ソフトフォーカスで話を聴く
コーチングや、経営相談、
コンサルティングでお話をきくとき、
「ソフトフォーカス」で聴くと、
うまくいくことが多い。
ピンボケではなく、ソフトフォーカス。
しっかりと相手の方に焦点を合わせながら、
ズームではなく広角で、
周辺を含めてぼんやり眺めるように聴く。
そうすると、
ことばには表れない本音がくっきりと浮かび上がり、
サボタージュな声は、
どんなに繰り返されても全く耳に入らない。
やわらかくとらえておくことで、いろんな角度から眺められる。
そんなことを最近よくクライアントさんに話していたら、
こんな記事を見つけた。
「僕が人の話を聞く時に、絶対にやらないようにしていることが
一つあります」
私が大好きな糸井重里さんと阿川佐和子さん、
そして御厨貴さんの鼎談で、自然体で聴くということを、
「ボケッと座ってる」と表現されている。
そういえば、大学で心理学を学んでいたときも、
教授お2人はいつもそんな感じで
学生やクライアントさんのお話を聞かれていた。
ふわっとしたソフトフォーカスは、
写真に写るモデルさんを優しく美しく見せてくれる。
人の美しさを引き出すのは、
カメラも耳も、同じなのかもしれない。
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コメント
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「ソフトフォーカス」で聴く。
いいですね!
ついつい肩に力が入って、「さぁ、聴くぞ!」みたいになりがちです。
「ふんわり、はんなり、日向ぼっこの心地よさ」を目指したいな。
投稿: ゆっこ | 2007.09.08 23:33
ゆっこさん、どうもありがとうございます。
ひなたぼっこ・・・話すほうも聴くほうも、きもちいい雰囲気になりそうですね。
投稿: まこ | 2007.09.10 08:39