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2012.06.10

人勢塾で、打てば響くファシリテーションを学ぶ

人勢塾第4回は、ペッカーさんのドラムサークル。

ドラムサークルは、コーチングのイベントや
リーダーシッププログラムで3回くらい体験して、
毎回、とっても苦手でつらい思い出しかなかったので、
人勢塾のプログラムの中で、唯一憂鬱な日だった。

でもせっかく参加するので、
ペッカーさんのファシリテーターとしての関わり方を
しっかり学ぶ、私なりの目標を立てて臨んだ。


ペッカーさんは、
オープニングから、どんな小さなことも見逃さず、
参加者のほめポイントを探して、ほめ続ける。
活躍した個人だけでなく、グループ全体をほめる。

開始前から楽器を叩いていると、モチベーションが高いと、
時間通りに集まれたのは、リズムがあっているからと、
全員の音とリズムが合うと、うまい、すばらしい集団だと、
毎回毎回ことばを変えて、
何回ほめてくれたか数えきれないほど、ほめ続ける。

プロのミュージシャンなので、
お手本を見せるほうが簡単なはずなのに、
参加者に音を出させて、いいところを見つけてほめる。

中盤、後半は、踊りながらグループを繊細に目配りして、
できそうな人をタイミングよく見つけて、ソロ指名する。
活躍した人をたたえるだけでなく、集団全体にも拍手する。

慣れてくると、ほとんど指示を出さず。
出だしだけファシリテートして、みんなに任せて気配を消す。


チームビルディングにも役立つと思うけれど、
メンターやインストラクター、管理職など、人の上に立つ方が
学ぶと、人との関わり方が変わると思った。

先輩である自分と比べて、部下を未熟扱いするのではなく、
熟達者だからこそ、成長のプロセス、可能性を見極めて、
ピンポイントでほめて、モチベーションを引き出す。


「打てば響く人と仕事しよう」「響かない人は響かせよう」と
締めくくりの言葉が、身体の中で響いています。

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プロフィール

  • ひとのわ 福住昌子

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    ・CRRグローバル認定プロフェッショナル・システムコーチ(ORSCC)
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