« 黒っぽい | トップページ | コラム始めました。 »

2006.10.03

講師という呼び名

先日、コーチ仲間との勉強会で、
「自分にとって、講師とは?」という問いについて考えた。

私にとっては、
先生、講師、教師という呼び方にはあまり違いがなく、
状況(コンテキスト)によって、抵抗が違うことに気がついた。

先生と呼ばれるのは好きではないけれど、
セミナーの場面では、役割として受け取れるようになった。
が、コンサルタントとして先生と呼ばれるのは、
今も抵抗が大きい。

私は「伝える人」であって、
「教える人」ではないという意識が働いているのかもしれない。

 

先生と呼ばれたくない人も、呼ばれたい人もいる。
企業でも、役職で呼ぶところと、それを嫌うところがある。
人によって、状況によって、違うもの。

そういえば、先日、あるセミナーで、
70代の参加者の方から「キミ」と呼ばれてびっくりした。

ことばは、やっぱりおもしろい。
ことばの奥に、人それぞれのイメージがある。
どのことばに抵抗を感じるのか、
その背景に、その人の世界が見える。
それは、基本的なフレームでもあり、時に制限にもなる。

 

こういうことを考え、気づき、話し合える、仲間との時間が、
最近の私にとって、一番ぜいたくなひととき。

« 黒っぽい | トップページ | コラム始めました。 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 講師という呼び名:

« 黒っぽい | トップページ | コラム始めました。 »

プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

    ひとのわは、
    ビジネスとこころの
    パートナーとして、
    人材育成、
    組織・チームづくり、
    コミュニケーションに関する
    コーチング、
    コンサルティング、
    参加型研修・講演を
    通して、
    一人ひとりが持っている
    大きな力を引き出し、
    組織やチームのビジョンも
    個人の夢や目標も
    叶えられるよう、
    全力で支援します。

    ・中小企業診断士
    ・国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
    ・CRRグローバル認定プロフェッショナル・システムコーチ(ORSCC)
無料ブログはココログ