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2010.09.28

初体験のすき家で感動の職場を見る

人生で初めて、すき家に行った。
旧知の友人とお仕事先に向かうとき、
「お昼、すき家に連れてって!」とリクエストした。

Nikkeiお肉も牛丼もそれほど
好きではない私が
行きたくなったのは、
9月20日号の
日経ビジネスが
ゼンショー特集で、
そのオペレーションを
実際に自分で見て、
体験してみたく
なったから。


Sukiya1広い店内は、入口に少し
カウンター席があって、
あとはテーブル席。
案内された席からは、
ついたての奥の
厨房の様子は見えない。

なので、フロアスタッフの
動きを観察した。


厨房は見えた範囲ではおそらく男性1人。
フロアスタッフは女性3人。

駐車場にお客さまの姿が見えると、スタッフが
プラスチックのコップに氷を入れ、お水を注ぐ。
お客さまが入ると、「いらっしゃいませ」と誘導し、
お水を置く。
来店と案内とお水を置くのがほぼ同時。

コップが大きくてお水も並々と入っているので、
大半のお客さまはおかわりする必要がない。
おかわりのために店内を往復したり、
テーブルにポットを用意しなくてもいい工夫かな。

オーダーを確認して入力を終えると同時に、
作業スペースに向かって速足で歩きながら、
厨房にオーダーを伝える。


お客さまが立ち上がると、同時に2人が動き出す。
1人がお皿を下げに行き、もう1人がレジに立つ。
絵に描いたような動き。

下げたコップやお皿も、1人でスムーズに作業
できるように、かごが見事に配置されている。
コップの補充も、厨房から持ってきたかごから
スムーズにあっという間に並べられる。


日経ビジネスに「ヒト生産性で極限に挑む」と
書かれていたように、
あらゆる作業が、とっても機械的で効率的に
設計されている。

記事を読んだとき、そこまで画一的にすると、
かえってモチベーションが下がらないのか、
人間関係がぎすぎすしないのか、と思って
「人」に興味がある私は、そこが見たかった。


私が入ったお店は、そこもすばらしかった。
リーダー格の年配の女性が、
「○○さん、ありがとう」「~してくれてありがとう」と
自分が店内で一番機敏に動きながら、
同時に常にスタッフの動きを見ていて、
スタッフが動くたびに「ありがとう」のことばを
優しい口調でかけていらっしゃる。
この忙しさでそこまでできるなんて、すばらしすぎる。
そのおかげで、スタッフの方々の表情も穏やか。


Sukiya2メニューも迷うくらい
たくさんあって、
びっくりした。

私が食べたのは、
セロリ牛丼。
セロリがたっぷり
のっていて、
おいしかった。


初めてのすき家体験は、大満足でした。

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プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

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