時間感覚
ある企業さまの試験で、
その場でプレゼンテーションをしていただいた。
1日に大勢の方を担当した中で、お1人、
2回話していただいて2回とも、
1分のタイマーぴったりで終えた方がいらっしゃった。
その場で与えられた課題を読んでまとめたり、
数名のディスカッションの結論を発表したりするので、
事前に原稿を準備して丸暗記することはできない。
持ち時間の指定もその場で行う。
手ぶらで部屋にお越しいただくので、
目の前には時計もタイマーも何も置かれていない。
話の筋が通っていて、収束して終えられたので、
小手先のテクニックでのりきったわけでもなさそう。
時間の感覚を相当練習して磨かれたのか、
絶対音感のような、絶対時感があるのかもしれない。
人前で話す仕事をする一員として、
私も時間感覚を磨かねばと気持ちが引き締まった。
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