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2011年1月

2011.01.31

イベント案内で人のつながりに感謝

本間正人さんをお迎えする2月の3連休が近づいて、
お1人でも多くの方に、笑顔になっていただいたり、
本間さんの講座の進め方を体験していただきたくて、
先週末くらいから、ご案内の範囲をさらに広げて
かなり大勢にお勧めメールをお送りした。

  笑顔のコーチング
   http://hello-dream.com/schedule/page-2682.html
  笑顔のコーチングファシリテーター養成講座は、
   http://hello-dream.com/schedule/page-2685.html

  研修講師塾起承転結集中講座
   http://www.learnology.co.jp/lecture/kisyotenketsu2/


講師として長いキャリアをお持ちの方や、
すっかりごぶさたしている先輩や友人など、
少しためらいながら思い切って出してみたら、
思いのほか反響が大きくて、
メールやお電話でいただくことばが温かくて、
改めて、本間さんのパワーを感じたり、
人のつながりのあたたかさをかみしめる。


もっと早く教えてよと言いながら、
お忙しい日程を調整をしてくださるという方、
twitter、ブログ、facebook、mixi、ML、メルマガに
載せてくださった方、
友達を誘ったよ、とか
今回は行けないけど次回は絶対に教えてね、とか

あまりの温かさに、感謝と感動でいっぱいになる。


久しぶりの友人から近況を聞いてやりとりしたり、
お返しに、別のイベントのご案内をいただいて、
それを私の友人たちに転送したり、
お茶やランチのお誘いをいただいたり、
大事な友人、先輩たちとも、つながりなおす。

運営のお手伝いをさせていただけるからこそ
受け取れた、大きな大きなギフト。
この機会をいただいた本間さんに感謝しながら、
お会いできないみなさまのことも思いながら、
3日間、おもてなしの心で講座を運営します。

みなさま、お楽しみに~

2011.01.30

間違えて教えたかも

夕方、最寄駅でバスを待っていると、
「○○ホールはどこですか?」と尋ねられました。

聞き覚えがなかったのでそう答えると、
「駅前の商店街をまっすぐ行ったところにあると
 聞いたのですが。」とおっしゃいます。

黒いコートの襟元からパールのネックレスが見え、
黒いバッグをお持ちだったので、
葬儀の会館を探されているのだと気づいました。

「会館の名前はわからないのですが、
 この先を左に曲がると葬儀会館はありますが。。。」

他の方にも確認したかったけれど、
バス停には他の人がいなかったし、
近くのお店は全部閉まっていて、誰にも聞けません。

気になったので、帰宅してネットで調べてみたら、
駅をはさんで、どちら側にも葬儀会館があります。
どちらの会館も、ホールという名前がついていて、
どちらも、駅前商店街をまっすぐ行ったところで、
駅から10分くらいは歩きます。

彼女が探していたのは、どちらだったのでしょう。

もし反対側を教えていたら、
この冬一番の風が冷たい寒い日に、
かなりの距離を戻らないといけなかったはず。
時間も気になるはずだし。
ご親族かお知り合いの悲しみの日に、
この寒さはこたえたと思います。

生活者として、地元で目印になる建物くらいは
知っておかないといけないと反省しました。

2011.01.29

コールセンターの応対でファンになる

日経ビジネスの定期購読期間がもうすぐ終わると
いう案内が届いた。

おかしい。

昨年10月に受講したセミナーに半年間の無料購読
特典がついていたので、
そのときにコールセンターに確認して、
今の購読期間終了後に、期間延長していただける
ことになっていた。

なので、コールセンターに問い合わせた。


電話をとってくださった方がとても感じがよくて、
こちらの状況を的確に丁寧に質問していただいて、
寄り添って聴いていただいて、
見事にプロフェッショナルな対応に、うれしくなった。

いったん切って調べていただくときも、
もう一度名乗ってくださって、
「責任を持ってお調べいたします。
 ○時ごろにお返事できると思いますが、
 そのころお電話をさしあげてもかまいませんか?」と
目安の時間まで教えてくださる。

本当にそのころにお電話をいただいて、
さらに確認事項があってもう一度調べていただいて、
無事に解決した。


日経BPの社員さんなのか、
外部委託されているのかわからないけれど、
こんなに気持ちのいい応対をしていただくと、
人に感化されやすい私は、
ますます日経ビジネスのファンになる。


店舗の販売員やお客さま応対部署の研修や
コンサルティングに関わる機会が多いので、
素敵なフロントの方に接すると、とてもうれしい。

2011.01.28

深夜のタクシー帰宅

1時20分ごろ帰宅。
深夜にタクシーで帰宅するのは、人生2回め。
10年ぶりくらい。


クラスごとに分かれて実施する研修だったので、
状況報告やレベルの確認の会議が長引き、
建物が閉館する21:30ごろにいったん退出して、
お店で0時前まで、3人で語り続けた。

ラストオーダー時間が近づいていて
他にお客さんがいないイタリアンレストランで、
テーブルに資料を持ち出して、
オーダーしたパスタやサラダを脇に置いて、
生パスタが伸びきってしまいそうになるくらい、
状況を報告し、意見を聴いた。

そのレストランも閉店になり、
24時間営業のマクドナルドに場所を移して、
研修期間全体の振り返りや、情報交換が続いた。

どれだけ熱心な私たち(笑)


私を成長させてくれる師や先輩との会話が楽しくて、
遅くなっても全然疲れなくて、
調子にのって、たまっていた私の疑問や不満も
たっぷり聴いていただいた。
ありがとうございます!


参加者お1人お1人の今後の成長につながることを
心から願って、全身全霊でフィードバックをしたり、
連続で担当する方の成長ぶりを感じられたり、
そういう瞬間は、何物にも代えられない。

頭も体も疲れているかもしれないのに、
お財布も痛かったはずなのに、
翌日はレポートを大量に書かないといけないのに、
楽しさしか感じない。

我ながら、不思議な体質だと思う。

2011.01.27

キティちゃんず

昨年秋ごろから私のもとに集まってきてくれた
キティちゃんたち。
ケータイやバッグにつけてるのを入れ替えようと、
久しぶりの棚卸。

お仕事の先輩や友人、母や母の友人たちが
出張先や旅先で見つけてきてくれるので、
行ったことがない土地のキティちゃんを並べて、
プチ旅行気分。

Kitty1Kitty2

左は北海道シリーズで、
 修道院、まりも、日高、時計台。
右側は、
 もみじまんじゅう
 瀬戸大橋
 奈良の大仏さま
 永田町の国会議事堂
 仙台の伊達正宗


私の夢の1つは、お仕事で全都道府県を回ること。
ですが、こうやって全国各地のキティちゃんが
集まってきてくれるほうが早いかも。

キティちゃんに負けずに、私もがんばります。

2011.01.26

あり方を学ぶ

昨年8月から学んできた組織やチーム向けの
システムコーチングORSC(Organization and
Relationship Systems Coaching)の講座では、
スキルやツールもいっぱい学んだけれど、
アメリカ人リーダーのあり方から多くを学んだ。

組織やチームを扱うシステムコーチングでは、
個人の心や意識の変化以上に、
場全体の雰囲気の変化を見ていくので、
その場をリードするコーチのあり方が与える影響も
とても大きい。


リーダーたちの存在そのものが素晴らしいし、
立ち振る舞いやことば、視線、表情などなども
1つ1つがすばらしくて書ききれないけれど、
その中の1つは、ことあるごとに、
私たちが使うことばを使おうとしてくれること。

相手が使うことばを使う。

コーチングやコミュニケーションの基本とはいえ、
リーダーはアメリカ人で、私たちは日本人。
準備して練習された自己紹介や挨拶だけでなく、
コース中に私たちや通訳の方が使われる日本語を、
とっても楽しそうに真似してくれる。

おはようがOhio(オハイオ州)だったり、
「人間万事塞翁が馬」と訳されたのを聴いて、
bungee とおっしゃったり、
私たちの話に「ソウダネェ」とあいづちを入れて
柔らかい表情で聴いてくださる。


リーダーの熱意と遊び心が伝わって、
場の空気が和んで軽くなり、
新しいことを吸収する余裕が生まれる。

こういう場を創りたい。

まだ今は、習ったことを実践していくだけでも
いっぱいいっぱいだけど、
目標は高い高いところに置いて、前に進みます。

2011.01.25

90分で創業セミナー

大阪狭山市商工会主催で、創業セミナーを行った。
創業前から(^^)毎年創業塾で講師をしてきたので、
創業について話すことには慣れている。

そんな中でも、今回のセミナーは私にとって、
チャレンジだった。
それは、わずか90分という持ち時間。

2日間でアイデア出しからプレゼンテーションまで
やりきったことはあったけれど、
今回、90分のご依頼をいただいたときは、
何ができるのだろうと、一瞬頭が固まった。

分野を絞ろうかとも思ったけれど、
初めて創業セミナーを聞く方が来られるなら、
全体像をつかんでほしい。

そう思って、90分で、
私が作って自分で気に入っている創業の定義、
アイデアから事業への意識転換、
収支計画と資金計画の概要、
身近に感じていただくための具体的な事例紹介、
を、本当に少しずつつまみぐいするような形で
超ダイジェスト版でお送りした。


会場が終了予定時刻に閉館するとうかがって、
参加者のみなさまを5分前にお見送りする。

個別の質問をお受けする時間が短かったので、
もっとたくさんお話をお聞きしたかったし、
もっとたくさん個別の状況に合わせた情報や事例を
お伝えしたかったけれど、
ひとまず、時間内に終えて、ほっとした。

2011.01.24

「私の中のあなた」

DVDで「私の中のあなた」を観た。

 私の中のあなた


予告編などで、
白血病の姉のドナーになるために生まれてきた
11歳の少女が、臓器提供を拒絶するために
裁判を起こすお話というところまでは知っていた。

DVDで観るには、シリアスなドラマが好きなので、
お仕事と学びが一段落した日にゆっくり見るには
ぴったりかなと思った。


が、予想をはるかに超えたストーリー展開に
これ以上に泣いた作品を思い出せないくらい
感動した。

わずか11歳の少女と、その兄姉たちが
覚悟を決めて描いた壮絶な人生設計。

大人が思う以上に、
子どもたちは大人で、自分の人生について
深く考え、覚悟を決める力を持っている。


まだ1月だけど、たぶん私が今年観た映画の
Best3に入りそう。

2011.01.23

システムコーチングの火が灯る

システムコーチングORSC(Organization and
Relationship Systems Coaching)の
最後のコースの最後の日。

この3日間は、基礎コースの3日間と、
応用コース3日間x3コースで学んだことを
ひたすら実践練習を重ねた。


あらかじめ戦略や計画を一生懸命考えて、
いざ、クライアントさんたちに向き合うと、
あっさりプランを手放して、
その場で、一番いいと思うことを全力で行う。

ふと浮かんだツールの名前も思い出せないほど
スキルも経験も足りないのに、
全身全霊で向き合うと、何かが起こる。

これは、パーソナルコーチングでも同じこと。


やっぱり、ORSCはおもしろい。

1対1で深く深くほりさげて、
その人のあり方を明らかにしていく、
パーソナルコーチングも神秘的でおもしろいけれど、
システムコーチングを使って、
人と人の関係を解きほぐし、紡いでいくのは
世界が広がっていく美しさを感じる。


人と人を紡ぐことのすばらしさを知り、
同じ志を持つすばらしい同期の仲間と出会った。

ここからがスタート。
まだあまり世の中に認知されていない考え方で、
組織に展開していくのは難しい道のりだけど
1つでも多くの組織、ご家族に、
この世界を体験してほしい。

私の新しいチャレンジが始まる。

2011.01.22

クライアント体験から学ぶ

システムコーチングORSC(Organization and
Relationship Systems Coaching)の
最後のコースの2日めは、練習、練習、練習の1日。


まだ圧倒的に経験値が少ないので、
コーチとしての練習もしたいけれど、
クライアントとして、質問されたときの印象や
関係性の変化を体験しておきたくて、
ビジネスチームに対するコーチングの場面で、
クライアント役として参加する。

与えられた役割にどっぷり入ってみると、
システムコーチのちょっとした一言で、
なるほどなぁと素直に動こうと思えたり、
それは今の段階では答えにくいなぁと思ったり、
コーチ側にいたときはわからなかった感覚が
自分の中で起こってくる。

意外な発見があって、貴重な経験ができた。


システムコーチングは、
奥が深くてまだまだ難しいけれど、
やっぱりおもしろい。

どこかの組織で、試させてもらえたらいいな。
ものすごくダイナミックな変化が起こりそう。

2011.01.21

システムが立ちのぼる

システムコーチングORSC(Organization and
Relationship Systems Coaching)の
最後のコースの3日間が始まる。

全力で楽しく学びたいと思いつつ、
朝からなぜか体に力が入らず、
魂が体の中に入っていないような感覚が続く。

そんな中で習ったスキルを練習するセッションは、
私のコーチ史上最悪なものになる。
習ったとおりにやろうと手順が気になったり、
自分がここにいないような感覚が気になったり、
目の前にいるクライアント役とシステムに
全然気持ちが入らない。


低調なまま1日が終わるのかとがっかりしていたら、
夕方最後のセッションで、光がさした。
とても協力的でユニークなクライアント役の仲間に
好奇心が止まらなくなり、一緒に楽しんでいると、
2人のクライアント役のどちらでもない、
新しい大きなシステムの姿が浮かびあがった。

コースリーダーがよく使う、
「システムが立ちのぼる」というのは、
こういうことだったのか、と初めて実感した。


コースの最後の最後にきて、ようやく、
ORSCおもしろいかも、と入口に立った気がする。
あいかわらず、スロースターター。

初めて自分で感じたシステムの存在が、
たった1回の奇跡ではなく、
いつもそこを見ていられるように、
やっと私のシステムコーチとしての修行が始まる。

2011.01.20

集合研修の楽しみ

専門機関でのメンタルヘルス研修。
参加者のみなさんは全国から来られていて、
北海道の方が雪かきのお話をされ、
九州の方は徒歩圏内にある温泉のお話をされ、
バラエティに富んでいて、違いが楽しい。

お仕事の情報交換も、地域の情報交換も、
参加者どうしの会話が弾む。


これも集合研修の効果だなぁと思う。
事業所が違って顔を合わせる機会はなくても、
同じお仕事をしている仲間どうし、
共通してわかりあえることもたくさんあって、
お互いに参考になる情報交換もできて、
地域の違いや職場の違いに驚き、楽しむ。

どんなにITが進んでも、経費が厳しくても、
実際に顔を合わせる集合研修の価値はある。
一緒に学ぶ仲間に刺激され、
つながりが生まれ、知恵が生まれる。


関空の近くで研修を終えて、羽田に向かう。
彼ら、彼女たちの職場は、空港の管制塔。
みなさんに守られていることを感じながら、
大きな安心感に包まれて、空の旅を楽しむ。

2011.01.18

追悼

私が中小企業診断士の受験生だったころから
お世話になっていた大先輩が、先週亡くなられた。
情報系の資格をたくさんお持ちの方で、
大勢の後輩たちに気さくに声をかけてくださって、
優しく温かく面倒を見てくださった先輩。


一度だけ、お仕事をお手伝いしたことがある。
2001年のちょうど今ごろ、会社員の診断士に、
商店街調査のアシスタントとして、
議事録作成のお仕事を呼びかけてくださった。

診断士らしいお仕事ができる、
尊敬するベテラン診断士の先輩とご一緒できる、
まだ会社員だった私には夢のようなオファーで、
もちろんすぐに飛びついた。


当時の私は、プロのコンサルタントがヒアリング
する場面を見るのは初めて。
大阪の中心地の商店街の一角で、
経営者の方にうまくリラックスしていただいて、
柔らかく本音を引き出していく先輩に憧れた。

もっと驚いたのは、一通りインタビュー項目を
聞き終えた後。
先輩は、
「せっかくお邪魔したので、もし何かお困りの
 ことがあれば、相談に乗りますよ。」と
さらっとおっしゃった。

お仕事の範囲を超えて、こんなに親身になって、
相談に乗られるのかと、感動し、尊敬した。
私もこんなふうに、利害を超えてお役に立てる
コンサルタントになりたいと思った。


先輩のお名前を久しぶりに聞いて、
身をもって教えてくださったことを思い出した。

こうへいさん、
本当にどうもありがとうございました。
安らかにゆっくりお休みください。
ご冥福をお祈り申し上げます。

2011.01.16

主語が変わった瞬間

ケータイメールで相談ごとのやりとりを数往復
していたときのこと。

最初は、相手の文面から行動や気持ちを読んで、
感じるままに反映したり、
別の視点から問いかけてみたりして、
相手のことを書いていた。

やりとりの途中で、
「そんなふうに苦しんでいる姿を見たくない」と、
自分が打った文字を見た瞬間、はっとした。

見たくない、の主語は誰?


見たくない、のは、私。
つまりこれは、私の願い。

そのままでいるか、何か行動を起こすかを
決めるのは本人。


相手を観察してフィードバックする立場から、
私の願いにすりかわった瞬間を見つけた。

メールだから、送る前に気づいたけれど、
直接話していたら、気づかなかったと思う。
日本語は、いちいち主語をつけないから。


このときはコーチングではなかったけれど、
それでも、自分の願いを語るのか、
相手の方に寄り添って聴くのか、
私は自分でわかっていたい。

ここを見逃すと、問題の本質を見失うと思うから。

コーチとして、人として、
会話でもこういう瞬間に気づく感度を磨きたい。

2011.01.15

研修を終えて、これからの道

研修2日めも無事に終える

1人1人が自分の目標のイメージが強くなり、
会社の方向性と一致するところが際立ち、
描いた将来像が1本の軸になっていくのが
見てとれる。

昨日の冒頭では照れながら語っていた夢を、
最後のプレゼンテーションでは、
ハリのあるしっかりした声で、
より具体的に、より確信に満ちながら、
思いをこめて発表される。

まるで、未来の映像が見えているかのように。


入社1年めのみなさんにとって、
社会人生活はこれからまだまだ数十年続く。

人生の節目や、環境が変わるとき、
将来のどこか大切なタイミングで、
1年めに、自分のこれからの道を描いたなぁと、
今のこの力強い感覚とともに思い出して
また前に進んでもらえるといいな。

2011.01.14

すごい会社すごい人すごい夢

5年連続で研修を担当させていただいている
システム会社さまで、今年もNLPをベースにした
コミュニケーション研修を行う。

参加者は昨春入社された1年めのみなさま。
ぎりぎり昭和生まれらしい。
  一緒だ~、とぼそっとつぶやく。

研修内容は、毎年少しずつバージョンアップを
重ねてきたけれど、今年は大幅刷新した。
NLPやコーチングに加えて、
AI(Appreciative Inquiry ポジティブ組織開発)や
対話の要素をたくさん盛り込んだ。

参加者のみなさまはとても明るくて、ノリもよくて、
お互いに積極的に関わり合ってくださるおかげで、
私が描いていた今日の研修の理想のゴールを
はるかに超える場が生まれた。

すごい会社、すごい人たち。


オープニングでは、場を少しほぐしたあと、
懐かしいクレヨンの感触を楽しみながら、
潜在意識に委ねて、描きたくなったものを描いて、
1人1人のカラフルな理想の人生が現れた。

後半のAIのアプローチを使った演習では、
ポストイットを貼りながら、
それを眺めて口々に掛け合って話しながら、
どんどんマーカーで書き込んでいただくと、
壮大な理想の会社像ができあがっていく。

Ai

あまりにステキなので、
社長さんや役員さんにも見てもらいたいね!と
画像にメッセージをつけてお渡しすることにした。


一見、突拍子もない夢物語に見えるとしても、
そこからエッセンスを引き出して、
1人1人の夢や強みと照らし合わせてみると、
現実味を帯びた夢になる。

さらに1人1人の理想像を強化して具体化して
研修1日めを終えたときには、
入社1年めのはずの彼ら彼女たちは、
会社を引っ張る幹部社員のような風格を感じて、
大きく、まぶしく見えた。


研修はあともう1日。
明日はどんなことが起こるのだろう。

2011.01.13

Watch数年ぶりに、
人生の師の1人でもある
友人に会う。
私より年下なのに、
彼は30代後半に
なっているらしい(笑)


数年に1度、必要なタイミングに会って、
そのときの私に必要なメッセージをくれる人。

一瞬、何を言われているのかピンと来なくても、
彼が言うのだから何かあるのだろうと、
数秒後に考え直して受け取ってみると、
えぇぇ、そうかも!と鱗が落ちる。

これは私に影響を与えてくれる方たちの共通点。
私1人では気づかないものを引き出して、
世界を広げてくれる。


友人の近況や過去の転機を聞き始めた段階で、
なるほどそうか、と私にヒットするキーワードが
いくつも見つかる。

最も根深いテーマにぶつかったと話した私に、
彼は、もっと奥がありそうだと投げてくれる。

スケールの大きな人なので、
私の時間軸が一気にぐーんと伸びる。
答えをいち早く欲しい私は、
3倍速くらい高速に生きたいとあがくのだけど、
ワープ策を求めてあれこれ画策するより、
時の歩みに歩調を合わせるほうが
賢い選択なのだろうなと、なんとなく気づいている。


その時をともに超えるパートナーとして、
時計を買い換えようかなと思いつく。
今愛用している時計は、2001年12月に
コーチングが私の生涯の仕事になると目覚めた、
その日の朝に買ったもの。

話していたカフェを出てから、
そういえば、彼と初めて出会ったのも、
そのワークショップだったことを思い出す。
  話していた間は気づかなかったの。。。


節分を越えたら、新しい時計を探しに行こう。
新しい時を手に入れるために。

2011.01.12

うさぎのお菓子

なんとなく重いテーマが続いた気がするので、
気分転換に軽い話題で。


Yokanかわいいお菓子を
いただいた。
うさぎさんの形の
羊羹。

美容院で見た雑誌の
占い特集によると、
ピンクとグリーンは
今年の後半の
ラッキーカラーらしい。


まじめなテーマでも1本書きかけていますが、
また気分が乗ったら続きを書いて公開します(^^)

2011.01.11

命を超えて届いたハガキ

昨年末に知人が亡くなられていたという連絡を
いただいた。

え?!
思わず、固まってしまった。

元旦に年賀状をいただいたのに。


すぐに、年賀状は早めに投函されていて、
そのあとで亡くなられたということを
頭では理解できたものの、
身体の中がかき回されるようにぐらぐらする。

年賀状を見て、今年お会いしたような気分に
なっていたから。


実際にはもう何年もお会いしていなくて、
年賀状だけのやりとりになっていた方。
その方と私を唯一つないでくれていたハガキが、
命が天に召された後も、
年を越えて、届けられる。

最後のお役目を成し遂げたハガキが、
とても重く、大きく感じた。


亡くなられたことはまだピンとこないけれど、
心からご冥福をお祈りいたします。

2011.01.10

経営者さんの目的意識に学ぶ

継続的に訪問している事業所さまにうかがう。
祝日は電話や来客も少なくて、ゆっくりお話ができる。

経営者さんは、ほぼ毎回、私の訪問日の直前に
 ○○で困っている、
 ○○について考えたい、
 ○○を決めたい、
などと、話したいテーマをメールで伝えてくださる。

進め方などは委ねていただけるので、
お会いして、お話をじっくりうかがいながら、
考えていらっしゃることを言語化して明確化したり、
やるべきことを整理できる。

目的意識を持って会合に臨んでくださるので、
具体的なアクションが浮き彫りになって、
濃い時間になる。


年度や月の目標を意識される方は多いと思うけれど、
日々のゴール、会議ごとのゴールの単位で
意識を持ち続けられる方は少ないと思う。

私も、お仕事に行くときは強く意識するけれど、
自分の仕事の進め方については、
全くといっていいほどできていない。
私も1個人事業主。
経営者マインドを見習って、磨きます。

2011.01.09

宵戎で商売繁昌祈願

今年も、今宮戎神社(えべっさん)に商売繁昌の
お詣りに出かけた。
連休のせいか、参道も境内もものすごい人。
押されながら前に進み、しっかり今年のお仕事の
宣言をする。

福笹は、枝ぶりがいいのが渡されるタイミングを
しっかり狙って手を伸ばし、いいのをゲット!
福娘さんに吉兆をつけてもらう。
定番の熊手や箕に加えて、
初めてみたデザインのもつけてもらう。

SasaKiccho

お部屋に飾ると、左右のバランスがよくて、
クリスマスツリーみたい。

私の今年が始まった。

2011.01.08

[お知らせ]大阪狭山市で創業セミナー

調べ物で商工会のサイトを見たら、
月末に担当する創業セミナーの告知を見つけました。


大阪狭山市商工会創業セミナー

日時:1月25日(火)18:30-20:00
場所:ジェイコム関西
     南海高野線「金剛駅」徒歩1分
受講料:無料
定員:先着15名
講師:福住昌子(中小企業診断士)


サイトには、「創業相談」と記載されていますが、
タイトル通り、「セミナー」です。
わずか90分ですが、
自分で何か事業やお店をしてみたいなぁと
思われている方向けに、ポイントをギュッと濃縮して
お伝えします。

後日、商工会で個別にご相談をお受けすることも
可能です。当日、ご相談ください。

ご案内は、「こちら
お問い合わせ、お申し込みは、
 大阪狭山市商工会 TEL:072-365-3194

お近くのみなさまのお越しをお待ちしています。

2011.01.07

年越しのクリスマス飾りに、組織活性化を思う。

1月7日。
お正月気分も抜けるころになって、
近所の病院のクリスマスのイルミネーションが
ようやく外された。
年末からは点灯はされていなかったものの、
「Merry Chirstmas」のプレートやサンタさんが
飾られたままになっていて、気になっていた。
お正月飾りもない。

この医院が開業したころは、
隔週くらいで花壇のお花が植え替えられて、
クリスマス飾りも早くから点灯して、毎年増えて、
翌日にはきれいに撤収されていた。
車が大きな駐車場に入りきらないほど並んで、
遅くまで診療が続いていた。

それが、この秋くらいから、
お花があまり植え替えられなくなって、
クリスマスの飾りも12月に入ってから短期間で、
駐車場も空いていて、診療も早く終わっていた。

一番ひっかかったのは、職員さんの変化。
以前は、周りを掃除される姿をよく見かけたし、
通りかかる人にも明るく挨拶してくださったのに、
最近は、たまに見かけても、顔を伏せて、
避けるようにして足早に去られる。

経営がうまくいっていないのかなと気になる。


店舗や企業の外からは経営数値は見えないのに、
外回りの環境や従業員さんの雰囲気が
見事に内情を表しているのを感じることが多い。

数年前、毎年同じ季節に研修にうかがっていた
企業さまもそうだった。
最初は、社員ではない守衛さんも丁寧な応対で、
社員さんとすれ違うと、大きな荷物を運んでいても
足を止めて笑顔で挨拶してくださって、
なんて好感度の高い会社なのだろうと感激した。

ある年、守衛さんも少し横柄で、社員さんたちも
殺伐とした雰囲気で、印象が一変した。
その後、その企業さまの業績が急降下したという
記事が新聞に出た。


うまくいっていないから、雰囲気が悪くなるのか、
雰囲気が悪いから、うまくいかなくなるのか、
一概には言えないかもしれない。

ただ、変えるなら、業績を上げるより、
気持ちや行動を変えるほうが、取り組みやすい。
気持ちが明るくなって、笑顔のスイッチが入れば、
業績を上げるアイデアも、きっと浮かびやすい。


私が組織活性化や人材育成に携わっているので
そう思うのかもしれないけれど、
うまくいかないときほど、どうしようもなくなる前に、
私たちのような外部の人間を活用してほしい。
早いうちに空気が変わり、打てる手がたくさん
見つかると思うから。


医院で撤収作業をする業者さんを見上げながら、
そんなことを思った。

2011.01.06

うさぎづくしの女子会

お世話になっている中小企業診断士の先輩と
9ヶ月ぶりの2人女子会。
  関連記事:「2人女子会」(2010.05.09)

卯年でもあり、野菜メニューも多くて、
以前からここは女性どうしで行きたいと思っていた
創菜ダイニング卯乃家ヒルトンプラザウエスト店
いっぱいしゃべって、いっぱい食べる。


お皿もウサギ。生湯葉春巻きもよく見るとウサギ。

PlateYuba

もちもちの食感のお豆腐もかわいい&おいしい。
デザートは、「これ、写真撮りたいよね。」と
お約束のように、うさぎの大福アイスをオーダー。

TofuDaifuku


店員さんは中国系の方が多くて、
ひざまずいてオーダーをとってくれて、
「かしこまりました」「ごゆっくりどうぞ」など
正確には言えていないけれどとっても丁寧に、
笑顔を絶やさずに接客してくれる。

同業者どうしなので、つい
「日本人でもなかなかここまでできないよね。」と
お仕事の苦労話も混ざる。

けれど、お店の雰囲気とメニューのかわいらしさで
私たちの会話も、なぜか女子トークが炸裂。
長年のおつきあいで、話す機会も多かったのに、
こんなに女子っぽいトークをしたのは初めてかも。


Kittyすっかり満足した帰り、
先輩からキティちゃんの
お土産をいただいた。

今年初キティちゃんです。
いつも気にかけていただいて
ありがとうございます!

元気をチャージして、
今年もがんばれそうです。

2011.01.05

エンジン始動

Komaお仕事始めと同時に、
新しいお仕事のご依頼や、
キャンセル、
日程変更のご連絡やご相談、
などなどが
あちらこちらから入り始める。
その影響で、私も別の方に日程調整をお願いする。

新年早々、お声がけいただいたり、
日程調整のご相談をご快諾いただいたりして、
みなさま、ありがとうございます。


プライベートのお誘いや、キャンセルもあって、
私の手帳は朝から何度も書き換わっていく。
キャンセルは残念だけど、
お仕事の予定が増えてスケジュールが埋まって
いくのはなんともうれしい。
自分が世の中に存在していることを実感できるから。

やっぱり私の幸せの元はお仕事だ。

昨日の新月の願いにも、
この1ヶ月、スケジュールの空きがなくなるくらい
忙しくなるように願った。

ついでに、今日空いた日や時間も、別の予定で
埋まりますように~

2011.01.04

感謝の仕事始め

Heart2011年のお仕事始めは、
自宅で、調査の原稿作成と、
来週末の研修のレジュメを作成。

とりかかる前に、
お世話になっているお仕事先、
クライアントさん、
公私ともに応援してくれる先輩方や
友人たちのお名前をリストアップして
マッピングしてみた。

年末から、
おみくじで「引き立て」というキーワードが出たり、
年明け早々、
尊敬するメンターとメールのやりとりが続いたり、
年賀状であたたかいメッセージを受け取ったりして、
感謝から今年をスタートさせたかったので。


今年も大勢の方に見守ってもらっているなぁと
感謝の気持ちに満たされて、
お客さまのお役に立ちたいという気持ちとともに
パソコンに向かうことができた。

人とのつながりを感じると、
私のモチベーションが内側から満ちあふれ、
つながりが切れたように感じてしまうと、
モチベーションも切れる。

元気がなくなったとき、このマップを眺めたら
自分で元気のスイッチを入れられそう。
新年早々、いいしくみを見つけた。
幸先のよいスタートを切れて、
あらためて、いつもお世話になっているみなさまに
心から感謝します。
ありがとうございます。

2011.01.03

伏見稲荷の鳥居をくぐる

お友達と伏見稲荷大社にお詣りに行く。

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駅から続く参道は人でいっぱいで、
門から本殿までは、なかなか前に進めず、
ゆっくりゆっくり近づいていく。
参拝者が鳴らす鈴の音が頭上で鳴り響いて、
大きな神社ならではのにぎやかなお詣り。

友人がお札を選んでいると、巫女姿の方が
「今なら、商売繁盛と家内安全が両方入った
 新春大札が、同じ2000円になっています。」と
TVショッピングみたいなノリで勧めてくれたのが
おかしかった。
商売繁盛の神様だけに、セールストークも
ありがたいのかも。

ToriiFushimi2

奥に回って、千本鳥居をくぐる。
歩いても歩いても鳥居が続く。
鳥居のすぐそばは、実はかなりの山道で、
だんだん空気が冷えてくる。
透明な空気感が気持ちいいけれど、
運動不足の私には、なかなかハードな登山になる。

四ツ辻までがんばって歩いて、茶店で一休み。


一緒に行った友人とは、10数年の仲良しさん。
出不精の私をあちこちに誘ってくれたり、
何でも話して相談にのってもらったり、
車がないと行けないところに連れて行ってもらう、
大切なお友達。
でも、10日後には関東に引っ越してしまうので、
とってもさびしい。
新しい門出を祝い、
新しいお仕事の成功を祈りつつ、
離れていても応援しあえるといいなと思う。

1日つきあってくれてありがとう!

2011.01.02

手水舎と鳥居に出会う

Okazariバスを乗り継いで、
地元の神社に初詣に行く。

静かにお参りを終えて、
小さな神社で
散策するスペースもないけれど、
もう少しこの神社で過ごしたくて、
人通りのない端っこの通路を歩いてみた。

すると、ひっそりと手水舎がある。

えぇぇ! やっぱりあった!


一昨年に産土神社を調べてもらったときに
ここが私の鎮守神社だと教えてもらって、
昨年初めてここに初詣に来た。

そのとき、手水舎が見当たらなくて、
お賽銭箱の横にいたガードマンの方に尋ねた。

「手、洗うとこ? あっちにトイレありますよ。」と
言われて、愕然とした。

手水舎がない神社なんてあるのかな?と思いつつ、
神社のガードマンさんが言われるならそうなのかなと
不思議に思ったのを思い出す。


手水舎の向こうに、昔ながらの鳥居もあったけれど、
柵でふさがれていて、通れなくなっていた。
今は、境内の横の通用門を通るようになっていて、
誰も近寄らなくなっているみたい。

なんだか、神様がさびしがられている気がして、
手水舎で清めて、鳥居に手を合わせて帰った。

今年、手水舎と鳥居に出会えてよかった。

来年からは、こちらに回ってからお参りしよう。

2011.01.01

扉を開ける年

Nengaあけまして
おめでとうございます。

「卯」の文字には、
門をこじあけるという
意味があるそうです。


私は今年、どんな扉を開けるのでしょう。

浮かんできたイメージは、renew.

未知の世界の飛びこむイメージよりも、
何が本当に大切なのか、再確認したり、
必要なエネルギーを補給したり、
ばらばらになっているものを再構築したり、
これまで積み上げたり蓄積したりしてきたものを
もう一度よく見つめて整理しながら進んでいくと
そこに扉がある、
そんなイメージが浮かんでいます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

    ひとのわは、
    ビジネスとこころの
    パートナーとして、
    人材育成、
    組織・チームづくり、
    コミュニケーションに関する
    コーチング、
    コンサルティング、
    参加型研修・講演を
    通して、
    一人ひとりが持っている
    大きな力を引き出し、
    組織やチームのビジョンも
    個人の夢や目標も
    叶えられるよう、
    全力で支援します。

    ・中小企業診断士
    ・国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)
    ・CRRグローバル認定プロフェッショナル・システムコーチ(ORSCC)
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