接客もいろいろ
高速バスに揺られて、
接客意識や技術の向上などを
テーマに研修を企画するため、
打ち合わせにうかがう。
コミュニケーションや
プレゼンテーションを専門領域の1つにしていて、
接客に関するご相談やご支援の機会が多い。
なので、雛形となるカリキュラムがありまーす!と
すぐに言えれば、かっこいいのに、
実際はなかなかそうはいかない。
お客さまに気持ちよく過ごしていただくという目的は同じ。
その表現は、業種や業態によっても、
お店のめざす雰囲気によっても、全然違う。
むやみに、明るい声でお声がけすればいいものではない。
私が今、
接客や組織づくりのご支援をしている企業さまだけでも、
正反対の方法をお伝えしていることも少なくない。
電話営業の企業さまで、面識のない方に、
声だけで話したくなる雰囲気をつくることがポイントになる
ところもあれば、
趣味性の高い商品のお店で、
お客さまはあまり声をかけてほしくないというところもある。
そんなところで、元気のいいご挨拶やお声がけは、
むしろタブー。
地元の素朴さを売りにするお店では、
美しすぎる挨拶や敬語が敬遠されて、
かえってマイナスになることもある。
なので、いつまでも、1回1回がはじめてのお仕事。
今回は、私に何ができるでしょう。
お土産にいただいた特産品のぶどうをつまみながら、
アイデアを思い巡らせるうちに、夜が更けていく。
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