「希望のちから」で感じた命の重み
少し前に見て感動した映画、「希望のちから」
タイトルとパッケージにひかれて借りたものの、
あまり評判を知らなくて、
それほど期待せずに見始めたら(^^)
私にとって久々の大感動ヒットでした。
主人公は、乳癌の新薬を開発するお医者さま。
抗がん剤の副作用や切除の苦しみからも、
死と向き合う苦しみからも、
目の前の患者さんたちを早く救いたいという
強い願いからくる大きな使命感。
会社の方針で、研究の予算が削られたり、
開発中止になりそうになったり、
治験の許可がなかなか下りなかったり、
役員会やボスと戦う場面で、
「ビジネスマンじゃない。ドクターなんだ。」と
憤る姿に、心を打たれる。
薬の認可を得るためには、データが必要で、
目の前にいるのは、患者ではなく、被験者。
1人1人の事情を聞いて対応することはできず、
条件に合わない人は容赦なく対象から外し、
いち早く効果を証明しなければならない。
そうでければ、新しい治療法を待ち望んでいる
大勢の患者さんの命を救えないから。
でも、そこで切り捨てられるのは、
紛れもなく、その治療薬が効くかもしれない、
生きることに最後の望みをかける1人の人間。
目の前の1人の命と、
世界中で待っている大勢の患者の命。
人の命を救うお仕事の矛盾。
今、
生きていること、
生かされていること。
命の重みをずしっと感じ、考えさせられた。
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お~すっごく観たい!!
でも、まこさんのおかげで
半分観た気にもなってます
投稿: ちゃめろん | 2009.09.14 16:11
ちゃめろんさん、こんにちは。
ぜひ観てください!
ちょこっとネタばれしちゃったかもしれませんが、たぶん大丈夫です(笑)
投稿: まこ | 2009.09.15 01:23