船場の仲間の居場所に帰る
肌寒い春の日、
中小企業診断士の受験生時代からつながっている
「船場総研」の総会に出向く。
気ごころが知れた仲間たちとの年数回の集まりは、
実家に帰省するような、懐かしくて温かい場所。
近況を順に語るだけで、
うれしいことを話しても、困ったことを聴いても、
年齢もお仕事も環境も性格もばらばらで、
1年以上ぶりに会う人も多いのに、
ずっと近くにいてもらったような安心感が漂う。
この仲間には、
お引っ越しプロジェクトの苦戦ぶりも、
お仕事のお悩みも、家族の介護のことも、
おもしろおかしく笑って話せて、元気になれる。
昔の共通の懐かしいお話も、
これから叶えたい、大きすぎる夢も、
なんのてらいもなく、ぽっと口に出せる。
私は親戚づきあいがほとんどなく育ったけれど、
親戚の集まりって、こんな感じなのかな。
ちょっとくらいのことでは揺らがないつながり、
私にとって、自分を確認できる貴重な仲間。
来年の総会でも、また楽しい近況報告ができるように、
自分の場所に戻って、がんばれそうです。
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