« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »

2008年4月

2008.04.30

学校という組織に興味を持つ理由

Fuji日本スクールコーチ協会のところでも
書いたけれど、
学校の先生にコーチングを使ってほしい、
職員会議を元気があふれる場に変えたい、
という願いが、私の中で強まっている。

なぜ?と、さかのぼっていくと、
思い出したことがある。

私は学生時代に短期間、保育園でバイトした。
子どもたちと接するのは、
とっても大変で、とっても楽しかった。
時給は笑っちゃうくらい安かったし、
帰りには歩く気力も残っていないほど、くたくたになったけど。


保育士という進路も、ちょっと真剣に考えていた。
でも、その思いは、数ヶ月で消えた。
その理由の1つは、職員室の舞台裏。

バイトの私は、少々のことは耐えられた。
職員室にいる時間は短いし、責任も被らないから。

新人の先生が、お1人で悩まれていた。
それを見ていられなかった。

彼女はいつも、子どもたちを笑顔で全身で受け止めていた。
子どもたちは、残酷なくらい素直で正直。
「○○先生、だ~い好き」「○○先生、遊ぼぉ」と、
いつも子どもたちに囲まれていた。

でも、ムリを通そうとする親御さんからは、
「先生は子ども生んだことないからわからないのよ。」
「若いから苦労を知らないんでしょ。」と責められた。
ベテランの先生は、「ほっておけば?」と取り合わなかった。


その後、小学校の先生からも、同じような話を聞いた。


そのとき思った。
先生って、1年めから孤独なんだ。。。
会社員になった私にも悩みはあったけど、
1年めの1ヶ月めから1人で矢面に立つことはなかった。
取引先には先輩と同行し、社内でもつきっきりで教わった。

それでも、ビジネスマンのストレスを山のように見てきた。
コーチングに出会って、組織の中の人を元気にしたいと思った。
そのときは、学校は意識の中にはなかった。

最近、学校という組織にも、何か力になりたいと思う。
未来を担う子どもたちに関わりたいという夢をもって、
先生という厳しい職業を選んだ方々が、
夢を生き続けられるように。

学校でも企業でもお役所でも、
正社員でもアルバイトでも、
働くことの楽しさを満喫できる組織は、絶対つくれる。
プログラムの構想はある。
どうやって、アプローチすればいいかはわからないけれど。

  私が保育園のバイトを辞めた最大の原因は、
  人間関係ではなく、
  ある政党の選挙応援や新聞購読を
  しつこく誘われたからでした。。。(^^ゞ

2008.04.28

Namba

心斎橋の商店街を歩いていたら、
外国人カップルが地図を広げて、のぞきこんでいる。
地図をくるくる回してる。
外人さんも地図を回すのね~と、親近感を覚える。

道に迷ってるみたい。
助けてあげたい。
でも、英語は・・・

「なんば」という単語が聞こえる。
「なんば」の方向ならわかる。
でも、英語が・・・


思い切って、「Namba?」と聞いてみた 
・・・って、ローマ字で書いても、日本語だし(^^ゞ

すごくうれしそうに、 
「なんばはどっち?」みたいなことを英語で言ってる。

でも、私の口からは、英語は出てこない。

地図の商店街と実際の商店街の方向を指で示して、
「Namba」と南の方向を指差した。

すごくよろこんでくれた。
笑顔で手を振って、歩き始めた。
よかったぁ~

難波のどのあたりに行きたいの? とか
歩いて行くのは、ちょっと時間かかるよ。とか
本当は、言ってあげたかった。

一応、役にたったからOKよね。

英語 しゃべりたーい。
でも おべんきょ したくなーい。(キッパリ!)

神様 or 魔法使いさん or アラジンさま or どなたでも、
眠っている間に、
英語の脳みそ、インストールしてくださーい。

2008.04.27

日本スクールコーチ協会のイベントに参加

NPO法人日本スクールコーチ協会関西支部発足イベントに
参加した。

中学生や高校生のうちから、
未来の夢や目標を聴いてくれるコーチがいたり、
学生さんと先生、保護者の方が一緒に参加できる講演や
ワークショップを開いたり・・・
そんな夢のような素敵なことが、現実になりそうよ。

コーチとしての私の願いは、
組織で働く人たちが、働くことに誇りをもち、
笑顔で元気に毎日を過ごすのが当たり前の世になること。
最近は特に、学校という組織にコーチングを広めたいという
思いが強くなっていたところ。

そんなときに、このNPOに出会った。

大勢の方と知り合った。
学校にコーチングを導入することに興味があるコーチ、
小学校、中学校、高校の先生、
コーチングに興味のある大学生、
いろんな立場の方のお話を聴くことができた。

生徒さんや親御さんと接する先生のナマの声を聴き、
私の未完成なプランも聴いてもらった。

Card実は今日は、私の誕生日。
かけがえのない体験が、
何よりのプレゼント。

2008.04.25

プリン占いとお菓子占い

マイミクのらぶりさんに、
おもしろい占いを教えてもらった。

プリン占い

Cream 私の結果は、「生クリーム

 「まろやかで、なめらかで、
  それでいて神秘的な存在感が
  とっても人気です(特にここ最近)。」
  
 「魅力を最大限に発揮させるには、撹拌が必要」
  
 「本当の自分の姿を見せない部分があり、
  個人的な質問をしつこくされると、
  嘘をついてでも真実を隠そうとする面もあります。」

は、当たってるかも~(笑)


お菓子占い

Chocolate 私は、「チョコレートさん

 「チョコレートさんには
  そんな一本芯の通った強さがあります。
  そのうえ行動力もあるので、
  お菓子界では王様のような存在。
  世間では打ってつけのリーダータイプ。
  指導力もあるので、
  普段から信頼され頼られることも多いはず。」

と、前半は、ほめまくられているので、
「そんなことない!」と思ったら、
その思考回路が読まれてました(^^ゞ

     ↓
「そんなことナイ、と感じたあなた。
 上に立つ事で自分の本領を発揮することが
 きっと出来るはずです。」
だって。

2008.04.24

言わはる

Dandelion友人に相談事をもちかけた。
「○○さんが・・・って言わはるねん。」

関東出身の友人に言われた。
「関西の女の子ってさ、
 なんで怒るときも敬語使うの?」

  ・・・相談内容は軽~くスルーされてます


同じこと、他の人にも聞かれたことがある。

「~しはる」「~してはる」は、必ずしも敬語じゃないの。
受身形? ちょっと違うかな。
他の人の言動について話すときに使うの。

学生時代に保育園でバイトしてたとき、
遠方出身の友達がびっくりしてた。
「○○ちゃんが、叩かはったぁぁぁ」
「◇◇ちゃんが、おもちゃ取らはった!」
って、子どもたちが、喧嘩したり泣いたりしてるから。

動物のことを話すときも、
「あのネコ、あんな高いとこ上ってはる。」などと使う。

そんなに不思議かなぁ。

2008.04.23

足が縮む

Peony最近よく、足を怪我する。
階段を降りるとき、
靴が脱げそうになって、
かかとを強く打って、すりむく。
固い階段だと、
かなり血がにじんで、
遠目にも目立って恥ずかしい。

靴のサイズが大きいわけじゃない、と思う。
最近愛用している靴は、長年履きなれていたサイズよりも
1つ小さい22.0cm。
買ったときは少し小さめに感じていた。
それなのに、よく脱げる。

当然、今までの靴は、もっと脱げやすい。
昔から少しゆったりめだった靴は、ぶかぶかで履けない。

足が小さくなった?

今でも、靴を探すのが大変なのに、
さらに小さいサイズを探すのは、もっと大変そう。
元に戻ってほしい。

2008.04.22

今年のテーマは美容系

Manicure今年に入ってから、
コーチングもコンサルティングも、
なぜか、美容関係の業種の
お仕事が多い。

美容院、エステティックサロン、
化粧品会社、など。
この業界の企業さまとは今までもご縁があったけれど、
こんなに一時期に重なるのは珍しい。

ちなみに昨年は、農業系でした。
農家グループ、農産物直売所、農産物加工所など。


きれいなお姉さんは大好きなので、
美容業界のお客さまとお会いするのはとても楽しみ。
お肌のお手入れやメイクが隅々まで行き届いている。
が、お話ししていて、こちらをじっと見つめられたときは、
  お化粧直ししてない。。。
  ツメが伸びてる。。。
と、自分がいたたまれなくて、隠れてしまいたくなる。

サービスメニューや接客のリサーチのために、
ちょこちょこ美容院やネイルサロンをのぞきに行ったり、
たまには実際にサービスを受けたりもしているので、
ちょっとは外見力を磨けますように☆彡

2008.04.21

組織の恩恵を感じる

Magazine地下鉄の中吊り広告を見て、
「今週の週刊ダイヤモンドをチェックしよう」
と思った。
次の瞬間、気がついた。
今まで、恵まれすぎた環境にいたことに。

3月まで通っていた大阪府の経営相談窓口の
フロアには、図書コーナーがあった。
入手しにくい調査資料や年間購読誌、複数のビジネス誌が
自由に閲覧できた。

コピーはできなくても、お仕事の合間にざっと斜め読みして
情報収集するには十分だった。
レジュメや報告書を作成することが多い診断士のお仕事には、
とっても便利だった。


よく、大きな会社を退職された方が同じようなことをおっしゃる。
仕事のことは、ある程度調べたり覚悟して独立される。
それが、案外、細々したことに困る。
会社には「○○」が置いてあったのに、手に入ったのに、と。

フリーランスになって4年半、
組織の恩恵は私には関係ないと思っていたけど、
実はしっかり受けていたのね。

地下鉄を降りた駅の書店で、最新号を購入した。
久しぶりに自分のものとして、ベッドに横になりながら、
ゆっくりページをめくる。

2008.04.20

竹中直人さんに自然体のかっこよさを見る

Moss_pink新しいクライアントさんとの
1回めのコーチングセッションを、
開放的な空間でしたいなぁと思って、
関西空港に出かけた。

ゆっくりお話しした帰り、
クライアントさんと歩いていると、
「あ、竹中直人さんだ!」と気づいて教えてくれた。
竹中直人さんは、JRの改札の前で、数名のスタッフの方と
一緒に立っていらっしゃった。

ラフな服装で、自然な感じで、スタッフの方に笑顔を向けて
立っていらっしゃる。
しばらくすると、
別のスタッフがチケットを買って戻ってこられた。
竹中さんは、さりげなく手を広げてその方を包み込むように、
ねぎらいながら迎え入れられる。

自然な立ち振る舞いがとてもかっこいい。
特別なことをしていないのに、それがすごくかっこいい。

オープンな場所だから、多少は人の目にふれることを
意識されているかもしれない。
それでも、ごく自然に現れたふるまいだと思う。
ふだんから、あたたかいお人柄なのかな。


とっても自然で、気づいてみていたのは私たち2人だけ。
写真撮りたい・・・とミーハー心がむくむくわいたけど、
なんだか、自然な空気を壊してはいけない気がして、
そっと目に焼き付けた。

形には残っていないけれど、しっかり記憶に残る場面。
満月の日に、心が満たされた気持ちになった。

2008.04.19

たまごの気持ちを思い出す

Egg友人が主催する、
中小企業診断士のたまごとひよこの
交流会に参加した。

オープニングは、昨年NHKに出演された
真鍋貴子さんを岐阜からお招きして、
お話をうかがう。
演台に立たれても、1人1人とお話しされるときも、
きらきらした目で一生懸命お話しされて、
思わずひきつけられる魅力がある方。
こんな方が中小企業診断士を名乗ってどんどん表舞台に
立ってくださると、知名度も好感度も上がりそう。

そんな有名人の彼女が、なんと私のことをご存知だという。
私は昔、中小企業診断士の受験参考書や問題集を
執筆したことがあって、それを使っていたらしい。

他にも、受験生、独立直後の方、独立検討中の方など
数名の方に、声をかけていただいた。


自分では、自分の知名度や影響力はよくわからない。
憧れなんて言われると、真剣に思いっきり否定したくなる。

でもよく考えると、それは同じ構造。
私も受験生時代は、診断士の方にお会いすると、
心から羨望の眼差しで、いただいた名刺を大事にしたり、
名前を覚えてもらったら、舞い上がるほど喜んだ。

受験生の方にとって、ベテランの大先輩を見るよりも、
数歩先にいる私のほうが、話しかけやすいかもしれない。
受験制度が変わって、試験の中身ではお役にたてないけど、
会ったり話したりするだけで喜んでもらえるなら、
できることがありそう。

主催者の(V)o\o(V) さん、おつかれさまでした。
リラックスできる空間をずっとホールドしてくれていて、
みんなの笑顔がいっぱい広がりましたね。
ありがとうございました

2008.04.18

ひょうご菓子めぐり

「ひょうご菓子めぐり」の冊子が完成した。
BookPage

今日から始まった姫路菓子博2008にあわせて、
地元の兵庫県のお菓子屋さんを紹介する冊子を作成した。

お菓子をたくさん食べるお仕事をしていると
まこにっきにも何度か書いていたのは、このお仕事。
  関連記事:あま~いお仕事(2008.01.16)
        お昼ごはんはシュークリーム(2008.01.25)

1日に数軒取材し、1軒あたり1~2品は試食するので、
私も、私よりはるかに多くのお店を取材された先輩も、
とってもとっても成長した。
もちろん、比喩ではなく、まる~い成長。


きれいな冊子になると、なんだかうれしい。
自分が書いた原稿なのに、ちょっと立派に見える

姫路菓子博2008会場で配付されているそうなので、
行かれる方は、大切に(^^)お持ち帰りください。

私も、菓子博行きた~い。

2008.04.17

本日オープンのケーキ屋さん

昨年夏に堺商工会議所の創業塾
受講された上原清忠さんが、
今日、「トト洋菓子店」をオープンされた。

  トト洋菓子店
   堺市堺区車之町西2丁2-32

午後、開店日の様子をのぞきに行く。

ザビエル公園のすぐそばで、
大きな道路に面した1階のお店。
あいにくの曇り空にも、
遠くからテントのグリーンがよく目立つ。

Shop

私が行ったときには、
お店の外に自転車が数台とまっていた。

SetRoll

本日は、「オープニングセット」のみの販売。

「利休の抹茶ロール」は、
帰宅して切ってみると、緑の濃さにびっくり。
他のケーキも、しっかりと濃厚な味わいで、
小ぶりながら食べ応えがあるものばかり。

創業塾でお話をうかがったとき、
「プリンは他所に負けない自信があります」と
おっしゃっていたので、
また日を改めて、プリンを買いに行きます!

2008.04.16

電池が膨らむ

KeitaiDoCoMoショップに駆け込む。

ケータイの電池が膨らんできたから。
気のせいかなぁと思って
しばらく使い続けていたけれど、
成長(?)を続けてる気が。。。

爆発する?
怖くなって、本体の背面のカバーを開けてみたら、
電池パックがパンパンに膨らんでいた。

今の機種はP902iで、2年4ヶ月使っている。
過去最長保持記録・・・
買い換えたいけれど、最近、ケータイ高すぎ~。
4~5万円なら、1回東京に行ける。

ショップのお姉さんいわく、結構よくあることらしく、
無償交換してくれた。
充電しながらケータイを使ったり、
充電が終わってそのままにしておいたりしたら、
いけないらしい。

ケータイの背面は平らになったし、
電池の持ちもよくなったし、よかった~
でもさすがに、そろそろ買い換えたい。

2008.04.15

マリー・ローランサン展

夕方、アポイントの間が3時間くらい空いていたので、
サントリーミュージアムに足を伸ばす。
期間中に、「マリー・ローランサン展」を絶対見に行こう!と
思っていたから。

マリー・ローランサンが描く女性は、美しい。
色合いもタッチも、女性の柔らかい肌に触れるかのように、
とても繊細で、優しい。

輪郭がくっきりと縁取られていないせいか、
描かれている女性たちが、
濃い背景からは、ふわっと浮かび上がるように見えたり、
淡い背景には、空気に溶けこむ妖精のようにも見える。

Marie眺めていると、
気持ちが柔らかくなる。

ポストカードを数枚買って、
「ほぼ日手帳」のカバーに
1枚はさんだ。
優しい気持ちで毎日を
過ごせますように

2008.04.14

違うだけ

Azalea外出前の一瞬、TVをつけたら、
倖田來未さんの72日ぶりの
復帰ライブの様子が映った。
失言に対するお詫びの様子や、
ファンの激励に涙する場面。

それに対して、
番組のコメンテーターは手厳しくコメントし、
街頭インタビューでも、批判的なコメントを取り上げていた。


私が悲しくなったのは、
第3者が、1人の人を激しく非難する姿勢。
人として、尊重されていない気がした。

倖田來未さんの最初の発言も、今彼女を批判する意見も、
私には、同じところから出ているように見えた。

傷つけたvs傷つけられた の構図では対立関係に見えても、
どちらも、自分と違う世界にいる人を受け入れたくないと
いう発想から生まれたように思えた。

古代から
 年配の方は、「イマドキの若いもんは・・・」と批判する。
 若い人は、年長者を、うるさい、イタイ・・・などと思う。
 女性は、「男は全然わかってくれない。」、
 男性は、「だから女はわからない。」と言い合う。
 都会の人は、田舎に住みたがらないし、
 地方の人は、都会は人の住むところではないという。

年齢、性別、立場、役割、民族、人種、宗教、趣味・・・
1人1人、数え切れないほどいっぱい違うのに、
いちいち、相手を否定や批判しあっていたら、きりがない。


とはいえ、住み慣れた世界から一歩外に出ると、
「なんでそうなの?」と混乱するし、否定もしたくなる。

私もしょっちゅう、「信じられない!」と怒り、落ち込む。
それはたいてい、私が外の世界を知らないから。
落ち着いてよく聞いてみると、同意はできなくても、
なるほどなぁと思ったり、おもしろいと感じたり、
そういう考えがあるのかと理解する。

うまくいくやり方を知っていても、失敗する。
そしてまた、広い世界を知る。
その繰り返し。

理解できないほどの違いを感じたら、
それは、自分の世界が広がるチャンス。

2008.04.13

お坊さんも新人の季節

Lotus昨日が曾祖母の命日だったので、
お堂にお詣りに行く。
いつもはお1人のお坊さんが
お経をあげてくださるのに、
今日は斜め後ろに少し離れて、
もう1人のお坊さんが座られる。

新人さん、なのかな。
メインのお坊さんよりもピシッと背筋を伸ばして、
本をしっかり握り締めて、一生懸命に読経されている。
時々、息継ぎのタイミングが合わなくて、
お堂に響くお経のトーンが変わるのが、ほほえましい。

お坊さんはどれくらいで1人立ちされるのだろう。

おつきあいのある企業さまでも、先週くらいから、
電話や営業の席で新人さんと接する機会が増えた。
緊張されている様子、とまどっていらっしゃる様子に、
用件が伝わらなくてちょっと困ることもあるけれど、
初心を思い出して、気持ちが引き締まる。

2008.04.12

メイドキティ

先日、打ち合わせの席で、先輩が、
「この前、壊したから。」と小さな袋を差し出した。

Pen「日本橋キティ」のシャーペン。
ちょっと前に、キティちゃんの
シャーペンをお貸ししたとき、
クリップのところがポキッと折れた。
「いっぱい持ってるからいいですよ。」
って言ったのに。

日本橋キティ。
メイド服を着てる。かわいい。
買うの、恥ずかしくなかったかな。
かわいいコレクションが増えた。
ありがとうございます。

こうやって、キティちゃんグッズが増えていく。
ケータイのストラップも、たくさんお土産にいただく。
Strap現在のラインナップは、
 因幡の白うさぎキティ
 出雲の大黒さまキティ
 岡山の桃キティ
 東北のこけしキティ
 和紙のだるまキティ

みなさんありがとうございます

2008.04.11

起業家占い

Cornflower友人のmixi日記で教えてもらった、
起業家占い」をやってみた。

愛すべき出世頭「豊臣秀吉」タイプらしい

部分的に抜粋すると、
  あなたは、
  おのれの信念にとことん忠実に仕事をしたいと
  考えるタイプの企業家です。

  何の根拠もないのになぜか醸し出される「大物感」と
  目標達成のためには絶対にゆずらないド根性が
  あります。

  自分の生き方を貫くことと、ただの無鉄砲は雲泥の差。
  ご用心を!


抜粋したところ以外で、え~って思うところもあるけど、
思いだけで動いてしまうところは、あたってるかも。

2008.04.10

仕事の顔

Tulip営業職のクライアントさんを
電話コーチングしたときのこと。
  匿名で掲載許可をいただいています

彼女はいつもおっとりとした口調で、
ゆっくりゆっくり話す。
困っていることを話すときも、
うれしかったことを話すときも、いつも変わらない。

その日はたまたま、
上司とのコミュニケーションをテーマに話していた。

彼女は、トップセールスを何度もとられている営業職。
行き詰った様子に、ふと思いついて、
「上司が、大切なお客さまだとしたら?」と問いかけた。

その瞬間、電話の向こうの空気が一変した。
しばらく息を飲んだまま、沈黙されたあと、
「そっか! お客さまと思えばいいんだ。」
弾んだ声が返ってきた。
彼女の中で、答えが見えたみたい。

「今、グッと、メヂカラが強くなりましたね。」と、
感じたままフィードバックした。
電話だから見えたわけではないけれど。


彼女が言うには、
営業のときは、ガラッと態度が変わる。
「契約を取りに行こう」と気持ちがシャンとして、
自然に、話し方も動作もテキパキするのだとか。

丁寧におもてなしの営業をされるのかとイメージしていたら、
ふだんの彼女からは想像もできない姿。

職場では、上司や同僚と厳しい仕事の話をするときも、
人一倍ゆっくりとしたペースで話されるという。
コーチングのときも、そうだった。
初めて見せてもらった、クライアントさんのお仕事の顔。

やっぱり、人はおもしろい。
いろんな顔を持っている。

「今からすぐ上司のところに行って来ます。」と
自ら宣言して電話を切った彼女の声は、凛と響いた。

2008.04.09

くいだおれが定年

道頓堀の「くいだおれ」が定年を迎えるらしい。
 asahi.com:道頓堀「くいだおれ」、7月閉店 「定年迎えた」

お店の定年。
そういう表現もあるのね。
おつかれさまでした。

大阪名物として、1つのお店という意識はあまりなくて、
歴史的に、一生存在するものだと思いこんでいた。

お店の前はしょっちゅう通っても、
実際に入ったことがある人は、大阪人でも案外少ない。

そういう私も、2~3年前に、1度だけ。
「実は入ったことないよね。」と。

1~2年前には、現社長の講演も聞いた記憶がある。

7月閉店までの「さよならくいだおれフェア」では、
初めてです!というお客さんが殺到するかも。
私もそれまでにもう1度、違うフロアに行ってみようかな。

2008.04.08

桜舞う季節に

昨日、友人のお父さまが急逝された。

知らせを受け取った昨夜は、
友人の思いに意識を向けながら、静かに床についた。
そうやって目覚めると、
命あるものは、こうして毎朝目覚めるんだなぁと
花曇りの朝が、特別な朝に思えた。

Sakura桜の花びらが風に舞う季節は、
あらゆる生き物の命が芽吹く季節でもある。

1つの命の終わりが、
生きるものの命を呼び覚ます。
あなたはどう生きるの?と問いかけるように。

友人のお父さまは、
頼もしい息子を誇らしく思いながら、
その生涯を閉じられたことでしょう。

心からご冥福をお祈り申し上げます。

2008.04.07

つながっていく

講師やスタッフを務めたセミナーや勉強会、講演会などで
参加された方どうしが、意気投合して仲良くなったり、
お仕事のご縁をつくられている、
など、うれしい現象が続いている。

プレゼンテーションセミナー、
創業塾、
リーダーシッププログラムの一貫で開いたワークショップ
先日のめぐっち講演会
などなど。

1年以上たっても
メールのやり取りが活発だったり、
忘年会や交流会が何度も続いていたり、
お互いにお仕事を紹介しあったり、
コラボレーションして新しいお仕事が生まれていたり。

私が大事にしたい価値観の1つに
「人との深いつながり」があるので、
こういう現象が広がっていくのはうれしい。

Hiyokoでもちょっとだけ、
参加者のみなさん、いいなぁ。
私もつながりたい・・・
と思っていたところに、今日、
友人が主催する中小企業診断士の
交流会の案内をもらった。
診断士のたまごとひよこの交流会。

そうそう、ひよこ
いつまでたっても年をとらないことにしているので
ずーっとひよこ。
大きくなったら、空を翔べると信じているひよこ。
  関連記事:「空を翔びたい」(2005.01.01)

2008.04.06

「バベル」から考えた銃の重み

DVDで「バベル」を見た。
 バベル スタンダード・エディション

モロッコ、アメリカ・メキシコ、日本で展開するエピソードが、
後半にダイナミックにつながっていく。

ことばが通じない、心が通じないもどかしさを描くのに、
聾である必要があったのか、性を扱う必要があったのか、
などなど、多少、違和感もある。
外国人が描く日本、日本人だからなのかもしれない。


一番痛みを感じたのは、銃を撃ってしまった少年。
腕がいいからこそ、事件につながるつらさ。
そして、大切なものを失う悲しさ。
彼は一生、この痛みを負いながら生きていくのだろうか。

そう思ったとき、
昨年末に、実際に東京で起こった事件を思い出した。
父親の銃を5歳の息子が触り、2歳の弟が死亡した事件。
彼自身も、意図せざる結果に苦しみ続けるのだろう。

今更ながら、
彼の身元がわからないように報道してほしかった。
父親の実名、所在、職業などが報道されたので、
誰もが、5歳の少年を特定できてしまう。
少年が大きくなっても、社会の厳しい目にさらされる。

法的には間違っていないのかもしれないけれど、
何か矛盾を感じてしまった。

映画から、思わぬところに意識が飛んでしまった。

2008.04.05

花にら

Star_flowerお花は大好きだけど、
花の名前が覚えられない。

バスを待つ間、桜にデジカメを
向けようとしたら、足元に
淡いブルーの花を見つけた。
小さい星の形がかわいらしい。

帰宅してから、母に写真を見せる。
「花にら」
山野草の会に入っている母は即答する。

細長い葉が、ニラに似ているから、らしい。
私はかわいらしい花しか目に入らず、葉まで見ていない。

女性の品格の1つに、花の名前を知っている、
というのがあったっけ。
 「女性の品格」 坂東真理子 著

2008.04.04

100円値上げを体験する

100yen人気のイタリアンレストランで、
おいしいランチ。

3種類あるランチコースが、
100円ずつアップしている。

こんなところにも値上げの影響が出てるのね。

食料品の一斉値上げは、TVのニュースや
お仕事先の飲食店や食品スーパーでは話題になっても
私のお財布にはあまり関係ないと思ってた。

周りで挨拶代わりのように話題になっている値上げが、
「自分ごと」として身に沁みた。

2008.04.03

紙の管理は苦手なの

Geranium紙の管理は苦手なの。

返送する書類に気づかず、
ファイルしてしまったり。
DMと間違えて、
必要な案内状を捨てて
しまったり。

今も、ある手続きに手間取っている。

郵送で届いたIDとパスワードで、
サイトにログインしようとした。
すると、IDとパスワード以外に、確認No.の入力欄がある。
その番号がどこにも見当たらない。

電話で問い合わせると、
「宛名が印刷されていたシートに印字されていた番号」を
入力しなければいけないらしい。

時すでに遅し。。。
封筒から中身一式を抜いた後、
個人情報が記載された用紙は、シュレッダーにかけたから。
いつもはなかなか処理しないのに、
よりによって、珍しく素早く。

再発行してもらうには、紛失届を出さないといけない。

紛失っていうか、
ゴミ箱には入ってるんだけどね~
でも、粉々だし。。。

2008.04.02

主人公が登場しない小説

不思議な小説を読んだ。
主人公が出てこない。

「私が語りはじめた彼は」 三浦しをん 著
 私が語りはじめた彼は 三浦しをん 著

主人公は、どうしようもない(?)男性。

章ごとに、「彼」について、彼の周辺の人たちが語る。
読み進めるごとに、いろんな視点から彼がとらえられ、
周りの人たちの関係性も見えてくる。

主人公本人が登場しないのに、
もしかしたら、会ったら印象が薄い人かもしれないのに、
「彼」のにおいがぷんぷんする。

不勉強で、著者の三浦しをんさんを初めて知った。
直木賞を受賞された作家さん。
最近出会ったコーチングのクライアントさんが、
「好きなもの」として、お名前をあげてくれた。

この作家さんを好きだとおっしゃるクライアントさんは、
どんな世界を持っていらっしゃるのだろう。
作品1つだけではとらえられないかもしれないけれど、
私の好奇心が大きく膨らみ始めた。

2008.04.01

チームでつくる醍醐味

Kasumiめぐっち講演会の余韻の中で、
CREW(世話人チーム)について
振り返る。

心から、このCREWにいられて
本当によかったなぁと思う。
と同時に、私は何もしていない
という感覚がある。
がんばった感がない。。。

力を抜くこと、がんばらないことが私のモットーなので、
最高ってことよね、と思いつつも、
何だったんだろう?という、不思議な感覚が残る。
いい意味で、肩透かしをくらった感じ。


今回のCREWには、初めてセミナー運営に携わる人もいて、
申込フォームの設置や、受付への自動返信メールなど、
「やったことがない。わからない。」と言っていた。

今までの私なら、「私がやるわ。」と引き受けていた。

慣れているし、細かい作業は好きなので、全く苦にならない。
できる人ができることをするのが、お互いに負担が小さくて、
一番いい方法だと思っていた。

が、今回は、他のメンバーが
「この機会にやってみたら?」と提案した。

失敗や混乱はあった。
その都度、みんなで話し合ったり、
他のCREWたちが全体をチェックしながらフォローした。
いつでも助け合える安心感があるから、
思い切ってチャレンジできたし、快くフォローにも回れた。

講演会直後のミーティングで、
自然に、お互いがお互いに感謝のことばを真剣に伝え合い、
「またこのメンバーでやりたいね。」と言い合った。

行き届かなかった点は、たぶんいっぱいある。

次は、もっとうまくできる。
その次は、さらにもっとうまくできる。
チームとして、どんどん成長していくから。

今までの私のパターンは、
企業で、自分の仕事を手放さない管理職のイメージかも。
お客さまに対するサービスの質に固執するあまり、
身内が成長する可能性を奪っていたのかもしれない。

チームでつくる醍醐味。
1人1人のリーダーシップのなせる技。
このCREWから、そんな大切なことを学んだ。

くしくも今月から、チームで取り組むお仕事が2件始まる。
同じ立場の数名でチームを組むお仕事と、
外部コンサルタントとして、
企業内チームを作り上げていくお仕事。

今回の経験を糧に、
自分で抱え込まないことにチャレンジする。
仕事でそうするのは、正直、とても怖い。
そんな恐れを手放して、
1人1人が自分で立ち、チームとして成長する、
そんな大きな視点に立ちたい。

« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »

プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

    ひとのわは、
    ビジネスとこころの
    パートナーとして、
    人材育成、
    組織・チームづくり、
    コミュニケーションに関する
    コーチング、
    コンサルティング、
    参加型研修・講演を
    通して、
    一人ひとりが持っている
    大きな力を引き出し、
    組織やチームのビジョンも
    個人の夢や目標も
    叶えられるよう、
    全力で支援します。

    ・中小企業診断士
    ・国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
    ・CRRグローバル認定プロフェッショナル・システムコーチ(ORSCC)
無料ブログはココログ