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2008.11.24

共感しない

Butterfly介護に少しだけ携わっていると
毎日がコミュニケーションの
学びの連続。

これまで学んできたことや
伝えてきたことが
間違っていないなぁと思うのと同時に
ここまで深いものだったのかと実感する。

例えば、
意見が合わない相手、話がかみ合わない相手とは
「同意」しなくてもいいから、
「この人は」そう思っているんだなぁ
「この人には」そう見えているんだなぁ、ととらえる。

すると、相手の世界観が見えてくる。
そして、もっと知りたくなる。
そのうえで、自分の意見を、ただシンプルに伝える。


それを今まで、私は「共感」「受け入れる」感覚として
大切なものだと思ってきたし、そう伝えてきた。

でも最近、共感できないことは、しなくていいよ、と
思うようになった。


軽い認知症の父は、「作話」をする。
事実と違うことを、いかにも事実のように語る現象。
幸い(?)、もともとロジカルな人ではないので、
明らかにつじつまがあわないのが、わかりやすい。

事実ではないのに、
お世話をしてくださる人を悪く言うことが多いので、
共感したり、真正面から受け止めようとすると、
私の中で抵抗が起こる。

「ふ~ん。そうなの。」って、しっかり聞いて、
話したことを忘れる父と一緒に、私も忘れるのが
今のところ、正解みたい。

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コメント

作り話、そして事実ではないのですから、共に感じることができなくてもしかたがないと思います。

でも・・・介護の視点だけで考えると・・・
「共感したふりをする」といいますか、お父様の世界に入っていく・合わせることが、お父様の安らぎになると思いますよ。人を悪く言っても、「うん、そうだね。私から注意しておくよ」のように返しして、すぐ話題を変えるといいのでは。

認知症の世界って難しいですね。僕も試行錯誤の毎日です。

JOJOさん、ありがとう。
人それぞれ、いろんな考え方があっていいとおもいますが、私は、「ふり」はしたくないんです。
装っても気づくものだと思うし、「率直である」「真実を伝える」という私の重要な価値観とバッティングして、私自身に大きなストレスがかかってしまって、苦しんできました。
他の方は別のやり方があるとおもいますが、
しっかり聞くけれど、共感や同調はしないというのが、悩みぬいた結果の、私なりの結論なんですよ。

心を揺さぶられるコメントでした。小津安二郎映画のような場面が浮かんできました。
ご家族の尊厳をとても大切になさっているからこその、たどりつかれた境地なのだと思いました。

私は、見送った父をこんなに深く理解しようとしただろうか、優しいフリをしていただけではないか、
家庭で、仕事で、異なる意見を説き伏せようとしたり、面倒をさけるためだけに同調してみたり、
この世で一番やっかいなのは自分の心だと(^^;)
気づかせてもらいました。

そのままとらえる、自分の意見をシンプルに伝える。
私にとって魔法の言葉になりそうです。
ありがとうございます。

ひみこさん、こんにちは。おひさしぶりですhappy01
そんなかっこいいものではないですよ(笑)
外では偉そうに(?)コミュニケーションの仕事をしていても、
家では、毎日&身内となると、ついイライラしがちで、反省と葛藤を繰り返しながら、我が家流の答えを探っています。
またお会いできるのを楽しみにしています。

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プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

    ひとのわは、
    ビジネスとこころの
    パートナーとして、
    人材育成、
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    コミュニケーションに関する
    コーチング、
    コンサルティング、
    参加型研修・講演を
    通して、
    一人ひとりが持っている
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    組織やチームのビジョンも
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    ・中小企業診断士
    ・国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
    ・CRRグローバル認定プロフェッショナル・システムコーチ(ORSCC)

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