弁護士さんもしゃべりすぎると失敗するらしい
弁護士さんのお話を
Podcastで聞いた。
弁護士さんは、
しゃべりすぎると
失敗するという。
意外~
いかに論理的に話し、
相手を巻き込んで説得するかという、
しゃべるお仕事だと思い込んでいたから。
優秀な弁護士さんは、
相手がどんなにしゃべっても、
決してその場で反論しないという。
全部聞いてから、論を立てる。
勝つことを考えるのではなく、勝ち方・負け方を考える。
自分の主張が100%通って裁判に勝てても、
お客さんが失ったお金を取り戻せなければ、
お客さまは喜ばない。
むしろ、相手の言い分を呑んででも、
一部でも長期間の分割でも取り戻せるほうが、
お客さまの望む結果になる。
そのためには、証拠がたくさん必要なので、
相手に100以上しゃべってもらうほうがいい。
弁護士さんは、
正しいか間違っているか というものさしで
ものごとを測る職業だと思っていた。
お話しを聞く限り、
むしろ、大局を見て出方を探るプロの交渉人。
ゴールを見据えてお仕事をしている
ビジネスマンやコーチと良く似た視点。
固くて難しいお仕事が ちょっと身近に思えた。
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