松尾睦先生の講演で、ぐさっと刺さる感覚を持ち帰る
雨の中、
HRサミット2012大阪に、
神戸大学の松尾睦先生の
「社員が成長し続けるための
人材育成のプロセス」を
聴きに行く。
昨年秋に神戸大学の
研究会でお話を聴き、
関連記事:「マネジャー育成の講演に刺激をいただく」(2011.11.06)
著書「経験学習入門」を読んだうえで、
「経験学習」入門 松尾睦 ダイヤモンド社
今回の講演を聴くと、
成長が止まってしまう「昔のヒーロー」や
若手社員が就職数年で辞めてしまう大きな要因に
「成長実感」が感じられないこと というところが
強く印象に残った。
上司や研修講師の大事な仕事は、
部下や研修参加者の方に
職場での経験や研修での体験での気づきや学びを、
いかに成長実感につなげるか、だと
改めて思う。
学ぶ力のモデルのうち、自分の課題を探る演習では、
私は、リフレクションが弱いなぁと、ドキッとした。
ついつい私は、new & nextに意識が向きがちなので、
今をじっくり味わったり、過去を振り返ったりすることが
疎かになる。
今年はたくさん学びに時間を割いていて、
宿題や予習、レポートに追われているだけに、
意識的にリフレクションの時間をとっていかないと、
本当の学びにつながらないなぁと、
ぐさっとささる感覚をお土産に会場を後にした。
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