気持ちのこもった喪中はがき
毎日のように、
喪中はがきが届く。
その中で、感動する
1枚に出会った。
中小企業診断士の
大御所の方からで、
決まり文句のお知らせではなく、ご自身のことばで
心境が綴られていた。
「私にとって妻を亡くした痛恨は何物にも代え難い
ものでしたが・・・」
おそらく70代後半くらいの方で、
50年近くの歳月を連れ添ってこられたご夫婦。
勝手な推測ながら、この世代のご夫婦で、
生前の生活の中では、ねぎらいのお気持ちは
あまりことばにされなかったかもしれない。
最期にこんなふうにおっしゃっていただけたら、
奥さまも安らかに眠りにつかれたことでしょう。
後半は、私たち読み手を安心させるかのように、
お元気に過ごされている近況が書かれている。
そう簡単にお会いできない大御所の方だけど、
ぜひ何かの機会にお話をうかがって、
こういうお気づかいを学びたいなぁと思う。
奥さまのご冥福をお祈り申し上げます。
« 宇宙にはばたく「ゆめ」と「ろまん」 | トップページ | プチ冬休みに優雅なランチ »
コメント