できないことを伝える大切さ
初めて利用したクリーニング店に、
夕方、今日できているはずのスーツを取りに行くと、
まだできてなかった。
そのお店は、原則翌日仕上げで、
当日仕上げのクイックサービスもしているのに、
繁忙期だからと「2週間先」を指定されて、
今日まで待ったのに。
できない約束ならしないでほしい。
守ってもらえるものと期待するから、
守られないときに、裏切られた感や失望が大きい。
もしこれが、
「当店は店内の工場で丁寧に仕上げていますので、
日数をいただいています。」などと書かれていたら、
最初からお店の特徴を理解したうえで、
急ぐものは別のお店を利用して、
扱いの難しいものや丁寧に仕上げてほしい大切なものを
日数に余裕をもってお任せできる。
「当店は、職人が1点1点美しく仕上げるために、
当日や翌日仕上げは行いません。」くらいに
自信を持って堂々と宣言されたら、
むしろ、お店や職人さんのファンになって、
仕上がりを楽しみに待つし、人にもおすすめすると思う。
かっこよくPRすることも多少は大切かもしれないけれど、
できないことはできないとはっきり伝える誠意が
お客さまとの信頼関係をつくっていくと思う。
さて、
お仕事用のスーツは、
シーズン中に何度かクリーニングに出して着たいので、
早くてきれいに仕上げてくれるお店を探さなきゃ。
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