人勢塾でホールシステムアプローチの会議を学ぶ
神戸大学の金井壽宏教授が主催される
「人勢塾」で新しい学びが始まる。
今年度第4期のテーマは
ホールシステムアプローチで、
システムコーチング(ORSC)を学ぶ私には、
どうしてもこのチャンスを逃したくなくて、
これから3ヶ月間、どっぷり学ぶ。
さすが大学。
膨大な資料とレクチャー。
かじりつくように必死で聴きとっていくうちに、
これまで経験則や直感でうまくいった方法で
なかなか人にうまく説明できなかったことが、
文献や理論を知って、納得感が高まる。
今日、演習を通して一番印象に残ったのは、
意思決定のプロセスに
参加して決定することの大切さ。
ホールシステム(関係者一同)が集まって、
プロセスに参加して納得して決めたことなら、
実行に移すときにもがんばれるし、
たとえ失敗や60点のできばえでも納得するし、
よりよくするためにどうしたらいいのか、
前向きな気持ちで主体的に取り組める。
一方、上から一方的に与えられた決定事項は、
どんなに素晴らしい考えで結果が正しくても、
納得感も感動や感激も薄い。
失敗すると、人のせいにしたくなる。
組織開発に、
会議のあり方が大きく関係する理由、
対話によって意思決定する大切さ、
全員参加の意味などを、
実感を伴って、深く腑に落ちた。
「会議のリーダーが知っておくべき10の原則」
マーヴィン・ワイスボード/サンドラ・ジャノフ 英治出版
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