オカン偉い!
橋下知事の過激な発言が
連日、マスコミを賑わしている。
就任して数ヶ月たっても、
その言動が話題になるし、
自民党の総裁選一色の
ニュースの中でも毎日のように報道され続けていて、
さすが、タレントさんだなぁと思う。
注目を集め続けるためには、
インパクトのある発言や行動も必要なのかもしれない。
公共施設の必要性やお金の流れに、これだけ府民が
関心を持ったのは、知事の力だと思う。
それでもやはり、ことば遣いには抵抗がある。
たとえ内容が正しいとしても、
汚いことばを発する人が信用できなくなる。
ここ数日話題になっている「クソ教育委員会」だけでなく、
隣の県の空港を「邪魔」だという表現も気になった。
すると、今日、こんな記事を新聞やネットで見かけた。
YOMIURI ONLINEの記事
「言葉遣い、オカンに怒られた」…橋下知事が”反省”
オカン、偉い!。 さすが大阪のオカン。
知事もオカンには頭が上がらないのね。
インパクトの強さで政治に関心をひく力はそのままで、
おとなのふるまい、知事の品格(?)を願う。
まこさん、こんにちは。
橋本知事がオカンに叱られた件ですが、
私は、そのことを公表してしまう橋本知事の開けっ広げな性格に感心しました。
投稿: 熱血感動型 | 2008.09.10 13:56
熱血感動型さん、こんにちは。
そうですね。大胆ですよね。
今回のインタビュー画面からは、計算された演出力を感じました。
お菓子の騒動のときと同様、過激に出た後は別の一面を見せられる、タレントさんならではの読みがあるのかもしれません。
投稿: まこ | 2008.09.10 21:03
初めてコメントします。
いつも、色々と感銘をうけるまこさんのブログですが、このエントリーは違和感を抱いたので、コメントさせて頂きます。
政治家はなにより言葉を大事にする立場の人だと思います。政治家が発する言葉一つで、極端に言えば人の生き死にさえ左右する立場であるのだから、、。
橋下知事がオカンに本当に怒られたどうかは、そのことの真偽も不明です。そのニュースは橋下氏から発せられたものだからです。
おそらくは、自らの失言を「オカンにおこられた」と言う形で中和しようとする知事の政治的策略でしょう。
こうした行為は30歳を過ぎた大人として、言葉や論理を重視すべきである弁護士として、そして多くの人の生活を左右する行政の責任者として、あまりにも無責任であり、かつ卑劣な所業だと思います。
橋下知事の「インパクトの強さで政治に関心をひく力」を評価されておられるようですが、僕は彼の「インパクトの強さ」によって、政治が過てるのではないかと危惧しています。
コーチングというのは、なにより「言葉」を大切にする営為だと思います。
コーチングには門外漢ですが、コーチャー?は、為政者の「言葉」に敏感にあってほしいと、このエントリーを読んで思いました。
投稿: 水中メガネ | 2008.09.11 21:22
水中メガネさん、いつも読んでくださっているとのこと、どうもありがとうございます。
私の書き方が曖昧になってしまったかもしれませんが、決して知事のファンでもなく、マスコミが報じる言動を私が評価・判断する立場にもないと思っています。
誤解を招いたのだとしたら、申し訳ありません。
今回のオカンの件で私が大切だと思うのは、今後そういうことばを使わないと表明されたことだと思います。
失礼な言動を受けた教育委員会に対しては丁重なお詫びが必要だと思いますが、報道したマスコミやその視聴者は、お詫びされる必要があるかのかどうか、私個人的には疑問です。
マスコミやその視聴者に対しては、「報告」でかまわないと思いますし、その方法が演技や演出が入ってもかまわないと思うのです。
ここは、人によって感じ方や意見が分かれるかもしれませんね。
あくまで個人的な感想です。
と内容についてはここまでとして、
「コーチャー」ということばを初めて見ました。
コーチングをする人=コーチという呼称には慣れていますが、そう呼ぶ方をされる方もいらっしゃるのですか?
新鮮なような、不思議なような感覚です。
投稿: まこ | 2008.09.12 10:21