自分が元気でいること
専門機関でのメンタルヘルス研修。
比較的若手の職員さん向けで、
メインテーマはセルフケア。
こんなときだからこそ、しっかり自分を見つめて、
心の平穏を保つ方法を見つけてほしい。
とはいえ、
哀しみや怒りのケアを多く扱うほうがいいのか、
みなさまは心の奥で何を求めていらっしゃるのか、
朝からずっと研修会場に意識を向けながら、
これからお会いするみなさまを思い続ける。
さらに研修のオープニングトークで、
ゆっくりと思いを語りながら、会場の心の声を探る。
今必要だと思うこと、正解だと思うことに心を砕いて、
持ち時間をぎりぎりいっぱいまで使う。
私はいつも、クロージングトークは、場を感じながら、
その場でつくる。
今日、口をついて出てきたことばは、
こんなときだからこそ、
まず、自分が元気でいることに、力を注いでください。
人の力を借りてでも、笑顔になってください。
それが周りに広がって、人を元気にできます。
自分が元気でいることは、周りへの大きな貢献です。
自分のことばを自分で聴きながら、
誰か別の存在が、今の私自身に言い聞かせている
ように感じた。
そこに立つまで、考えたこともなかったし、
今の私に必要なことだったから。
みなさまから私が受け取ったメッセージだったの
かもしれない。
涙ぐむ人が見えた。
笑顔も見えた。
私も、自分で語ったとおり、
自分が元気でいることにコミットしようと決めた。
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