「一枚のハガキ」を観る
「一枚のハガキ」をDVDで観る。
昨年のキネマ旬報の第1位ときいていて、
大竹しのぶさんが好きなので、
DISCASで予約していたのが届いたから。
最初のほうのシーンでタイトルの意味がわかって、
ストーリーも想像できる展開だったけれど、
大竹しのぶさんの壮絶な演技に、
目が離せなくなって画面に見入ってしまう。
見終わって、ネットの映画サイトを見に行くと、
「新藤兼人監督の遺作になった」というタイトルが
いくつか並ぶ。
キネマ旬報のランキングが発表されたとき、
「毎回、遺作と言って作品を発表されますね。
100歳になっても、次の遺作を発表するのでは?」
というコメントがあったので、
そのことかと思っていたら、
なんと、5月29日に亡くなられていたらしい。
他の作品を知らずに書くのもはばかられるけれど、
見ごたえのある作品を遺作として遺されるのも
大監督の本能なのかもしれないと思った。
« 中小企業総合展で少し時代を感じ取る | トップページ | 日経電子版を購読する »
コメント