間違えて教えたかも
夕方、最寄駅でバスを待っていると、
「○○ホールはどこですか?」と尋ねられました。
聞き覚えがなかったのでそう答えると、
「駅前の商店街をまっすぐ行ったところにあると
聞いたのですが。」とおっしゃいます。
黒いコートの襟元からパールのネックレスが見え、
黒いバッグをお持ちだったので、
葬儀の会館を探されているのだと気づいました。
「会館の名前はわからないのですが、
この先を左に曲がると葬儀会館はありますが。。。」
他の方にも確認したかったけれど、
バス停には他の人がいなかったし、
近くのお店は全部閉まっていて、誰にも聞けません。
気になったので、帰宅してネットで調べてみたら、
駅をはさんで、どちら側にも葬儀会館があります。
どちらの会館も、ホールという名前がついていて、
どちらも、駅前商店街をまっすぐ行ったところで、
駅から10分くらいは歩きます。
彼女が探していたのは、どちらだったのでしょう。
もし反対側を教えていたら、
この冬一番の風が冷たい寒い日に、
かなりの距離を戻らないといけなかったはず。
時間も気になるはずだし。
ご親族かお知り合いの悲しみの日に、
この寒さはこたえたと思います。
生活者として、地元で目印になる建物くらいは
知っておかないといけないと反省しました。
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