな小さな第一歩。

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プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

    ひとのわは、
    ビジネスとこころの
    パートナーとして、
    人材育成、
    組織・チームづくり、
    コミュニケーションに関する
    コーチング、
    コンサルティング、
    参加型研修・講演を
    通して、
    一人ひとりが持っている
    大きな力を引き出し、
    組織やチームのビジョンも
    個人の夢や目標も
    叶えられるよう、
    全力で支援します。

    ・中小企業診断士
    ・国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
    ・CRRグローバル認定プロフェッショナル・システムコーチ(ORSCC)
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