ジョナサンのメッセージ
お片づけが一段落して、ふと書棚に目をやると、
「かもめのジョナサン」が目に飛び込んできた。
何度読んでも味わい深い1冊。
久しぶりに読み返したくなって、手に取った。
「かもめのジョナサン」 リチャード・バック著
ゆっくりゆっくりジョナサンの世界に浸っていると、
2007年を締めくくるのにぴったりなことばに出会った。
引用すると、
「まず、自分はすでにもうそこに到達しているのだ、
ということを知るところから始めなくてはならぬ…」
チャンの語るところによれば、瞬間移動の秘訣は、
まずジョナサン自身が自分のことを、
限られた能力しかもたぬ肉体の中にとじこめられている
哀れな存在と考えるのをやめることにあった。
・・・中略・・・
そしてさらに本来の自己は、
まだ書かれていない数字が限界をもたぬごとくに、
限りなく完全なるものであり、時間と空間を超えて、
いかなる場所にも直ちに到達しうるのだと知れ、と
チャンは説くのだった。
何物からも自由な存在として、
さらなる自由に導かれるように、2008年を迎えたい。
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