河合真如さん講演会
伊勢神宮の広報などに携わられている、
河合真如さんの出版記念講演
「美しい日本の歴史
~神話で学ぶ日本人のこころ」に行く。
「絵で見る美しい日本の歴史」 河合真如著 講談社
河合さんは穏やかな語り口調で、
伊勢神宮の成り立ち、神事の意味、
日本古来の習慣の本当の意味、
日本語の単語に込められた意味などを
わかりやすく語られる。
特に、衣食住は命や魂を大切にすることと
説かれたところが印象に残った。
衣は機織り。
布は魂を包むもの。
形見分けは、故人の遺志、魂を大切に
受け継ぐこと。
食は稲作。
「い」は命。「ね」は根。
住は御殿。いへ。
「い」は命。「へ」はへっついで、竈のこと。
火をおこして、魂を連鎖させていく場。
伊勢神宮は平成25年の式年遷宮に向けて
さまざまな準備が行われている。
明朝6時から、正式参拝にうかがうのを前に、
古からの習慣を学んで、豊かな気分になる。
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