講師という呼び名
先日、コーチ仲間との勉強会で、
「自分にとって、講師とは?」という問いについて考えた。
私にとっては、
先生、講師、教師という呼び方にはあまり違いがなく、
状況(コンテキスト)によって、抵抗が違うことに気がついた。
先生と呼ばれるのは好きではないけれど、
セミナーの場面では、役割として受け取れるようになった。
が、コンサルタントとして先生と呼ばれるのは、
今も抵抗が大きい。
私は「伝える人」であって、
「教える人」ではないという意識が働いているのかもしれない。
先生と呼ばれたくない人も、呼ばれたい人もいる。
企業でも、役職で呼ぶところと、それを嫌うところがある。
人によって、状況によって、違うもの。
そういえば、先日、あるセミナーで、
70代の参加者の方から「キミ」と呼ばれてびっくりした。
ことばは、やっぱりおもしろい。
ことばの奥に、人それぞれのイメージがある。
どのことばに抵抗を感じるのか、
その背景に、その人の世界が見える。
それは、基本的なフレームでもあり、時に制限にもなる。
こういうことを考え、気づき、話し合える、仲間との時間が、
最近の私にとって、一番ぜいたくなひととき。
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