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2007.06.27

ウサギを起こすカメ

Rabbitウサギとカメのお話は、
ビジネスでもよく引用される。
カメのように、
コツコツ努力を続けること、
一歩一歩積み重ねること、
計画を立てて行動すること、
などを説くために。

居酒屋「てっぺん」の大嶋啓介社長の記事を読んで、
新鮮な視点を見つけて、うれしくなった。

まず1つめは、
 カメは、しっかり目標を見据えていた。
 ウサギは、ライバルばかり気にして、目標を見失っていた。
という視点。

これだけでも私には、十分うれしいメタファーだった。
組織づくりや起業支援のセミナー、NLPの目標設定のときに、
シンプルな演習と組み合わせてお話ししたら、
より理解しやすくなりそうだから。

そしてさらに、
  どうしてカメはウサギを起こしてあげなかったのか?
という、小学3年生の女の子が発したという問い。

そうよね。。。
目標をしっかり見据えながら、仲間と一緒にゴールする。
何ものにも変えがたい喜び。
これに気づく小学生の女の子の視点がすばらしい。
ライバルと比べすぎないように、といいながら、
私の目がすっかり曇っていたことに気づかされる。

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コメント

こんにちは。私も最近、同じような話を聴きました。
カメはゴールを見ていた。しかしウサギはカメしか見ていなかった。

また、2年生の長女がまさに「カメは意地悪だね、ウサギを起こしてあげればよかったのに」と言っていました(ちなみに彼女はウサギ年生まれで、ウサギひいきです)。
私にはなかった視点です・・・ちょっとショック。

miki_rengeさん、こんにちは。
お嬢ちゃんも、素敵な発想の持ち主ですね。
せちがらい世の中で、こういう感性をお持ちのお子さんたちがいらっしゃるのをうれしいなぁと思います。
素敵なお話し、どうもありがとうございます。

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