「甲子園への遺言」で見つけた、人を伸ばすポイント
友人が持っていた「甲子園への遺言」を見せてもらった。
「甲子園への遺言」 門田隆将著
伝説の打撃コーチ高畠導宏さんのお話で、
NHKのドラマ「フルスイング」のもとになった本。
1月にコーチ協会東京チャプターの例会に参加したときに、
このドラマがいい!と話題になっていた。
ぱらぱら眺めただけでも、印象的なフレーズを見つけた。
うろ覚えなので表現が不正確ですが、
*コーチの仕事はほめること
プロの世界に入ってくる人間は、必ずいいところがある。
その、人より優れている部分を徹底してほめる。
体が覚えてしまっている欠点を指摘しても、直らない。
欠点を直すのではなく、長所を伸ばすのが重要。
*「○○するな」は言ってはいけない
例えば「高めのボールに手を出すな」と言うと、
意識が逆に、その「高め」にいってしまう。
結果的に、言われたとおりの失敗をしてしまう。
コーチングやNLPで実感していることと同じだ!と発見して、
とてもうれしい。
スポーツが好きな方は多いので、説明にも使えそう。
「厳しく鍛えるべき。」とおっしゃる方が、
長所を伸ばすことの大切さ、
部下にかけることばの大切さ、に共感してくれるかな?と、
期待がふくらむ。
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