あり方を学ぶ
昨年8月から学んできた組織やチーム向けの
システムコーチングORSC(Organization and
Relationship Systems Coaching)の講座では、
スキルやツールもいっぱい学んだけれど、
アメリカ人リーダーのあり方から多くを学んだ。
組織やチームを扱うシステムコーチングでは、
個人の心や意識の変化以上に、
場全体の雰囲気の変化を見ていくので、
その場をリードするコーチのあり方が与える影響も
とても大きい。
リーダーたちの存在そのものが素晴らしいし、
立ち振る舞いやことば、視線、表情などなども
1つ1つがすばらしくて書ききれないけれど、
その中の1つは、ことあるごとに、
私たちが使うことばを使おうとしてくれること。
相手が使うことばを使う。
コーチングやコミュニケーションの基本とはいえ、
リーダーはアメリカ人で、私たちは日本人。
準備して練習された自己紹介や挨拶だけでなく、
コース中に私たちや通訳の方が使われる日本語を、
とっても楽しそうに真似してくれる。
おはようがOhio(オハイオ州)だったり、
「人間万事塞翁が馬」と訳されたのを聴いて、
bungee とおっしゃったり、
私たちの話に「ソウダネェ」とあいづちを入れて
柔らかい表情で聴いてくださる。
リーダーの熱意と遊び心が伝わって、
場の空気が和んで軽くなり、
新しいことを吸収する余裕が生まれる。
こういう場を創りたい。
まだ今は、習ったことを実践していくだけでも
いっぱいいっぱいだけど、
目標は高い高いところに置いて、前に進みます。
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