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2009.04.12

西の魔女に学ぶ、自立した大人になるレッスン

DVDで「西の魔女が死んだ」を観た。
 西の魔女が死んだ

自らを魔女と言う、イギリス人のおばあちゃんの
上品なたたずまいがすばらしい。

美しいことばを使い、
孫のまいちゃんに「上手ですね」「できますよ」と
ポジティブなことばをかけ、
素行の悪い近隣の男性に対しても
「その場を見ていないから」と温かく接する。
信念を強く持ち、ゆらがない。

魔女というより、仙人みたい。

孫のまいちゃんに教える魔女修行は、
規則正しい生活をすることと、
「魔女は自分で決めるのよ」ということ。
自立した大人になるためのレッスン。

このセリフが特に印象に残ったのは、
このところ立て続けに、
自分で決められない大人に出会って、
どう関わればいいのかなと思案していたから。


進路に悩む若い女性は、
「私はどうすればいいですか?」と私にきく。
「あなたはどうしたいの?」と尋ねても、
「○○さんに」「お母さんに」「カレシに」・・・と
「聞いてみます。」の相手が変わるだけ。

失敗がこわい、と訴える。

日々のほんの小さなことから
「自分で決めてみませんか?」と提案すると、
「もし失敗したらどうするんですか?」と目を見開いて、
本気でびっくりしている。

仕事や生活だけでなく、
自分の洋服やドリンクのメニュー選びさえ、
言われた通りにしていれば間違いはないと
本気で信じている。

年上の経営者の中にも、ことあるごとに、
「どうしたらいいんですか?」
「教えてください。」
「決めてください。」と
真顔でおっしゃる方もいらっしゃる。


それも、その方の価値観や生き方なのかも
しれないけれど、
自分で決める自由や楽しさ、
選択肢が広がっていく世界も知ってほしい。
こんな私の願いを西の魔女に問いかけたら、
何を示してくれるのだろう。

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コメント

サチ・パーカーさんは、あのシャーリー・マクレーンの
娘さんなのですよね。まだ観ていないのですが、とても
観たい映画の1本です。彼女、僕より3歳年上なだけな
のに見事に老け役を演じていますよね。びっくり!

ご無沙汰しています。
私は、昨年この映画を観ました。
京都のちょっとマニアックな映画を上映するシネマで有名な、京都シネマで上映していました。

西の魔女である、おばあちゃんの言葉使いが丁寧だったということが、すごく印象に残っている映画ですね。
そして、お孫さんに対しても、他の人に対しても、丁寧な言葉使いで、常にやさしく接していたことも、心に残っています。

☆ミネさん
 サチ・パーカーさん、そんなにお若いのですね
 若々しくて美しいおばあさんだなぁと憧れながら見とれていましたが、そのはずですね。。。
 映画、おすすめです(^^) ぜひどうぞ!

☆ポコニャンさん
 言葉遣いも接し方も、お上品で素敵でしたね
 ポコニャンさんも映画お好きですね。ときどきmixi日記で感想を拝見しています。

ほんと最近決断できないか方が多い。

決断は常に「リスクと可能性のセット」であると常識的に考えますが、リスク恐怖症の方が多い。

不思議な気がします。

ぽんたさん、はじめまして。
リスクと可能性のセット、そうかもしれませんね。
私の性格かもしれませんが、常に大きなリスクを伴う決断ができる自信はなくても、他人に決められる不自由のほうがもっと苦手です

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