霧の中で感じた人のちから
朝5時起きで、
梅田から高速バスに乗って、
北播磨に向かう。
気がつくと、窓の外が真っ白。
前も左右も真っ白で、
バスがどのあたりを
走っているのか、
すぐ近くにある標識さえ見えない。
濃霧。文字通り、とっても濃い~霧。
そんな真っ白な中を、高速バスは快適に走って、
数分遅れた程度で無事に着いた。
迎えに来ていただいた車で、
「運転、怖くないですか?」と聞くと、
「霧が出た日は、その後よく晴れるんですよ。」と、
何事もないかのように平然とおっしゃる。
私は、車に乗り換える数メートルさえ、
歩くのが怖かったのに。
どの世界でも、
他の人ができないことを、当たり前のこととして
やってのける方がいらっしゃる。
人は誰でも、プロフェッショナルなところを持っている。
そしてたいてい、自分のすごさに気づいていない。
改めて、人のちから、おもしろさを感じた。
帰宅して新聞を見ると、JRは大幅に遅れたらしい。
asahi.com「近畿で濃霧 朝のJR線、大幅に乱れる」
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