あなたは愛する人に守られたいですか?
あなたは愛する人に
「守られたい」ですか?
この素敵な問いは、
ほぼ日刊イトイ新聞の
人気コンテンツ、
「おとなの小論文教室。」の
「Lesson492 守ってあげたい」で
山田ズーニーさんが発せられたもの。
私は瞬間的に「No」と答えてしまう、
かわいくないヒトですが、
そうじゃない女性も、
「守りたい」と答えてしまう男性や親御さんも、
ぜひ、本文をどうぞ。
「おとなの小論文教室。 」
同じことを言いたくても、
山田ズーニーさんの文章で読むと、すごく説得力がある。
シンプルだけど、とても深い内容。
守るにもいろいろあって、
見守る、応援する、などのニュアンスなら、
むしろこちらからリクエストしたくなる。
でも、私の経験では、
「守ってあげる」と言われるときは、
「何もしなくていいよ」「何も考えなくていいよ」
という意味合いで、
成長の機会や行動の自由を損なうものだった。
もちろん、相手の方の好意や善意はわかる。
というより、むしろ、だからこそ余計に苦しい。
「あなたのためだから」と言って、
人のケーキを食べようとするCMみたいに。
個人的にはあのCM、大好きです(^^)
人が、自分で決めて、自分で行動したいと思うのは、
本能だと思う。
ときに(私の場合は頻繁に)、くじけそうになり、
弱気になることもある。
そんなときは、代わりにやってもらうのではなく、
叱咤激励してもらって、また、やりたい気持ちを
思い出すことができると、幸せ。
コーチやコンサルタントという、
個人や組織の能力や可能性を引き出す仕事を
しているからかもしれないけれど、
基本的には、人間が持つ本質的な欲求だと思う。
最初は、「答えを教えてください」と言っていた方が
自分の内側から、考えや意欲が出てきたときに、
びっくりするくらい輝く瞬間をたくさん見てきたから。
えっと、私の場合、100%依存したいのは、
虫さんが出てきたとき。
そこは、私の成長とか、殺生についてとか、
一切問わずに、全面的に助けてください(笑)
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コメント
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はじめまして。船場勉強会に参加させて頂いている2次受験者です。
私も先生のように相手の意思を尊重し、成長の機会や行動の自由を大切に出来る診断士を目指します。
投稿: midnight | 2010.05.28 12:45
midnightさん、はじめまして。
船場勉強会の方なのですね。
診断士として一緒に活動できるのを楽しみにしています。
投稿: まこ | 2010.05.29 07:41