亡き祖父に教えを請う
大好きだった祖父の命日や
祖父の声を聴きたくなったとき、
納骨堂にお詣りに行く。
今年は、命日には3日早いけど、
クリスタルをなくしたことが
気になって、
今日、亡き祖父に会いに行った。
お経を聴きながら、遠い世界の祖父に意識を向け、
ゆっくりと呼吸を合わせる。
一呼吸ごとに、心の中の澱みが消えて、
軽くなっていく。
霧が晴れていくように、視界がクリアになっていく。
祖父はどんな人と接するときも、いいところを見る人だった。
評価や判断、解釈せず、そのままを見てくれる人だった。
世間で言う「よくない人」に関わるときでさえも。
子どものころは、その意味がわからなかった。
口数が少ない祖父のことばは、当時の私には難しかった。
時を経て、今、
祖父の姿勢は私の支えになっていることに、
お堂で祖父と向き合ううちに、気がついた。
私が創りだしたい世界。
まだことばにはならないけれど、確かな感覚が体に入った。
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