アンバランスな福笹からの学び
今年のえべっさんでいただいた福笹は、
左右がアンバランスで、部屋に飾ると傾いてしまう。
例年、枝ぶりのいいものをいただいてので、
この枝を渡されたとき、ちょっとがっかりした。
私がお詣りしたのは午前中で、とても空いていたので、
次の笹に交換してもらおうかなとも、一瞬思った。
でも、本殿にお詣りした後だったので、
これが神様から私へのメッセージなのかもしれないと、
受け取って帰った。
部屋に飾って、夜中に眺めていて、ふと思った。
もしこれが1本の木なら、
上にまっすぐ伸びて、左右に大きく枝を広げようと思うと、
地中では広く深く根をはらないといけないはず。
柔らかい土のほうにだけ根を伸ばして、
石があって固いほうを避けていたら、
幹や枝の成長を支えられなくなる。
屋号もつけて、新しいことに挑戦するのなら、
今まで目を向けなかったところも努力しなさいという
メッセージなのかな。
そう思うと、今年の笹がいとおしい。
わざわざ私の元に来てくれてありがとう!と
感謝して手を合わせた。
« 2012年のえべっさんは残り福へ | トップページ | 簡易加湿器大活躍 »
コメント