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2008.02.25

いぬいふくし村のお話

昨日訪れた篠山市乾新町で、NPO法人いぬいふくし村の理事、
山中信彦さんのお話をうかがった。

会場の「コミュニティカフェみーつけた」の店内は、
テーブルや椅子、飾りなどに木のぬくもりがあふれている。
Cafe1_2Cafe2

店員さんも、あたたかさがこぼれそうな笑顔で迎えてくれる。
「コーヒー」「レモンティ」とオーダーしようとする私たちに、
山中さんが、「手話で。。。」といたずらっぽく笑った。

このカフェは、NPOが運営する身体障害者小規模作業所で、
彼女はなんと、耳が聞こえない方だったのだ。

そんなサプライズで始まった山中さんのお話は、
障がい者を施設の中ではなく、地域の中で生活できるように、
という信念が満ちていて、心を打たれた。

他に運営する、
知的障害者小規模作業所「紙ふうせん」も、
障害者福祉事業所で作る商品を販売する「みんなの家」も、
そこで働く障がい者を、助けが必要な子どもとしてではなく、
1人の大人として接し、お互いに助け合う。

カフェには、足が不自由な方と耳が聞こえない方がいる。
足が不自由な方は、あまり動き回らなくていい厨房で働き、
耳が聞こえない同僚に、常に手話で通訳している。
彼女は、このカフェに来てから、手話を覚えたという。

支援者も、それぞれのペースで、できることをする。
掃除が得意な人は、お店をピカピカに磨き上げ、
お花の世話が得意な人は、お店の外のお花を植え替える。

私は、そんな企業組織をつくる支援をしたいので、
やっぱりできるんだ!と、大きな勇気をいただいた。

優しい笑顔で語る山中さんが、ここまでこられる道のりは、
並大抵のご苦労ではなかった。
新しいスタイルをつくろうと思うと、
地域の方、行政の方、障がい者のご家族・・・などなど
あらゆる方に何度も何度も伝えていく必要がある。

「私はこの町一番の嫌われ者ですよ。」ということばに、
山中さんのリーダーシップの強さを感じた。

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  • ひとのわ 福住昌子

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