診断士向けのコーチングセミナーで学び合う
中小企業診断協会大阪支部で、
「中小企業診断士が現場で活用できるコーチング」の
セミナーを開催した。
同じ中小企業診断士で、大先輩も大勢いらっしゃるし、
参加者の層も、
企業内で活動されている方、
独立してコンサルタントをされている方、
事業を経営されている方、とさまざまで、
扱ってほしいとご依頼いただいたテーマも、
社内の部下育成、
顧客との関係づくり、
営業先でのコミュニケーションなど、多岐にわたる。
なので、直前まで何度もプランをを組み替えながら、
当日どんなリクエストをいただいても対応できるように
ゆるやかに構成したレジュメと、
思いついた演習ができるように小道具をたくさんと、
同業者のみなさんに役に立ちたいという私の願いを
いっぱい携えて、会場に向かった。
できるだけ、
みなさまのご要望を
全部取り入れたくて、
最初の演習は、
「今日、一番得たい
ものは何?」という
問いから始めた。
書いていただいたからには、
「一番得たいもの」は持って帰ってもらいたい。
これは、私自身への大きなチャレンジでもある。
コーチングってどんなものか知りたい、
真のニーズを聴きたい、
うまく質問して思いを引き出したい、という声に応えて、
ペアワークよりグループ演習のスタイルで、
気持ちや価値観を聴きとる練習や、
質問してモチベーションを上げる練習をする時間を
たくさん組み入れた。
他のご要望にも、私の体験談や事例を語る形で
なんとか全項目を網羅した・・・と思う。
真剣にご自身の課題を見つめてくださったみなさまに
たっぷり支えていただいて、
狙っていた「学び合い」の場になったかなと思う。
どうもありがとうございました!
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