モンスターになる
先日たまたま通りかかった
喫茶店「モンスター」。
どんなお店なんだろう?
中をのぞく勇気はなかった。
京都で本間正人さんに学ぶ3日間。
最終日は、モンスターを体験した。
「モンスター・ペアレントへの対応策ワークショップ」
私の目的は、
クレーム対応の企業研修に生かせそうなのと、
学校の先生と直接お話しできること。
関連記事:「学校という組織に興味を持つ理由」(2008.04.30)
なので、私は、学校の先生の近くの席を選んで座り、
演習でペアやグループを組んでいただいた。
本間先生いわく、
「モンスターペアレント」という人がいるのではなく、
「モンスター」の状態になっている人がいる。
つまり、誰でもモンスターになれる。
なりたくはないけど。。。
ということで、ロールプレイングの演習では、
お互いにモンスター役を演じた。
やる前は、「え~、できないわ」という空気だったのに、
いざ始まると、あちこちで白熱している。
机をバーンと叩いて迫真の演技をされた先生も
いらっしゃった。
モンスター役をやってみると、
喉は渇くし、想像以上にエネルギーを消耗する。
受け止める役も、エネルギーを吸い取られて、消耗する。
両方のつらさを体験して、
こうなる前に、お互いにできることがあるはずだよね、と
コミュニケーションの大切さを強く実感した。
同じグループの小学校の先生が、帰り際に
「私たちがやっていることは間違っていないと思えた。」と
笑顔でおっしゃったのがうれしかった。
1つでも多くの学校に、1人でも多くの先生に、
この本とワークショップを体験してほしい。
「モンスター・ペアレント」 本間正人著 中経出版
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