「自分の答えのつくりかた」の世界をめざしたい
「自分の答えのつくりかた」を読んだ。
「自分の答えのつくりかた」 渡辺健介著
先月、友人にすすめられて読んだ、同じ著者の
「世界一やさしい問題解決の授業」が
おもしろかったので。
「自分の答えのつくりかた」も、
子どもさんでも楽しく読めそうな物語仕立てで、
物事の考え方をわかりやすく教えてくれる。
魚のサッカー少年を主人公とした物語で、
魚がサッカー? 赤国、緑国?
え? そんな残酷な展開にする必要があるの?
と、ページをめくる手が止まらなくなって、
2時間くらい集中して読破するうちに、
考え方が整理されていく。
論理的な仮説の立て方、検証方法だけでなく、
周りの人の意見を取り入れて考えることや、
違う立場の人の気持ちを聴くこと、
聞き手が納得して判断できるように説明すること、
などなど、
リーダーとして必要なコミュニケーション力も
大事に扱われている。
バランスのいい、完成度の高いストーリー。
私が好きだった先生も、私がめざす講師像も、
どんなことも、日常のことばやたとえを使って、
具体的にイメージできるように教えてくれる人。
著者の渡辺健介さんは、まさしくそんな方。
いつのまにか引き込まれるように話しながら、
大切なことが短い時間でしっかり伝わって、
記憶に長く残るようなしかけ。
そんなプレゼンテーションをめざしたい。
また1つ高いところに、私の目標ができた。
わくわく。
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