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2008.12.04

元山一證券社長の野澤正平さんに学ぶ、本気でもてなす姿勢

Rose昨日、元山一證券社長の
野澤正平さんの講演を
聞きに行った。
「社員は悪くありません」
という記者会見の、
あのお方。

会場に入ってこられた野澤さんが、
話し始める前に、黙って会場を見渡されただけで、
なぜかひきつけられる。

穏やかな語り口の中に、ユーモアと熱い思いが
たっぷりこめられて、
一言も聞き漏らしたくなくて、集中してお話を聴く。

「ハートが人を動かす」とおっしゃる野澤さんの
営業時代のエピソードには、
ものすごい工夫や知恵に、心底驚いた。

取引先の社長さんをもてなすために、
会社の一番下っ端の社員、秘書、運転手さん、
そしてご自宅までうかがって奥さまにも、
いかにお名前を覚えてもらい、喜んでいただくか
そのためには手段を選ばない。
どうやって思いつくの?という工夫ばかり。

接待の席を設ける側の方のお話を初めて聴いた。
接待する側の、料亭のおかみ、京都の芸妓さん、
クラブのママのお話は何度か聴いたけれど、
席を設けるまでの準備、接待中、接待後まで、
そこまで気配りするものかと、感動する。


お客さまに喜んでもらいたい。
私もそれを毎日とても大事にしているし、
どこの企業でも、毎日のように聞くセリフ。
野澤さんのレベルの違い、奥の深さに、
私はまだ入口にさえ到達していない、と思った。

講演後、野澤さんは会場の質問を丁寧に聞き、
熱く答えたあと、「ありがとう」「がんばってね」と
質問者に一声かけられる。
拍手を受けて会場を出るときにも、
ドアの手前で会場を見渡して、深々と頭を下げられる。

講演を聴いたというより、もてなしていただいたと
いう実感が残った。
すばらしいひとときに、感謝します。

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コメント

うわぁ、うらやましい!
野澤さん、あの会見の時からずっと気になっています。企業の謝罪会見が慣れっこになってしまい、謝る側にも「とりあえず頭を下げましょう」という態度が見え隠れする昨今、野澤さんは本当に心から頭を下げていたのだなぁと思います。
苦労されたからこそ、気配りの真髄をおわかりなのでしょうね。

miki_rengeさん、ありがとうございます。
野澤社長なら、今の謝罪会見続きの企業をどのようにご覧になるのでしょうね。
あの会見のことにもふれられていて、全員が再就職されたあとも、転職先が合わなかった方の面倒もみていらっしゃるそうです。
人のつながりを大事にすることにおいても、レベルが違う方だなぁと思いました。

「山一證券」の商標って、再登録されているそうですよ。
しかも、"元社員"の手で。

yuuさん、こんにちは。
有名な会社名が個人で商標登録できるのですね。
何に使うのでしょうね~eye

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プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

    ひとのわは、
    ビジネスとこころの
    パートナーとして、
    人材育成、
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    コミュニケーションに関する
    コーチング、
    コンサルティング、
    参加型研修・講演を
    通して、
    一人ひとりが持っている
    大きな力を引き出し、
    組織やチームのビジョンも
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    叶えられるよう、
    全力で支援します。

    ・中小企業診断士
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