90代の女性のことば
「ニッポン・ビューティ」という本に出会った。
「本物の女たちの 美しい生き方」という副題にひかれて、
手にとった。
「ニッポン・ビューティ」 講談社
20名の女性へのインタビュー。
93歳、94歳・・・
どの方も、お写真が凛として美しい。
1918年生まれの日本画家、堀文子さんの
「わたくしの中に潜む未知の能力が
まだ芽を吹いていないんじゃないかと
あきらめきれないでいるんです。」
ということばに、くらくらするような衝撃を受けた。
90代にして、このことば。
もう年だから・・・なんてことばは、この世にいらない。
私の中にもきっと、まだ芽吹いていない力が
いっぱいあるはず。
もうだめ、なのではなく、
これから芽吹いてくれる力があるはず。
女性が働くことが当たり前でなかった時代から
活躍し続けていらっしゃる大先輩方の姿に、
今の時代に私が感じている壁なんて、
きっと、たいしたことがないはずと思えてくる。
「元始、女性は太陽であった」ということばが
しっくりくる女性たち。
彼女たちが今の時代に20代、30代なら
どんなふうに生きるのだろう。
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