父の笑顔
今日は父が、介護サービスを受けに行く日。
昨日、父の日にプレゼントしたポロシャツを着て
降りてきた。
「その服、どう?」と聞くと、
父は、「新しい服・・・」とうれしそうに笑った。
昨日、渡したときは、
「よそゆきか? いつ着る服?」と何度も聞いていた。
「明日着て行ったら?」では、納得してくれず、
「明日、S先生に見てもらったら?」と言うと、うなずいた。
ペーシングで反応が変わる、例題みたい。
内容は同じでも、言い方で受け取り方が変わる。
父が感じた「よそゆき」感にペーシングして、
「いつもの」施設に着ていくのではなく、
「明日は」S先生に見てもらう、という特別感が功を奏した。
こんなふうに対応できるのは、
私の気持ちに余裕があるときだけ・・・(^^ゞ
鏡を眺めている父に、「似合ってるね。」と言うと、
また笑顔になって、
迎えに来てくれた車に乗り込んで行った。
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