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2010.12.19

禅僧の3つのことば

ひろさちやさんと阿純孝さんの共著
「般若心経の教える幸せになるための智慧」に

般若心経の教える幸せになるための智慧

円覚寺の足立大進老師のことばが紹介されていた。
「禅僧は3つのことばだけ言えばいい」

 「それは困ったね」
 「それはよかったね」
 「あ、そう」


シンプルだけど、奥深い。


コーチングも、とってもうまくいっているときは、
コーチは、ことばがいらない。

「m...」という、音だけでコーチングが成立し、
クライアントさんが、ひとりでに深い気づきを得て、
大きな宣言をして終わることもある。


私が尊敬するコーチの1人に、この技(?)の達人が
いらっしゃる。

クライアントさんの心の声にひたすら耳をすまして、
音叉のように、鼻と唇を共鳴させる。

好奇心全開の「うんうん」 (それで?それで?)
大いなる共感の「う~ん」 (そうよね~)
唸るような「う~ん。。。」 (つらいよね。。。)
驚きの「んん?」 (本当?)


一時期、私は彼女の相槌をモデリングして
体得しようとしていたけれど、
最近、この境地を忘れていたことに気づいた。

あるときは、クライアントさんと対話を深めたり、
あるときは、あいづちだけで促したり、
振れ幅を広く持っていたいと、改めて思った。

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コメント

分かります。

コーチとクライアントの間に共鳴が起こったら、言葉はいりませんよね。

アミーゴありがとう。
ことばを大切にひも解くのもコーチングの醍醐味ですし、
ことばがいらないつながりも味わい深いですよね。
振れ幅の広いコーチになりたいです。

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