初心≠過去
少し前、NLPのワークで、私にとって大きな発見をした。
ことばにすれば当たり前すぎるけど、
原点と出発点は違うということ。
ときどき、初心・原点に立ち返ることを心がけている。
実はそこに、思わぬ落とし穴があったの。
私が扱ったテーマは、
大きな夢に向かいたいのに、
いざ動こうとすると、
急にブレーキがかかってしまう、という現象。
夢そのものや、未来の自分に焦点を当てると、
全身からエネルギーがわきおこる。
それは何度も体験したし、
心から望んでいる確信もある。
それなのに、現在地に立ったとたんに、
できないという声が私の中から聞こえてくる。
そして、不安で身動きできなくなる。
そこで、メタポジションに立ってみた。
すると、私が「現在地」だと思っていた地点は、
「過去」の、
これから新しいことを始めようとしている地点ということに
気がついた。
その私は、まだ何も知らず、何も経験していない。
そこから未来を見たら、遠く感じるのも無理はない。
初心だけを取り戻すつもりが、
時制まで巻き戻していたみたい。
今の私に必要なのは、「今」の私を棚卸しすること。
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